強みを引き出す

話し方コンサルタント池田弘子です。

 

昨夜は瀬戸内海の夕陽を眺めながら

素敵な音楽とお食事を

楽しんできました。

坂出ベイマリーナ。

当たり前のようにそばにある

瀬戸内海の美しさを

改めて感じることができましたよ。

 

最後に写真を貼っておきますね。

 

皆様もぜひ行かれて下さいね。

素敵なマリーナ。

30年ちかく親しくさせて頂いている方が

ここのオーナーです。

9月「美しい瀬戸内海を愛でる会」にて

お話に来て下さいます。お楽しみに!

 

メルマガを読んで・・・ということで

メッセージたくさん頂いてます。

過去にレッスンを受けて下さった方々から

久しぶりにお電話を頂く方もあり!とても嬉しい。

 

快諾頂き、内容ご紹介しますね。

池田先生、先ほどは久しぶりにお元気そうなお声を

お聞かせいただき嬉しかったです。

 

個人レッスンの際には大変お世話になりました。

 

経営者の悩みは一つ解決すればまた一つと

いくらでも湧いてきます。

 

先日書かれていた女性経営者の方の

お話、読んでいて

うちもそうだと思いました。

 

先生に部下への指示の仕方を教えて頂き

その悩みは自分自身がそもそも

「察してくれてあたりまえ」

思っていたことに根本的な原因があったと理解しました。

 

知ってからは、指示してないのに

できるわけないよね、と考えるようなり

一人でイライラすることは

なくなりました。

 

気になっているのは

私自身が、社員やパートさん、外部の業者さんなどに

優しくし過ぎているのか

なんでもいいよいいよと

通し過ぎたのか

収集がつかない状態の職場

なっていることです。

 

具体的に言うと

社員やパートさんの遅刻や当日に「休みます」連絡が

増えています。

前任者の仕事の引継ぎ事項も

勝手に削除して減らされていることを

最近発覚しました。

 

店の外は掃除しておいて下さいと

伝えてはいるのですがいつもゴミだらけ。

 

割れている花瓶にホコリが溜まっているのも

誰も引っ込めず結局かたずけるのは私。

 

お客様から頂いた果物があったのですが

私は出張で2日ほどでかけいました。

 

私に報告もなくパートさん同士でわけて持ち帰ったことを

あとで他の社員から知らされました。

お客様にお礼を伝えないといけないのに

報告もなく、です。

 

パートさんの仕事にもノルマはありませんが

ある程度これくらいの仕事は

この日までに仕上げて欲しいという気持ちは

あります。

 

でもなかなか自分のペースでやられてしまい

こちらの望むスピードでは仕上がってきません。

 

どんどん新しい仕事を覚えて

まかせたいことがあるのですが

新しいことを覚えるのは嫌なようで

「今この作業で忙しいです」と

後回しです。

 

パートさんが帰った後、仕事内容を見てみると

そんな雑用にそこまで時間かけなくてもいいのに

と思うことがいっぱいです。

 

そこじゃないんだけどな・・と

言いたい気持ちはありますが

グッとこらえて自分ができることは

自分がやってしまいます。

 

これも自分の癖だと思います。

 

言いたい事の10分の1も言えていません。

自分が上司なのに部下に言えないなんて

おかしいよね、と自分で突っ込んでしまいます。

 

先生にこのタイミングで

お電話できてよかったです。

 

早速書き出してみます。

私が部下にどう動いて欲しいのか?

それに対して今現在の状態はどうなっているのか?

 

頭の中でこんがらがっていることを

紙に書きだしてみなさいと

何度も教えて頂いたけれども

またすぐに自分の頭の中でグルグルモヤモヤして

消化不良で

まあ、いいやとなってそのまま放置するところでした。

仕上がったらご報告させて頂きます。

また、しばらくお世話になります!

人間の性質として

「悪いふるまいは周囲に伝染する」

ということです。

 

あなたにも体験はありませんか?

 

たまにしか遅刻していなかったのに

遅刻しても許してもらえたり

なあなあにされていると

「まあ、いいか」

と思い出すことが。

 

そして

それは普通になるんです。

 

受け入れがたい行為だったとしても

「今回だけよ」とたまに認めてしまうと

その行為は日常になります。

 

そして悪い習慣は

周囲に伝染します。

 

そうなるのは時間の問題です。

 

面白いけれど

笑えない話があります。

ご夫妻で勉強会に来て下さった時に

お話下さったエピソード。

 

この会社はさまざまな倉庫を

輸入して売っているお店。

 

高額な商品もたくさんあります。

店舗にはいくつもの倉庫を

展示しています。

 

社長としては

いろいろな方に見に来てもらって

興味があれば中に入ってお茶でも飲みながら

商談を進めたいわけです。

 

しかし、そこのスタッフは

金曜日の夕方や土曜日の夕方になると

新規の展示の見学の予約を

受けていませんでした。

 

理由は

17時などに予約を受けてしまうと

私たちが帰るのが遅くなるかもしれないから。

 

どうも新規の方が見に来ないなと

思っていたら

そもそも予約を断っていた

ということがわかったんです。

 

金曜日と土曜日は16時までしか

予約は入れない。

新規は午前か昼間はやい時間まで。

という暗黙のルールが

あったという話です。

 

そんなバカなと思いますか?

そんなことはありません。

 

私が相談を受けている経営者の方々の

お話をうかがっていると

こんな話はいくらでも出てきます。

 

ある会社では

ベテラン社員のお局様が

そこの社長よりも内部を仕切っており

若手の気に入らない子が入って来たら

いじめて辞めさせてしまったり

なんてことは

どこの職場でも、起こっています。

 

私に元に相談にお越しになる

経営者の方々は

みなだいたい

「優しい」

というより

「優しすぎる」

という印象があります。

 

優しすぎる

というのは

「甘い」ということでも

あります。

 

きっとこうしてくれるだろう

と期待している

でも、指示はしない

でも、ルールは作らない

だから、そうじゃないことが起こった時に

「どうしていうことをきいてくれないんだろう」

腹が立ちます。

 

社員に「好かれたい」があまりに

社員に甘く

好かれることが第一の仕事のように

なってしまいがちなのが

優しすぎる経営者です。

 

 

でも、知っておかないといけないことがあります。

 

優しい社長を

社員は喜んで受け入れてくれます。

 

でも、

「この人の言うことをきかないといけない」とは

思いません。

 

「別にいいんじゃない、適当で」

となってしまいます。

 

割れ窓理論というのがあります。

部下に指示ができない社長|強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

環境犯罪学で有名な説です。

 

「割れた窓を放置しておくと

注意が行き届いていないというサインとなり

いずれ周囲の窓も割られる」

というものです。

 

これは

人にも職場にも

当てはまります。

 

規律がしっかりしている職場と

適当に従業員任せにしている職場では

小さな悪習慣の感染度合がまったく違います。

 

人も同じです。

 

自分を大切に意識を払っている人には

攻撃をしないけれど

服装もぼさぼさで言葉遣いもぞんざいな人であれば

「この人は何を言っても大丈夫」と

いじめの対象になったりということが

起こります。

 

 

あなたがもし経営者で

従業員のふるまいや態度が

ご自身の望むものでないとするなら

話し方

歩き方

振る舞い方

仕事の仕方

明確な言葉

実際の事例を挙げて説明し

教え指導する

ということを

怠っている可能性があります。

 

もし

それをやっていないのなら

従業員自身が

自分自分で考えた

やり方で

仕事がすすめられるでしょう。

 

だって教えていないものを

どうやって

できると言うのでしょう?

 

 

従業員は

宇宙人のように

社長の頭の中を察して

社長の望む通りに行動してくれるはず

と思い込んでいると

フタをあけると大変な事態になっています。

 

 

して欲しいことは

自分の口で言葉にして

伝える

これが基本です。

 

それをせずに

「どうしてあの人はああなんだ」と

怒っていても前には進みません。

進まないどころか

衰退です。

 

表面上はうまくやれていると

見えていても

フタをあけると

内部は大変なことになっていた

という社長さんの話は

いくらでもあります。

 

社員を一人でも雇うのであれば

使う言葉を

ちゃんと定義しておく必要があります。

 

私がこの人を雇うのはなぜ?

です。

彼(彼女)を一人雇うことにより

自分一人でやるよりも

何倍かの利益をもたらしてくれるから

ですよね。

 

寂しいから、雇うわけでもなく

仲間が欲しいから雇ったわけでも

ありません。

 

 

そして職場は

クラスメートで仲良しになる場ではなく

仕事をするための場です。

 

 

こういうことをも

長年勤めている人がいたりして

人間関係にもめはじめると

その基本を忘れます。

 

 

女性が多い職場になると

あの人が嫌い

あの人がいるなら私辞めます。

あの人ばかりえこひいきして許せない

こんなもめ事いっぱいでてきます。

 

 

その時に

優しい女性社長だったり

優しい管理者は

「そう、それはつらいわね」と

聞き上手を発揮してしまいます。

 

さんざん聞いてあげて

自分は気分が消耗し

上司には評価されないということが

起こります。

 

 

これは仕事です。

 

ということを

毅然と言えなくなっていると

必ずなめらます。

 

一度なめられると

何を言っても相手は聞きません。

一度なめると

やりたい放題です。

 

 

割れた窓を

そのまま放置していませんか?

 

今週末の知ったぶり講座のテーマはお伝えした通り

「嫉妬と妬み」です(怖)。暑い夏にピッタリの涼しくなるお話です。

 

こんな方にお越し頂きたいです。

□気になるあの人の本音を見抜きたい人

□妬みから身を守りたい人

□嫉妬してしまう自分の心をクリアにしたい人

□苦手な人とうまく付き合えるようになりたい人

みなさまとお会いできること楽しみにしていますね!

 

昨夜の坂出ベイマリーナでの写真です。

 

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この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

 

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

 

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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女性経営者、夫婦経営されている奥様の

個人レッスンが増えています。

私のレッスンは私が住んでいる香川県以外の方が

ほとんどです。

同じ境遇で同じ悩みを共有してみたい

何の利害関係もない方同士と

意見交換したいという声が多く

いくつかグループでお会いできる機会を

考えています。

私もそこで話したいという方は

ぜひメール下さいね。

今回は

経営側にいる女性に

限らせて頂きますね。

女性ですので男性と同じやり方では

ダメです。そのあたりを

お食事しながらお話しましょうね!

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。