強みを引き出す

話し方コンサルタント池田弘子です。

 

今日は自分の仕事が

うまくいく「コツ」

お伝えします。

 

うまくいく前にまずは

その仕事が自分のもとへ

やってくる

ようにならないといけませんね。

 

そもそも仕事がこないと

うまくいかせようも、ありません。

 

 

 

先日ね、

私の元にレッスンにお越し下さっている

女性経営者お2人と

男性経営者お2人で

夕食をご一緒したんですね。

 

 

みなさん50代のベテラン経営者。

ご自身で社員さんも1~2人抱えておられますが

仕事内容の多くは外部の専門家に

お仕事を発注、という形態。

あとはアルバイトです。

正規はあまりとらないんですね。

 

で、みなさんの会社で

発注する専門の方々と

実際にやりとりをしたり

この方に仕事を依頼したいと

探したり決めたりするのも

会社の社員さんなんだそうです。

 

社員さんの年齢は20代、30代。

 

 

そこでね

あ、なるほどそういうことか

と思ったことがあったんですね。

 

 

この質問

私は経営者の方にお聞きするんです。

「とっても優秀だけど、使いにくい人」

「優秀ではないけど、使いやすい人」

 

どっちを選びます???

 

するとね

普通は

「そんなの優秀なのがいいに決まってる」

と思うんですよね。

 

でもね、

何年も経営者やってて

人を雇ってマネジメントすることの

大変さやストレスをある程度体験してきた

50代以上になってくると

みなさんほぼ

後者を選ぶわけです。

 

「優秀ではないけど、使いやすい人」

を。

 

使いやすいけど優秀ではない

って人は

やがて「できるようになる」んです。

 

ものすごく優秀にはならなくても

「そこそこ優秀」までにはなれる。

 

理由は

「使いやすい」からです。

 

使いやすいと、上司が感じている

ということは

「言いやすい」

「声をかけやすい」

「指摘しやすい」

ということです。

 

「教えやすい」

んです。

 

これ実際の話なんですが

祝日にあるイベントがあり

遅くなるからスタッフの人数分お弁当買ってきてって

ある社員に頼んだんですね。

 

するとその社員は

「どうして私が弁当買いに行かなきゃいけないんですか?

弁当買いにいくために大学でて資格までとって

この会社に入ったわけじゃない」

 

と文句を言ってきたんです。

 

たしかに、優秀なスキルを

持ってるんです。

 

 

あ、じゃあいいですってことになって

優秀ではないけど

使いやすい別の社員に

「お弁当人数分かってきてくれる?」って

言ったんですね。

 

その社員は

「はい!!すぐ行ってきます」

って走って買いにいきました。

 

で、優秀じゃないので

人数間違えて買ってきちゃうわけですが(笑)。

 

 

間違えて買ってきたとしても

「お前、ばかだなあ」と言いやすい。

「多すぎだろ」と指摘しやすい。

「メニューのばらつきすごすぎじゃない?」と言いやすい。

 

で、次からお弁当って言われたら

人数数えて、メニューはこんな感じで

って、教えやすいんです。

 

 

言いやすいってことは

教えやすい

育てやすい

 

 

言いにくいってことは

教えにくい

育てにくい

ってこと。

 

 

で、話はここからです。

 

 

最近は外部の方に依頼するのは

若手ばっかりなんだそう。

 

 

外部に委託する仕事を

お願いする人を探してくるのも

うちの若手の社員だし

実際に発注するのも若手の社員

現場でやりとりするのも若手の社員

 

社員が20代、30代の若手なので

外部に依頼するのも若い方が多い。

 

自分が30代なのに

50代のベテランの仕事ができる

外部の専門家は「使いにくい」んです。

 

あれこれ

文句をつけにくい

修正をお願いしたくても

言いにくい

怒りにくい

ケチをつけにくい

値段交渉もしにくい

 

これはどういうことかというと

仕事を依頼する側も

若くなっている

ってことです。

 

仕事を頼む時は

優秀なベテランより

「使いやすい」「言いやすい」人が

選ばれます。

 

優秀より

「使いやすい」ってことが

選ばれるんです。

 

 

今、50代以降のベテランのスキルがある方が

水面下では「小銭稼ぎ」をしなくては

いけない状況に陥っているケース

とっても多いです。

 

 

それだけのスキルがあって

経験もあって

なのに

選ばれていない

その理由は

実はこんなところに

あるんです。

 

 

使いやすい人

言いやすい人のもとには

仕事の話はどんどん舞い込んできています。

 

先日お越し下さった30代の女性は

WEB制作会社を退職し、

そのスキルをいかし独立。

 

彼女は超がつくほどブラックな会社で

高校卒業後ずっと頑張ってきた体験があるので

最初は「どんなことでもやります」というスタンスで

仕事を取ってきた。

 

彼女の持っている「仕事は完璧にできる」を軸に

「依頼主が使いやすい自分」

「依頼主がなんでも言いやすい自分」

徹底的に意識したんです。

 

仕事ができる×使いにくい

これはたくさんいます。

 

でも

仕事ができる×使いやすい

これは希少価値です。

 

仕事ができるようになるには

時間と経験が必要です。

どうしてもベテランになっていくんです。

 

ベテランになればなるほど

周囲は自分を

使いにくい、言いにくい存在になっていく。

 

 

依頼する側も

情報を共有しています。

 

 

「あの人はなんでもやってくれるから

使いやすいし、言いやすいから

連絡してみたらいいよ」

 

これは

個人で仕事をしている人だけの

話ではなく

会社員でも同じです。

 

 

会社員だったなら

30代ではもうはっきり差がついているはずです。

 

あなたが会社員で

上司や先輩にとって

「使いやすい」

「言いやすい」

「教えやすい」

人間だったなら

30代になればその会社で

頭ひとつ飛び出ているはず。

 

 

小さい会社になれば

社長からみて

「いかに使いやすいか」

「いかに言いやすいか」

で給料は決まります。

 

使いにくくて

言いにくい人であったなら

その人の給料は

規定通り、規則通り。

 

使いやすくて

言いやすい人であれば

他の人には内緒のプラスアルファは

いくらでもあります。

 

 

私にはこんなスキルがあるのに

私にはこんな資格があるのに

私はこんな大学を出ているのに

私はこんな勉強をしてきたのに

私はMBAまでとってるのに

これがあればあるほど

相手はあなたを

使いにくくなる

言いにくくなる

そのことを

知っておく必要があります。

 

 

で、

知って、どうするか?です。

 

50歳過ぎた優秀なベテランは

周りは使いにくくなっている

ということを

知っておく。

 

素晴らしいですね

優秀すぎますね

とは言ってはくれても

発注はしてくれない。

採用はしてくれない。

昇進はさせてくれない。

 

こんなことが

あちこちで起こってます。

 

自分はどっちをめざしていくか?

それは決めておいた方がいいんです。

 

 

逆に言えば

抜きんでるのは簡単です。

 

仕事ができる×言いやすい、使いやすい

ここを目指せば

他に競争相手が少ないわけです。

 

 

上司が最も手放したくないのは

依頼主が最も長く付き合いたいのは

「使いやすい人」

「言いやすい人」

です。

 

優秀だから

でもなく

資格があるから

でもなく

です。

 

 

相手から見て

使いやすい自分

言いやすい自分

です。

 

あくまでも

相手ありき、です。

 

 

これが

あらゆる場で

自分が選ばれるコツです。

 

私も

みなさまに

使って頂いてこそ、「私」の仕事が

あるわけです、

 

レッスンに来て下さる方から見て

「言いにくいことを言いやすい」

「恥ずかしいことを言いやすい」

「困ってる時に使いやすい」

私を意識しています。

 

 

どんなに私が勉強して

知識をためても

スキルをあげても

披露する機会がなければ

ただの自己満足です。

 

 

使いやすい人は

たくさんの人から

お仕事が舞い込みます。

使いやすくて

言いやすいからです。

 

使いやすい人は

その結果

稼ぐことができるようになります。

 

使いにくい人は

上司から排除され

依頼主から選ばれず

その結果稼げないということなり

小銭稼ぎに忙しくなってしまうのです。

 

 

大事なことは

意識です。

 

自分は

使いやすい人だろうか?

若い人に

選んでもらえる人になっているだろうか?

 

 

私がお伝えしている「母性型会話術」は

すべて

コミュニケーションは「相手ありき」

ということです。

 

 

自分ありき、から思考すると

何をやってもうまくいきません。

 

相手はどうか?

意識する方向性を真逆に変えることで

あなたの人生は

望んだように動きだします。

 

 

次回の「知ったかぶり講座」

10月29日の知ったかぶり講座は新潟より

遠藤由美子さんがお越し下さいます。

強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

由美子さんの

言葉遣い、話し方、立ち居振る舞い、目線、歩き方

そのすべてに魅了される方は多いはず。

お手本が自分の周りにたくさんいること。

これが最短で成長してしまう法則です。

ぜひ、会話をなさってご自分の中に

インストールして頂きたい。

そして

古事記の「男と女バージョン」をさらに詳しく聞きたいという

リクエスト今回たくさん頂きましたので

盛り込んでいきますね!お楽しみに。

 

池田弘子の知ったかぶり講座

会費はPAYPALにて事前にお支払いをお願い致します。お支払いが完了確認できましたら参加確定とさせて頂きますので

どうぞご理解とご協力をお願い致します。当日会場での現金のやり取りをなくしたいと思っております。ご理解ご協力

どうぞよろしくお願い致します。

 

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この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

 

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。