強みを引き出す

話し方コンサルタント池田弘子です。

 

これは地域のためになる

この事業は貧しい子供たちのためになる

この商品は自然環境のためになる

この団体のやっていることは世のためになる

 

世の中には

多くの方が

「◯◯のために」

という大義のもと

いろいろなことを行っています。

 

私もよくお話をうかがいます。

 

こんなに素晴らしいのに

こんなに役に立つのに

でも、

なかなか賛同者が集まらないんです。

出資者が集まらない。

投資してくれる人がいないんです。

 

お話をしにいくと

「それは素晴らしい!」

「あなたのやってることは

すごいことだ!」

「こんなものはきいたことがない」

と驚かれます。

 

私はそれを聞いて

「わかってくれた!よし!」と

手ごたえを感じます。

 

先方は大きく顔をうなずいて

満面の笑顔で接してくれます。

 

しかし

帰り際に

「ぜひ協賛を」

「ぜひ買って下さい」

となると

「いったん検討させて頂きます」

という回答が返ってくるんです。

 

 

という方がいます。

 

 

たびたびイベントをして

多くの人を集客している方であっても

いざ、

「一人◯◯口投資をお願いします」

と具体的なお願いをすると

1000人以上きていたのに

たった1人???ということも

実際にはよくあります。

 

 

軽いノリのイベントで

軽い飲食は楽しむけれど

そこから「地域のために」とか

「子供たちのために」という計画のために

具体的に身銭を切ってもらおうとすると

「あれ?」おかしいな

というほど

集まらなかった

ということは

あります。

 

 

お金というのは

シビアにその人の本心を表します。

 

どんなに素晴らしいと言っても

買わない。

 

営業をされている方は

体験されたことありますよね。

 

 

選挙活動も同じですね。

 

この地域は絶対確定と票を読んでいても

蓋を開けてみると

予定していた人の半分以下も

集まらなかった

ということ。

 

 

どうしてだろう?

 

こんなに素晴らしい計画なのに。

私は地域のことを本気で考えているのに

私は子供たちの将来のことを

心底考えてこれをやろうとしているのに

このプロジェクトは最高なのに。

 

おかしい。。。。

 

と嘆く人がいます。

 

ここで

嘆いている人は

人間というものが

よくわかっていないと

私は思います。

 

リーダーになろうとする人や

経営者は

どうして歴史を学ぶ必要があるのか?

と言えば

「人間」を知るため

です。

 

「正しいことをしていれば

人は必ずついてくる」

「立派な行いをしていれば

お金はあとからついてくる」

 

正論さえあれば

人は動くと思い込んでいると

苦労します。

 

「相手の立場にたって」

「感謝を忘れず」

「まじめにコツコツ」

「苦労は世のため人のため」

きれいごとしか

教えてもらっていないと

新しいルールに変わった時

途端にパニックです。

 

 

人は70%までは「利」で動きます。

25%は相手への恐怖によって動きます。

そして残りの5%が

「人間としての善意」で動きます。

 

歴史上の人物を紐解けば

こういった

エピソードはいくらでも

でてきます。

 

戦国時代は

生きるか死ぬか

の毎日です。

 

その中で生き残ってきた人たちは

いかに「人の心」を読むか?

に長けていた人ばかりです。

 

戦争は槍を持って相手を

倒していたのではありません。

 

その前に

情報作戦や

心理作戦が行われているんです。

 

2023年の今も

なにひとつ

変わっていません。

 

人の心を読める人なのか

まったく読めない人なのか

これはもう学んでいるかどうか

です。

 

才能でもなく

知ったか知らなかったか

それだけ。

 

 

だから

リーダーは

人の心を読むことを

学ぶ必要があるんです。

 

 

多くの人は

人間の性(さが)を知りません。

 

他人の「善意」に頼って

失敗します。

 

 

そして相手が受け入れてくれなかったら

相手を攻撃します。

私はこんなに正しいことをしているのに

どうしてわからなんだ

と。

 

また

自分の都合を押し付けておいて

相手が不満を言ってきたら

「私はそんなつもりで言ったんじゃないんです」

となってもめるんです。

 

 

人の心を読めないと

そうなります。

なってあたりまえ。

 

自分の思い込みを相手に投影して

しゃべっているだけなので

もめ事ばかりです。

 

 

あなたがもし

何かをやろうとしていて

それを誰かに

多くの人からの賛同を得たいのであれば

相手の「利」に焦点を

当てることです。

 

相手にとっての「利益」は何?

と考えることです。

 

 

私はこんなに素晴らしいことをやっている

それは世の中的にも「善」であり

誰が見ても「善」である。

だから相手は賛同するはず。

という安易な思い込みは

必ず失敗します。

 

 

人にはいろんな顔があります。

 

私もあなたにも。

ある人の前では天使のように見えるかもしれません。

しかし

別の前では悪魔のような態度に見えるかもしれません。

 

それが人間です。

 

そしてそれがいいとか

悪いとかではなく

そういうもの、です。

 

 

相手のいい面だけしか

見えていなかったのに

時間がたって

冷たい面が見えたとします。

 

あの人は変わった

そんな人だと思わなかった。

裏切られた。

そう言います。

 

しかしそれは違います。

 

最初から

そうだったんです。

 

私たちは

自分が見たいように

思いたいように

相手を見て

相手のいうことを聞き

判断します。

 

状況や感情は

刻一刻と変化しています。

1年たてばまったく違う印象になっています。

 

それが

人間の正体です。

 

 

そんなの嫌だ

と目をつぶるのではなく

両目をしっかり開くんです。

 

 

歴史を学んで下さい。

 

両目をしっかり開けて

現実を見つめた人だけが

生き残っています。

 

嫌な事は見たくない

めんどうくさいことは

考えたくない

お酒飲んで寝ちゃいたい

その気持ちもわかります。

 

でも、両目を開けて

世界を見る快感を

味わって欲しいんです。

 

 

他人に落胆するのは

期待しているから、です。

 

期待しているのは「幻想」です。

こうあって欲しい「相手」です。

 

両目が開くと

嫌な面も見えてきます。

 

そこからです。

関係を構築するのは。

 

欠点も

冷たさも

やさしさも

めんどうくさいことも

ぜんぶまるごとで

「その人」です。

 

 

私たちは

まるごと全部を

受け入れてくれる人に

出会いたいと

思っています。

 

いいところばかりを見せて

それを好きになってもらっても

嫌なところが見えたら

引かれるようなもろい関係は

寂しさが募るばかり。

 

 

自分が両目を開けば

両目を開いた人と

出会います。

 

片目しか開いていないと

片目しか開けたくない人と出会います。

 

 

誰だって

深い部分で繫がりたいと

願います。

 

それを難しくしているのは

自分の思い込みです。

 

相手に

こうあってほしい「理想像」を

求めすぎると

かならず期待外れになります。

 

 

大喧嘩してからが

関係のはじまり

とも言います。

 

もう限界!と

言えなかったことを

ドッカンと吐き出すことが

できたもの同士は

長続きする可能性はあります。

 

 

言えないまま

ずっと

距離が遠いまま

何年も過ごしていても

その関係は遠いまま。

 

 

人の口はいくらでも

嘘を言えます。

 

言葉はうそを言えるんです。

 

嫌われないように

好かれるために

自分の立場が悪くならないように

言葉は何とでも言えます。

 

 

言葉だけを

そのまま鵜呑みにする人が

とても増えてきました。

そして

「裏切られた」

「ああいったのに」

「許せない」

ともめています。

 

 

言葉だけを鵜呑みにするからです。

目を見ればわかること。

話し方を観察すればわかること。

ふるまいをみていれば

わかること。

 

いくらでもあります。

 

学んで下さい。

 

私たち日本人には

相手の気配を察する

という能力がもともと備わっています。

 

研ぎ澄ましてみるんです。

 

その扉を開けば

すぐに違和感という

信号であなたに教えてくれるように

なります。

 

 

あなたの中に

危険を察知するセンサーは

内臓されています。

 

封印しているだけ。

 

歴史の人物を学べば

いかに

目に見えない力を

やすやすと使っていたか

日常の中で

使い倒していたか

それがわかります。

 

 

あなたも

使って下さい。

 

本当は

魔法使いのような

力を持っているんです。

 

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9月10日(日)知ったかぶり講座

東京から私の大好きな女性起業家の「宮脇小百合さん」

お越しくださる予定です。

 

9月10月とスペシャルゲストが次々お越し下さり

なんだか嬉しい!ぜひ、ご参加下さいね。

 

10月29日知ったかぶり講座

新潟からスペシャルゲストがお越し下さいます。

ご参加の方は日程を開けておいて下さいね!

 

次回の知ったかぶり講座は

2023年9月10日(日)です。

2023年10月29日(日)です。

お楽しみに!

池田弘子の知ったかぶり講座

 

 

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どうぞご理解とご協力をお願い致します。当日会場での現金のやり取りをなくしたいと思っております。ご理解ご協力

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第2の法則 聴き方のすごい効果

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第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。