強みを引き出す

話し方コンサルタント池田弘子です。

 

突然ですが

「いす取りゲーム」って

やってことありますか?

人前で話すための話し方|強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

イスを用意します。

 

イスの数はたとえば7つ。

ゲームの参加者は9人とか10人。

 

イスの数を参加者の数より少なくしておいて

「はい、スタート」で軽快な音楽が流れます。

 

参加者はイスの周りをぐるぐる回ります。

 

音楽が止まった瞬間に

イスにぱっと座る。

 

イスの数の方が少ないので

当然座れない人が出てくる。

座れなかった人は退場。

 

時に1つのイスに2人のお尻が

半分半分座っているってことも。

 

こんな時は

2人で「どっちがこのイスに座るか」を決めます。

話し合う

とか

じゃんけん

とか

「私のがはやかった」と主張した人が座るとか

「あなたどうぞ、私はいいです」と

遠慮した方が退場するとか。

 

いままで仲良しだったもの同士が

そこで「本性」がでてきちゃうってこと

あります。

 

子供の頃から

誰しも経験したことがあるこの

ゲーム。

 

実はとっても残酷です。

 

そして私たちの人生も実は

イス取りゲームに似ています。

 

競争は嫌

競わされるのは嫌

みんな一緒がいい

みんな仲良しでなきゃ

公平でなきゃ

そう、思われる方も

きっと多いですよね。

 

でも、現実はどうでしょう?

 

そうなっていますか?

公平でしょうか?

ルール通りでしょうか?

そのルールは「誰か」が作ったもので

「私」にとっては都合が悪いことでは

なかったりしませんか?

 

私が主宰する

知ったかぶり講座では

毎回、歴史上の人物を取り上げ

みなさんが

「今すぐ役に立つ」

今すぐ「あ、大変、これやってしまってる」

と気が付き

人生の「戦い」に負けないような

方法をお伝えしています。

 

人生が戦いなんて・・・

思うかもしれませんが

歴史を紐解けば

「競争」と「戦い」の

連続であることは

明らかです。

 

そして現代もまだ

「戦い」です。

 

個人として

「どうすれば生き残れるか?」

という戦いです。

 

わたしのもとには

経営者の方がお越しになられることが多いので

よくお勤めをされている方からは

「それは経営とかしてる人の話しですよね?」

「私はいち会社員なので」

「私はパートなのであんまり関係ないです」

ということを

おっしゃられる方がいます。

 

とんでもない!!

 

昨日、個人レッスンを受けて下さった女性と

ホテルのラウンジでお茶を飲んでいた時のことです。

 

彼女は奈良から毎月通って下さっている

女性経営者です。

 

彼女が私のところに

来られた時

身長は160センチくらいかな。

ちょっとぽっちゃりセクシーな雰囲気!が

私との初対面でした。

 

1回目のレッスンの時

「ストレスと運動不足で

5年で10キロも太ったんです」と。

 

外食が続いて

ずっとしていた運動もできなくなって

社内も人が増えて人の問題でイライラすることが増え

自分の時間を取る暇があったら

仕事することを優先させてきたんだそうです。

 

そんな彼女は

やらないといけないことが常に

脳の中に山積しており

「本当にやりたいこと仕事」に

集中する時間が取れていなかったことが

大きな悩みでした。

 

最初のきっかけは

社員たちが見ている前で

大きな会合で講義を1時間半することが決まったので

「人前で話すトレーニング」を短期でやりたいと

お越しにくださったんです。

 

3回レッスンは無事に終わり

大きな舞台でも講義も大成功。

評判もよく、

そこから続いて別会場での講義の依頼が

3回続いたそうです。

 

その後、

会話のやりとりの中で

根本的な問題を解決したいと

思うようになり

7月から3ケ月コースにお越し下さっている女性です。

 

彼女は現在

週に3回かならずヨガに通っているんです。

私が3年前から

ホットヨガいいわよ~~と

お話したらすぐに入会(^^)。

 

運動しなくなると疲労感がたまり

メンタルまで弱くなるという

メカニズムを知り

初回のレッスンの帰りにすぐに

ヨガのクラスに申し込んだそうです。

 

週3のヨガと糖質をやめたんぱく質優占の食事変えはじめ

無理なく体型を元にもどしつつあります。

 

そんな彼女が会話の中で

ポロリ話したことです。

 

「先生、私の通ってるヨガスタジオに

すごいインストラクターが入ってきたんですよ。

笑顔や会員への声かけや態度が全然違うんです。

今まではこんなものかと思っていたけれど

彼女一人が入ってきたことで

明らかに違うもんだから、そのインストラクターのレッスンの時は

常に満席なんです。

1時間レッスンしたあとの気分も全然違う。

人が変わるとこれだけ変わるのかなとびっくりしたんです。

あの子、うちの会社に来てくれないかなあとすごく思ったんです。

同じスタジオに通ってる女性経営者に話をしたら

『あ。◯◯さんでしょ?すごいよね、彼女。あの子欲しいよね、絶対』

って言うんです。」

 

 

こんな話です。

 

でね、このヨガスタジオ

全国組織ですよ。

 

インストラクターは全国転勤ありの

サラリーマン

いち会社員です。

 

 

「私、会社員だから関係ない」

「私、ただのパートだから関係ない」

って

言ってると

こんな人がでてきちゃうと

まさに「椅子取りゲーム」状態なんです。

 

 

雇う側は

イスの数は

限られているんです。

 

そのイスは

「より利益をだしてくれる人」

「より会社側の立場に立ってくれる人」

に座って欲しいんです。

 

 

私のイスは

もうここだから

と固定されてると思ってると

ある日突然

イスの数を減らしますのでって

なった時

どうにもならない。

 

 

中小企業の社長さんとお話してると

優秀な社員はどうやって

探したんですか?

今いるあの人

どこで探したんですか?

ハローワーク?

インディード?

私、いろいろお聞きするんです。

 

すると

声をそろえて教えてくれます。

「スカウトした」

です。

 

お客さんとして言った時の

対応や仕事ぶりが

素晴らしかったので

「うちにこない?」って声を

かけたってことです。

 

あとは

たまたまパートで雇ったけど

その仕事ぶりがあまりにも素晴らしく

今いる正社員より

仕事がはやく

融通が利き

社長側の気持ちが理解できる人だった場合

「正社員にならない?」

声をかけます。

 

そうすると

正社員の「イス」の数は

こないだまで「パート」だったあの人が

座ることになります。

 

イスの数が減るんです。

 

すぐには減りません。

 

しかし社長の頭の中では

「イスの数」はもう減らさなきゃ

という意識になっているわけです。

 

 

だから

ある日突然

「どうして自分がこんな目に・・」ということが

起こります。

 

 

職場での仕事がしんどい

いろんなことやらされて

もう限界というお悩みを

頂くことがあります。

 

20才ならOKです。

でも40歳にもなって50歳にもなって

「しんどい」が口癖になってしまうということは

それ以上にしんどい仕事や

それ以上に負荷がかかるような仕事を

体験してきてなかった

という証拠です。

 

 

だから若い時に

負荷をかけておいた方が

後は楽です。

 

人間は過去の体験の比較ですので

自分が過去に大変なことを

たくさん乗り越えてきた

たくさん負荷をかけてきていると

「あれに比べたらなんてことないわ」

と感じるようになってます。

 

 

あまりにも負荷がかかっていないと

年と取るたびに

仕事もしんどくなります。

 

 

どんな場でも

選ばれる人と

選ばれない人が

います。

 

その差は実は

微差

です。

 

聞けば

「ああ、そんなこと。

それはわたしやってます」

って100人いたら99人そう

答えます。

 

でも1人だけが

「私、きちんとやれていないかも」

と意識をガラリ変える人がいます。

 

先ほどのインストラクターも

そのヨガスタジオには

全国何千人もインストラクターがいるんです。

 

同じ教育を受けています。

レッスンでしゃべることも

ある程度は統一されています。

 

でもキラリ光る人と

そうでない人がいるんです。

 

その差は「微差」です。

 

でもそのわずかな差が

大きな人生の差になります。

 

 

その差で

選ばれる

選ばれない

ということが

起こっているのが

私たちが生きている世界です。

 

つるんでいると

見えなくなります。

 

自分一人で

成長しようと

決めるから

抜きんでていけるんです。

 

恐らく

その一人だけ際立っているインストラクターは

今までいた他のメンバーからは

明らかに「浮いている」はずです。

 

彼女が新たにやってきたことで

今まで「まあ、悪くないんじゃない?」と思われていた

インストラクターが「いまいち」ということが

明らかにされてしまいます。

 

 

こういうことって

職場ではよくあります。

 

だから経営者は時々

外から新しい「人」を入れて

新しい風を吹き込みたくなるんです。

 

こういうこと

知っておいた方がいいですよね。

 

そこで働くのであれば

「えこひいき」される私になった方が得だし

「スカウト」される私になってしまうと

需要と供給の関係で

強気でいられます。

 

こういうことは

お商売の利益を考えている人は

常に頭の中にあることです。

 

でも

実は人と仲良くなって

いつもいいポジションを手にいれてる

とか

結婚生活が長くうまくいってる

とか

そういったことも

相手の身になって考える

から

うまくやれる

わけです。

 

 

相手の身になって考える

というのは小学生の時に

よく言われてきたかと

思うんですが

私が言ってるのはちょっと違います。

 

相手になりきって

代理想像しちゃうってことです。

 

あなたが社員なら

私を雇う社長は私をどう見てるだろう?

どんな「私」なら社長は私をえこひいきするだろう?

どんな「私」なら社長は私をくびにしないだろう?

どんな「私」なら社長は私の給料を上げるだろう?

こう考えてみるんです。

 

 

代理想像ができない人は

実は一ずっと苦労します。

 

相手の気持ちが分からないわけだから

トンチンカンなことをしたり言ってりして

相手を怒らせたり

相手を不快にさせたりして

自分との関係を壊してしまわれることになってしまいます。

 

 

相手はどう思っているんだろう?

相手がのどから手が出るほど欲しいものは何?

相手が眠れないほど悩んでいることは何?

相手が言葉に出さないけど

誰にも言わないけれど心の中で苦しんでいることは何?

 

想像してみてください。

 

自分の「我」に捉われて

自分の「我」を優先させすぎていると

相手の「真意」は見抜けません。

 

自分の「我」を消すから

相手が「真意」が手に取るように

見えてくるんです。

 

そんなこんなのエピソードが

歴史上の人物の中には

宝箱のように

詰まっています。

ぜひ、勉強して下さいね。

 

勉強すれば引き出しは

どんどん増えてきます。

 

人の印象は

その人が「何を話すか」で決まります。

 

次回は「私は正しいのに・・・は不幸の道へのまっしぐら」

お届けしますね。

 

6月7月は多くの方が個人レッスンにお越し下さいました。

書きたいお話がたっくさんあります。

お盆までゆっくりと書く時間がありますので

連続してお届けしていきますね(^^)。

次回の知ったぶり講座のテーマはお伝えした通り

「嫉妬と妬み」です(怖)。暑い夏にピッタリの涼しくなるお話です。

こんな方にお越し頂きたいです。

□気になるあの人の本音を見抜きたい人

□妬みから身を守りたい人

□嫉妬してしまう自分の心をクリアにしたい人

□苦手な人とうまく付き合えるようになりたい人

みなさまとお会いできること楽しみにしていますね!

 

「美しい瀬戸内海を楽しむ会2023」第5回目も多くの皆様にお越し頂けました。

次回は9月に予定です。詳細が決まればまたお知らせしますが、

「美しい瀬戸内海が大好き」

という方であればどなたでもご参加下さい。

ご一緒にお食事を楽しみながら

会話というご馳走を頂きましょうね。

「行ってみたいわ」という方は池田弘子までお知らせ下さいね。

ikeda@boseigata.com

誰も知らない人を惹きつける本当の方法(全5回)

↑とにかく今すぐ「あの人」を自分へ惹きつけたいあなたはぜひご登録くださいね。

 

強みを引き出す話し方 7つの法則【無料メール講座(動画付き)】

ぜひ、ご登録下さいね。

 

この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

 

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

 

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

強みを引き出す話し方7つの法則【無料メール】

人前で話すための話し方|個人レッスンにお越し下さっている方は

香川県、愛媛県、徳島県、高知県、兵庫県、愛知県、福岡県、山口県からお越しの方が多いです。

 

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。