強みを引き出す

話し方コンサルタント

池田弘子です。

 

◯月◯日までに

自分を形にして欲しい

というご依頼を頂くことが

あります。

 

この男性は

まさに、こうおっしゃったんですね。

 

最初に目的をはっきり

示して下さり

さらに期限まで

きっちり伝えて下さる

ということで

この方の本気が見えてきます。

 

つまり

切羽詰まっている

ということです。

 

いつまでに

それを実現させなくてはいけないのか?

をしっかり考えている人からは

あいまいな答えは

返ってきません。

 

 

◯月◯日に

こんな場があり

そこで私が大勢の人前で話を

しなくてはいけないんです

 

というご依頼は

私にとって

最も「効果を感じて頂きやすい」

ものです。

 

 

逆に言えば、

人は

切羽詰まらない時は

本気ではない

ということなので

「いつかは、できればいいなあ・・」

です。

それをもって

「ただ、頭で思っているだけ」の状態ですので

実は1ミリも変わることは

ありません。

 

 

「なれたらいいなあ」

では、人は変われません。

 

ということを

嫌というほど

見てきましたから(笑)

 

 

いつまでに

どうしたいのか?

を明確に答えられた人だけが

ここから始まるすべてのレッスンを

全てあますところなく

吸収していける

ということ、です。

 

 

いつまでに

どうしたいのか?

を明確に持っている人は

話をしていても

空気が違います。

 

真剣か、「なれたらいいなあ」の

違いです。

 

 

さて、

この男性は

◯月◯日という期限を

持ってこられました。

 

会社経営者でいらっしゃいます。

彼は所属している経営者の会で

200人以上の人の前で

講演を依頼されています。

 

 

「まあ、自分がいつも

やっていることを話せばいいから

大丈夫だろう」

「社交的な方だし、大丈夫だろう」

「人前でも緊張しないので

いけるだろう」

 

そう、思っていたそうです。

 

 

しかし、

その「大丈夫だろう」が

ガラガラと崩れる体験を

するのです。

事前リハーサルということで

20数名の聴衆の前で

実際の講演日と同じ状況で

同じ場所で

同じ時間枠で

話をしてみる

という機会がありました。

その時のリハーサルの様子は

すべてビデオに撮影して

後でみんなで検証する

というものでした。

結果は

さんざんだったそうです。

 

 

用意していた原稿の順番を間違えずに

きちんと話そうとすればするほど

 

「もっとリラックスして」

と言われれば言われるほど

緊張が高まっていきます。

マイクを持つ手もびっしょり。

たった20数名の視線でも

恐怖を感じてしまったと

言います。

 

 

撮影された講演の様子を

20数名でフィードバックします。

 

全員から

率直な意見がやってきます。

■前置きが長い

■ええと、ええとが、多過ぎるのが気になる

■話が飛んで飛んで何を話しているのかわからない

■落とし込みがない

■結論がない

 

すっかり撃沈しちゃいました(泣)

と。

 

 

頭ではわかっているんです。

 

頭の中で自分だけ

リハーサルした時には

うまくいったんです。

 

 

でも、実際に聴衆の前に立ち

カメラが回ると

自分でも何を話しているのか

どこに落とし込めばいいのか

もう頭が混乱して

でも、何か言わなきゃ何か言わなきゃと

焦り

背中は汗でびっしょりでした。

 

 

人生でこんなに緊張したことは

はじめて、です。

とおっしゃられます。

 

 

そうなんです。

自分だけで

頭の中でリハーサルしてる時は

うまくいくんです。

誰でも。

 

でも、実際に多くの人の視線が

自分に向かう

多くの人が

自分の話しを聴いている

という現実になると

途端にいつもの冷静さを失い

頭の中が真っ白になってしまう

ということが

誰しもあることです。

 

 

大丈夫です(^^)

あと2ケ月も、あります。

 

問題点が明らかになっているので

改善するのは

いとも簡単です。

 

最もやってはいけないことは

この撃沈した体験

恥ずかしい思いをした体験を

失敗と捉え

ずーっと、「失敗した体験」を抱え込んでしまうこと

なのです。

 

 

多くの人は

一度の失敗を極端に恐怖に感じてしまい

そこからトラウマになるまで

発展します。

 

一度

人前で話すことが恐ろしい

と意味づけられてしまうと

その後の人生ずっと

人前で話すことが苦手になってしまいます。

 

 

そして

人と話す時に

苦手意識が出てしまったり

妙に自信がない自分が

いつも顔を出してみたり

ということが

起こるのです。

 

 

この男性とは

私と一緒にビデオ映像を検証して

いきました。

 

どこが、どう改善すればいいのか?

それを冷静に客観的に

知るという作業がまず必要です。

 

 

恥ずかしいから嫌だ。

一度失敗したからもう恥ずかしい。

現実を見たくない。

と今の状態から目をそらしていると

ずっと「恐怖を抱えたまま」

です。

 

 

一度恥ずかしい思いをした体験は

チャンス、です。

 

恥ずかしい思いをしたから

「もう二度とあんなことはしない」と

思うから、です。

 

それが力になります。

 

 

うまくいかない人は

失敗したら

極度にそのことを恐れ

失敗をずっと一人で抱え込みます。

 

そして失敗にこだわりすぎて

なかなか次へ進めない。

「自分はできない」という穴に入り込んで

パニック状態に陥ったまま

思考停止です。

うまくいく人は

失敗したり恥ずかしい思いをしたら

すぐに改善するために

作業に取り掛かります。

 

 

現状を冷静に把握し

※ビデオ撮影したものを直視し

検証するという行為はとても具体的です。

 

どこが悪かったのか?を知り

指導を受けるのです。

 

 

プロの目から見ると

どうやって改善すればいいのかは

一目瞭然だから、です。

 

頑張ればいい

一生懸命

わかりやすく

というアドバイスは

精神論です。

 

 

精神論だけでは

問題点は具体的には改善はしません。

 

 

失敗はチャンスというのは

失敗したら

即、行動に起こす人の話しです。

 

 

失敗して

落ち込んで

引きこもっている人にとっては

失敗は永遠に失敗です。

 

 

そういう意味では

テンポの速い人と一緒にいる

頭の切り替えは

とってもはやくなります。

 

 

あ、失敗かあ。

よしっ

次、どうするか改善策に移ろう

となるから、です。

 

 

失敗したあ

ああ、どうしよう

もうだめだあ

ってなってしまうパターンの人ばかりが

周りにいると

どうしても自分の思考もそっちへ

傾いてしまいます。

 

 

テンポが大事です。

スピードが、大事です。

 

とろとろしていると

すぐに、落ち込む穴へ落ちちゃいます。

 

落ち込む暇がないほどに

すぐに取り掛かるんです。

 

具体的な作業に、です。

 

 

この男性は

具体的な作業にすぐ取り掛かりました。

人まで話すための話し方を

学ぶために、私を探し

連絡し、レッスンを受けている

これってとっても具体的。

話し方個人レッスン

人前で話すための話し方個人レッスン 人前で話す方のための話し方個人レッスン   話し方を上達させる、長い期間、教室に通ったり、アナウンサーのように 特訓するよ…

 

仕事って、そうやって

改善していきますよね。

 

人間も、同じです。

どんどん小さな改善を繰り返していけば

いいんです。

だから、失敗なんて、ないんです。

 

失敗ではなく

「ただ、知らなっただけ」です。

 

 

知れば

誰でもすぐに

できるようになるから、です。

 

 

落ち込む必要なんて

まったくありません。

 

さあ、2ケ月後、素晴しい講演をなさり

「先生、もっと講演したいんです!」

とおっしゃっている彼の姿が

私には見えますよ☆彡

 

 

講演や司会を前に

私のレッスンを受けて下さった方はみな

当日が終了すると必ずわたしに

こう言って下さいます。

 

「もっと人前で話がしたい!!」

(笑)

 

はい、どんどんなさってくださいね。

そうなったら

怖いものなし、です☆彡

 

 

追伸

大阪の女性経営者の方々の会で

プチ母性型勉強会を開催させて頂くことが

決定いたしました☆彡

お世話して下さる方々には本当に感謝です。

 

大阪の女性はエネルギッシュなんですね~~

よく食べよく飲み、そしてよくしゃべる(笑)

時間があっという間でした。

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先日書きました読者の方からの

ご質問コーナー「母親との距離」について

皆様からさまざまな体験談をお送り下さり

ありがとうございました☆彡

想いを語って下さるって素敵ですね。

次回、ご紹介しますね。

 

6月母性型勉強会は2018年6月27日(水)です。

 

7月勉強会はこちらです。

7月母性型勉強会は2018年7月25日(水)です。

 

 

 

あなたの強みを引き出す「母性型勉強会」(香川高松市)

日時:2018年6月27日(水曜日)午後6時30分~20時30分

場所:高松国際ホテル

会費:3,000円(食事代込み)

ご参加下さる方は必ず事前にお申し込みを頂けますようお願い致します。

お申込み後、キャンセルされる場合にはお食事のご用意の関係上、

必ず前日までにご連絡をお願い致します。

当日のキャンセルはお食事ご用意の都合上、会費を頂戴することになりますので

どうぞご了承下さい。

 

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この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

 

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。

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