尽くし過ぎる人になくて、尽くされる人にあるもの

母性型会話術の

池田弘子です。

 

先日こんな記事を書きました。

「あ！私のことだ・・・」とメールを下さった女性がいました。

「え？これって僕のこと？」とメールを下さった男性がいました。

 

ありがとうございます（＾＾）

ほぼ同じ時間に送信して下さっていたので

びっくり（笑）です。

 

コメントや感想、気づきをこんなに細かく書いて下さると

とても嬉しいです。

皆様からお便りを頂くと励みになります。

どんどん送って下さいね。

 

 

今の日本はもうすでに

働く女性は当たりまえになっています。

 

仕事もフルタイムでこなし

子育てもしながら家事もこなす

こんな女性が一般的です。

 

日本の女性の多くは

根っこが働きものですので

何でも自分でできてしまいます。

 

仕事も家事も育児もなんでも。

 

しかし

何でもできるように

ふるまってしまう女性は

逆になんでもできてしまうことが

足かせになっています。

女性がなんでもかんでも完璧にこなし

なんでもかんでも自分でやってのけてしまうと

一家の主であるはずの男性は

「俺って必要じゃない？」

と感じるようになります。

パートナーである女性が

なんでもかんでもできる人であればあるほど

男性は、「一生懸命働かなくなる」

ようになっています。

 

「そんなこといっても

うちの主人は何にもしないんだから

私がしなきゃ！！」

 

「そんなこといっても

あの部下にまかせられないんだから

私がしなきゃ！」

 

こんな声が聞こえてきそうですね（＾＾：）

 

 

なんでもかんでもできてしまう女性が

陥りやすいところなんです。

 

 

今、日本の女性達は

男性たちにとって「女は強い」「女は怖い」と

思われている存在です。

 

特に「妻が怖い」という男性が

こんなにも多いこの国は、少し歪です。

母性型を学んだ女性なら

なんでもかんでも自分でやってのけないこと、です。

 

男性の手柄を奪ってしまわないこと、です。

 

能あるタカは

手柄を奪うのではなく

お願い上手です。

 

男性と女性が

対等な関係になった時

男性は女性を「恐ろしい」と感じはじめ

女性は男性を「弱い男」と感じはじめます。

 

女性は

知っておいてください。

 

男性は「俺が主導権を握っている」と思いたい存在です。

「俺は必要とされてるんだ」

「俺がいないといけないんだ」

「俺が守らなきゃ」

「俺がいることでまわってるんだ」

そう、感じていたいんです。

 

本当に主導権を握っているのが女性の側だとしても

日々そう感じることができた時

女性に対して「この女性を守るために頑張ろう」と

力が湧いてくるのです。

 

 

男性の心の中から「尽くしてあげたい、何かしてやりたい」気持ちを引き出すか

男性の心の中から「お前勝手にやれば～～？」という気持ちを引き出すか

女性次第です。

尽くし過ぎる女性にとって

一番難しいのは

「男性に何かをしてもらうこと」

なのです。

 

 

尽くし過ぎる女性が

社会に出て仕事をすると

「たった一人で頑張る」

をやってしまいます。

どんなに困っていても

「大丈夫大丈夫」と誰にも頼ることができません。

 

 

誰にも甘えていくことができません。

尽くし過ぎる女性にとって

尽くしている方が楽ちんなのです。

 

 

つい頑張り過ぎてしまう女性が

どうしてもできないこと

それは

甘えたり

頼ったり

してもらったり

尽くしてもらったり

つまり

「与えてもらうこと」なのです。

 

 

しかし

これも

訓練です。

 

 

意識して言葉を変えることで

態度も変わっていくんです。

 

 

今までずっと尽くし過ぎてきた

相手の関心を自分に向けるために

必死で相手に合わせ続けてきた人にとって

相手に「与えてもらう」ことは

西へ向かっていたのを

いきなり東に向かうように方向転換することです。

しかし、

それも習慣です。

 

 

尽くしすぎる人

それはどんなイメージですか？

 

 

なんでもかんでも相手に合わせ

相手が「欲しい」と言ってもないのに

先にどんどん与えてしまうのです。

 

盲目的にあれもこれも、と

自分の持ち札を全部すっからかんになるまで

出して与えていきます。

そしていずれ持ち札がなくなります。

 

 

尽くし過ぎる人のその奥にある心理は

「私はこんなに献身的に自分を犠牲にして

あなたに尽くしているわよ。

だから、あなたもそれに応えてくれるはず」

です。

 

 

相手が気に入りそうなこと

相手がしてほしそうなことを

先回りして

それに合わせた行動や態度をとっていきます。

 

 

その人をつなぎとめておきたいから、です。

 

その人を他に行かせたくないから、です。

 

誰だって若い頃は

こんな風にしてしまった経験は

きっとあるはず、です。

 

 

逆に世の中には

尽くしてもらえる女性も、います。

 

 

交渉上手で

自分のほしいものをどんどん手に入れます。

それはどんな美人でしょうか？

 

いいえ

容姿では、ありません。

 

特別な能力を持っているわけでは

ありません。

 

尽くし過ぎる女性になくて

尽くしてもらえる女性にあるもの

それは

余裕のある態度

です。

 

 

どんな見た目が美しい女性でも

ひとたび言葉を交わした瞬間に

自信がない態度や動作、表情、声だと

相手の目には醜く映ってしまいます。

 

 

恥ずかしそうに

照れている姿を見て

「かわいいなあ」と思ってもらえるのは18歳まで、です（＾＾：）

 

 

大人の女性は

そんな態度は取りませんね。

 

 

「私なんて・・・」

「そんな自信ありそうな態度とってると嫌な女だと思われないかしら」

「もう歳だし・・」

「私には魅力がないし・・」

そう、思っているから

こんな言葉が出てきてしまいます。

 

 

それも、とっさに、出ちゃうんです。

言葉は自分の中にある思考が

あふれたものに過ぎません。

考え方が変わった時、出てくる言葉はすべて変わります。

 

自分には魅力がない

自分はまだ学んでいる最中だから、まだだめ

自分は才能がない

と、思ってはいけません。

 

 

そう、思っているから

相手に尽くさずにいられないんです。

相手に尽くし過ぎてしまうんです。

相手に合わせ過ぎてしまうんです。

 

見た目の問題ではありません。

 

 

最初は見た目でも

次も会いたい

本気でつきあっていきたい

と思うかどうかは

態度

なんです。

 

 

どうふるまうか

です。

 

 

自信をもってふるまいましょう。

 

少々お腹がだぼついてきてても心配ありません。

少々お肌がたるんでいても心配ありません。

 

 

人は自分が思ってる通りの人になっていきます。

そして自分自身が素晴らしいと心底思っていると

まもなく周囲の人はあなたを「素晴らしい」と信じはじめます。

 

 

人が魅力を感じるのは

容姿ではなく、態度なんです。

 

 

なりたい自分に

あなたは今すぐなることができます。

あなたが、そう望めば、です。

 

 

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