こんにちは、池田弘子です。
今日はね、とってもリアルで、
私自身も胸にグサッときたお話を、
ご紹介しますね。
講座の後の懇親会で
「これって、どう思います?」と
口火を切った50代女性。
その方、
異業種の経営者が集まるゴルフコンペに
参加されたそうなんですね。
夜は懇親会があって、
男性が8割、女性は2割っていう、
よくある構成。
そこでの出来事です。
最近入会したばかりの若手の女性経営者が、
ある年配の男性が持っていたブランドのゴルフバッグを見て、
「わあ、これ◯◯ですよね!?
私、欲しいなぁってずっと思ってたんです〜!
でも高いしなぁ……いいなあ♡」
って、素直に言ったんですって。
そしたらその男性が、
「欲しい?じゃあ、プレゼントしようか?」
って言ったそうなんです。
その女性は、
「えっ、いいんですか?嬉しい!!」
って、素直に喜んで満面の笑顔でニコニコ。
で、その場にいた彼女(=話してくれた女性)にも、
その男性が、
「◯◯さんもいる?プレゼントするよ」って、
声かけてくれたんですって。
ここが分かれ道。
彼女は、
とっさにこう言ったんです。
「いえ、いいです!!
そんな悪いし。高いものだし!
欲しかったら自分で買いますから!」
その瞬間、周りの男性たちがドッと笑って、
「ははは〜そういうとこが、もう“おっさん”なんだよね〜」
って言ったらしいんです。
彼女、笑ってその場を過ごしたけど、
家に帰ってからも、
ずーっとモヤモヤしてたんですって。
私は彼女に聞きました。
「そのバッグ、本当は欲しくなかったの?」
「いや、めちゃくちゃ欲しかったです」
「じゃあ、どうして“ありがとう”ってもらわなかったの?」
するとここからです’(笑)。
怒涛のように語気強めで
彼女は言いました。
だって先生!!
タダほど高いものはないじゃないですか!
男の人からモノもらったら、私の立場が弱くなりそうじゃないですか!
そんなのもらってたら他の女性に、媚びてるって思われて嫌われるじゃないですか!
これ・・・痛いほどわかる!!
私もね、バブル時代に肩パッド入りのスーツをビシッと着て、
高いヒールで「私は仕事する女!」って気張ってた時期があったんです。
その頃は、周囲のちょっとした好意や親切に対しても
「いえ、結構です」とか、
「自分でやりますんで」とか言って、
普通に返事してました。
誰かに何かいただいたら、慌ててお返しを探して
借りを作ることさえ嫌だった。
今思えば、
なんて可愛げがなかったんだろうって思います。
「頼れない女あるある」ですね。
強がって、自分でなんでもやって、好意をはねのける。
「私は大丈夫です」
「迷惑かけたくないです」
「自分のことは自分でやります」
その裏にあるのは
「人にしてもらう=負け」
「もらったら支配される」
っていう、間違った刷り込みです。
だけどもね彼女がこの時
一番イラっとしてたのって、
ありがとう♡ってニコニコしてもらってた女性でもなく
「おっさんだよ」と笑った男性達でもなく
「嬉しい!欲しい!ありがとう」と
素直に言えなかった自分
人の好意を受け取ることに、
罪悪感を感じている自分
なのかもしれません。
あなたならどう
返してましたか?
「ありがとう♡うれしい!」
って即答?
それとも、
「いやいや、そんなのもらえません」
「欲しかったら自分で買いますから」
って、言ってた?
「ありがとう」
「嬉しいわ」
って言うだけのことが、昭和を生きた50代以降の女性には、
なんでこんなにも難しいんでしょうね。
その理由も次回の講座で解説しますね。
だって理由がわからないと
改善しようがないですものね。
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池田弘子
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