言いたいことが相手に言えない|強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

強みを引き出す話し方

コンサルタント池田弘子です。

 

とても深い気づきを得て下さった女性から

メッセージを頂きました。ご快諾頂きご紹介しますね。

 

「池田先生こんばんは。

まさか、私がいつも「言えない」「悶々として結局自爆する」

という人生で何度も繰り返してきたことが

父親との関係にあったとは驚きでした。

 

父はもう亡くなっていますが先生との会話の中で

物心ついた頃からはもう私は父親に対して

いつも緊張していたし

いつもびくびくしていたし

いつも怒らせないように神経を張り巡らせて

いた記憶がどんどん蘇ってきました。

 

他の家庭の事はわからなかったので

私は大人になってからも

親はそんなもの

家の中はそんなものと

思い込んでいました。

知らず知らずのうちに

両親の姿を見て

「夫婦はこんなもの」「男と女の会話はこんなもの」

「家族の関係はこんなもの」と

我が家の中の歪な雰囲気が

「当たり前」と思い込んでいました。

 

男性と付き合うと必ず

最初はいいのですが

付き合いが数か月を過ぎてくると

気になることは

腹が立つことや

嫌なことが出てきます。

それは当然だと思います。

 

でも私はどうしても

ほんの些細なことであっても

相手に「それは嫌だ」とか「不安だからやめてほしい」

といったことを口に出していうことが

できません。

 

モヤモヤと嫌なことがあっても

相手には何の嫌な顔も見せずに

相手に合わせて過ごしてしまいます。

 

そしてある日突然

自分で自爆します。

 

何かの些細な出来事がきっかけで

「もう嫌だ!!」となり

相手との連絡を遮断したり

急にいなくなったりして

関係をシャットアウトしてしまいます。

 

 

この繰り返しを人生で

何度も繰り返してきました。・・・」

 

まだ続きますがいったんここまでに。

 

この女性が今回とても思い詰めて

私のところにご相談に来て下さったのは

1年前からお付き合いしている男性が

彼女の他にも付き合っている女性がいることを

知ってしまいました。

本人からではなく第3者からの「うわさ」です。

 

事実はどうかは

わからない。

 

でも、彼女自身は「そう言われてみれば

そうかもしれない。思い当たるふしがある」

 

相手に直接聞けばいいのはわかっているけれど

話題にすることができない

 

そうなった時に

あ、またいつものパターンで

自分の頭の中で悪い想像を勝手に膨らましてしまい

自爆して

関係を破壊してしまう

「あのいつものパターン」

がやってくると

感じたそうです。

 

自分自身が

悪い方に転がってしまう

いつもの自爆パターンを自分で

認識できている

ということが

素晴らしいなと

私は思いました。

 

多くの女性は

自爆パターンを持っていますが

ほとんどの方の中に自覚は

ありません。

 

 

同じ状況になった場合

あなたはいかがですか?

 

相手に「ねえ、私の他に付き合ってる人がいるって本当?」

って躊躇なく聞くことができますか?

 

もちろん、すぐ言いますよ

という人もいます。

 

言えない

という人もいます。

 

この差は一体何でだと

思いますか?

 

聞きにくい事や

不安にかんじていることを

相手に率直に伝えることができる

これは

それを言っても

相手から拒絶されない

相手から見捨てられない

と安心感があれば

私たちはポンと口に出して言えるんです。

 

 

では

言えない時

どうしてそう言えないのでしょう?

 

それを言えば相手が自分から離れるのではないか?

相手が自分を捨てるのではないか?

相手に裏切られているとしたら怖くてしょうがない

自分が傷つくのが怖い

 

女性が男性との関係で

こんな心の状態になった時

心の奥にあるものは

過去の体験を思い出しているから、です。

 

多くは父親との関係です。

 

父親が怖かった

父親には何も言えなかった

父親が母親を大事にしていなかった

父親といると緊張をしいられていた

父親の顔色をうかがってばかりいた

父親はいつもイライラしている人だった

母親はそんな父親に我慢して合わせてあげていた

 

 

そんな体験がある女性は

大人になって恋愛をしたり

結婚生活で夫との関係において

あるいは仕事をしている女性なら

自分よりも立場が上の男性に対して

「言いたいことが言えない」

「言えないから不満がたまる↓

「溜まりに溜まったら自爆して関係破壊」

 

これを繰り返します。

 

 

聞きたいことが聞けない

ということは

人との関係を築く時に

上っ面の関係でしか付き合えなく

なっていきます。

 

本音をポンと言えない

相手に不満を開示できない

この関係は

実は相手に主導権をしっかり

握られてしまうデメリットが

あるんです。

 

 

いけないことをしていても

何も言わない

何も言われない

言いたそうだけど言えない人なんだ

となると

相手はどこまでも

自分の好きなように

ふるまいます。

 

言われないのが

わかっているから、です。

 

 

大事に扱おう

ではなく

雑に扱ってもいいか

となってしまうんです。

 

 

女性は父親との関係が

パートナーとどんな関係を築くか

の基盤になります。

 

 

父親に愛されなかった

父親に大事にされなかった

父親に言いたいことが言えなかった

そういう体験が残っていると

異性に対して

甘えることができない

頼ることができない

という女性ができあがります。

 

そして

「自立」にこだわります。

 

甘えるなんて

頼るなんて

とてもできない

だから

私は死ぬまで一人で頑張り続けなくてはいけない

そう確信をもって

私の前でお話される女性も

多いです。

 

 

私たちは

怖い怖い

と何かを恐れれば恐れるほど

その恐れている「何か」を

強く寄せることになります。

 

 

こんな体験はありませんか?

 

この契約が決まらないと怖い

困る!今月のノルマが・・・と

恐れていればいるほど

朝いちばんのLINEに

「今回は検討させて頂きます。

またよろしくお願い致します」

なんて連絡が入ることが。

 

こうなったら

どうしよう

こうならないで欲しい

こんなことが起こらないでほしい

というのも

強い怖れです。

そして怖がっている度合が大きければ大きいほど

ずっとそのことを

考え続けているわけです。

 

四六時中心配しているのであれば

そのことを引寄せて

当然です。

 

 

良くも悪くも

強く考え

強く思い

長い時間

繰り返されている頭の中の「何か」は

磁石となって引き寄せられてくるのは

当然だからです。

 

 

彼女は

子供の頃からずっと体験してきた

父親と自分のコミュニケーション

父親が怖かったこと

父親の顔色をずっとうかがっていたこと

これら全部を

ノートにびっしり書いて来られました。

 

そして

私に話して下さったんですね。

 

「お前は何やっても

ダメなやつや」と

飲んで機嫌が悪いと

よく言われていたそうです。

 

 

子供の頃は

見えている世界が限られています。

小さな小さな世界で

声が大きくて

すぐに怒鳴ってきたり

拒絶する父親の存在は

それはそれは大きな存在となって

当然です。

 

お前がダメな奴だ

この世で最も自分に影響を与えるのは

親です。

その親から「ダメな奴だ」と

何気なく言われたことは

心の奥深くに残ります。

 

父親のことをは

恨んでいるわけではない

でも、優しくはできない

どうしても冷たく扱ってしまう

優しくしてあげたいけど

どうしてもできない

 

父親に対して

こんな「あきらめ」の感情を抱えていると

同じことを

自分のパートナーに

やってしまう。

同じ関係性を見事に作り上げてしまう。

そして限界になった時に

自爆という繰り返し。

 

父親に愛されて安心する感覚がもてていない女性が

大人になると

今度は男性に愛されて安心するという感覚が

体感としてわからないから

さまざまなものを愛情と勘違いしてしまうんです。

 

強すぎる刺激を愛情と勘違いしたり

強すぎる束縛を愛情と勘違いしたり

お金をたくさんもらえることを愛情を勘違いしたり

性の対象として欲しがられることを

愛情と勘違いしたり

ボタンがどんどんかけ違っていく

ということが起こるんです。

 

 

どんな人とつきあっても

父親との関係がベースになっており

「どうせ、私を大事にはしないんでしょ?」

「どうせ、私を安心させてはくれないんでしょ?」

「どうせ、あなたも一緒でしょ?」

自分の中に

「どうせ」というのが根深く入り込んでいると

 

「どうせ」とセットにやってくるのは

「やっぱり」です。

 

では、父親との関係で安心感や愛情を

感じられなかったら

もう無理なんですか?

 

という質問はよく頂きます。

 

 

そんなことはありません。

 

 

気づけば

そこで終わりです。

 

ああ、そうだったんだ

と知れば終わりです。

 

 

ずっと同じパターンを繰り返している

という人は

自分の中に自爆のパターンがあることを

自覚できれば問題は8割解決です。

 

同じ感情が湧き上がった時

「あ、こんな時はこう考えればいいんだ」という

新しいパターンを自分の中に入れてやればいいんです。

 

 

とても効果があるのは

言いにくいことをポンと口に出して言えて

その後も相手と良好な関係を築けている人の

行動や

言っていることや

日頃考えていることや

読んでいる本

これらをお茶でも飲みながら

一緒の時間を過ごし

自分の中にインストールしていくことです。

 

 

自分とはまったく違う反応をする人が

自分の近くにいてくれることの

メリットはとても大きいです。

 

 

だから仲間は大事です。

違った感じ方をする仲間が

大事なんです。

 

 

次回は

歴史を学めばメンタルが強くなることの

因果関係を書きますね。

 

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。