強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。
ご主人に対してモヤモヤする気持ちがある。
でも、これを本人には言えない。
最近ずっとモヤモヤしている。
こんなご相談からはじまった48歳女性のレッスン。
彼女のご主人は16歳年上。
技術系のお仕事をなさっており
60歳を過ぎてからは一旦定年。
その後、嘱託社員ということで
報酬が約半分以下になるけれども
仕事があるということでお勤めをされていました。
しかし今年の春でいよいよ退職し
今後は会社を作って
自分で仕事をしていくんだと
言われました。
彼女は子育てをしながら
週に2~3日、1日4時間程度の
アルバイトを続けてきました。
彼女のモヤモヤはこうです。
会社に行かなくなってからは
毎日家にいるんです。
パソコンの前で何かやってるけれど
今まで家にいなかった人がずっと家にいると
自分のペースでいられなくなりました。
私が一番カチンときたのは
「お前も何か仕事したら?」
と言われたこと。
これが実際の会話です。
夫「お前もなんか本格的な仕事すれば?」
妻「え?仕事?してるやん」
夫「パートとか副業とはそういうじゃなくて
本格的な仕事。起業とかして。
やりたいことあるってずっと言ってたやん?」
妻「・・・・・・」
これを聞いた瞬間
私の中によぎったのは
「え?私に稼げって?
あんた男なんだから、あんたが稼ぎなさいよ。
夫に稼いでこいよなんて言われたくない」
っていう心の声。
もちろん
言いませんでしたけど。
そこからは
モヤモヤイライラ。
夫の収入がガクンと減ったので
生活には余裕はありません。
貧乏ってわけではないのですが
自分が欲しい服を買ったり
自分が行きたいライブとか行く
自分のためのおこづかいは
どんどん少なくなってきています。
今までは
うんと年上の主人が
そうはいってもお金を用意してくれていたけれど
その主人の口から
「お前が稼いできてよ」
と言われたことが
相当なショックでした。
恥ずかしいので
誰にも言えず
頭の中でグルグルグルグル考えてしまいます。
考えることは
「私は夫に大事にされていない?」
「男が稼ぐべきという偏見が私にはある?」
「そもそも私は夫に愛されてない?」
「そういえば子供ができてから
もう何年も手も繋いだことがない・・」
自爆気味で
三カ月くらい悩んでしまっていました。
たて続けに
池田先生のメルマガを読み
「私みたいな人」がいるのを知り
申し込みました
という流れです。
次回の勉強会にピッタンコのテーマだなと
思ったので
次回の勉強会ご参加の方は
どうぞお楽しみに。
女性性と男性性
そしてお金の問題は面白いほどに
リンクしています。
ひとつわかれば
全部が紐解けるそれはそれは
面白い世界。
そして
努力じゃなくて
「あ、そうか」ってハッと気が付けば
一瞬で見える世界が変わるのが
女性性の威力。
ぜひ、掴んで帰って下さいね。
本当は夫に養ってもらうのは嫌だと思ってるけど
主婦やってますって女性、結構います。
本当は夫に養ってもらいたいけど
自分で稼がなきゃ誰も養ってくれないと思っている女性も
同様に、います。
でも、絶対言わない。
人ってね面白いんですよ。
さあ、しゃべって下さいってなると
その口から出てくることは
ほぼ「嘘」なんです。
嘘って意識してわざと嘘を言うってことじゃなくて
「本音をしゃべる癖」が
ついてないから
頭で考えて「これを言えば正解」って言葉が
口から出てくるんです。
自分の中にある
ネガティブなことを
言語化していくのが
私の個人レッスンのメソッドです。
いまほど
女性が
「実は私は稼ぎたい」
「実は私は一人の女として認められたい」
って時代はない。
それが可能な時代になってますからね。
お金に対しても
「お金は欲しい」
「もっと稼ぎたい」
「稼いできてくれる人と結婚したい」
って考え方Aがある。
でも、
「お金はほどほどでいい」
「困ってはいないです」
「そこそこの人と結婚できればいい」
って考え方Bもある。
Aが本当は欲しいもの
Bは「これを言っておけば波風たたない」ってもの
本当は欲しい VS でも口に出したらみっともない
これが心の中にで
ずっと戦ってる。
だからいつまでたっても
状況は平行線。
最初に紹介した彼女のように
お金の話や
ご主人との性の話になると
いきなり現実逃避がはじまるんですね。
誰にも言えない
なかったことにしたい。
自分に起こっている現実を
直視して
「あ、私ってこんな思い込みがあるんだ。」
ってなった人は
新しい感覚に書き換わるんだけど
ここがなかなか自分一人じゃ直視できない。
勉強会でも何度もやりますが
私たちが生きてる世界で
現実化することは3つの領域があります。
①確信していること
②恐れていること
③信じたいこと
①のあなたが確信していることは
パンパンパーンって
つぎつぎ現実になる。
で、確信してることって何かっていうと
あなたがいつも思ってること、です。
何気なく会話のはしばしに飛び出す言葉です。
お金って今から貯めとかないと将来、老後破産するよね
うちの旦那は本当に稼ぎが悪くて頼りにならない
もう年取ってしんどい、こうやって老いていくよね
お金がいつもないし、毎月支払いでカツカツ
私には出会いがない
私ばっかり働き続けないといけない・・・
こうやって
繰り返し繰り返し
毎日思って会話して
その思いを確信にまで
届かせていたりしていませんか?
同じ会話や同じ思考をする人同士は
それはもう見事につるみやすい。
お茶を飲みながら
信念を強化しているとしか
思えないような会話を繰り返している人もいます。
言葉って
本当にしゃべった通りに
なるんです。
お金持ちになりたい
って思う自分と
お金持ちって嫌な奴って思ったり
悪口言ってる自分
自分の心の中で
拮抗するから
どんなに「お金持ちになろう」って思っても
アクセル一生懸命ふかしても
ブレーキが強すぎて
結局止まる。
モテたいって思っても
モテて一点集中してる女性みると
「嫌な女」って
悪口が飛び出す自分。
あんな風にはなりたくないって
相手を引き下げることで自分をあげようと
してしまう自分。
これも
自分の中で拮抗する。
お金に対して恐れていること
異性に対して恐れていること
欲しい
でも
こうなったら嫌だな
ってのが常に
心の中で拮抗してる。
行きたいって手を挙げるけど
「じゃあどうぞ」って
ゲートが開くと
「やっぱり怖いからそっちへ行けない」って
足が動かなくなる。
こんなことを繰り返して
いませんか?
先日もレッスンにお越し下さった女性がいたんですね。
彼女はとても勉強会。
占いをずっと勉強してて
会社員時代から
1千万円近くかけて勉強してるんです。
算命学、四柱推命、気学、宿曜、動物占いまで。
あらゆる知識が頭に入っている。
その時間10年以上。
何度か、ペンネームを使って
起業したけれど
半年で挫折。
集客が難しかったり
来てくれたお客様に厳しいことを言われたり
「やっぱり私には無理なんだ」って思い込みを
強化させてしまった。
あとね
こんな男性も。
面接対策でお越し下さったんです。
ここぞってシーンでいつも
失敗してしまう。
さあ、今やるぞって思ってやろうとすると
必ず体調が崩れる。
昨年も大事な面接の前日に
胃腸炎になってしまったんです。
その日まで
体調管理も万全で、食べ物も注意していたのに、です。
あがり症のご相談でお越しになる方は
このケース本当に、多い。
これね
頭の中に「変なプログラム」が入っているだけ
なんですね。
この「変なプログラム」これを抜くしかない。
抜くためにすることは
まずこう考えるんです。
「なるほど、私の頭のプログラムの中に変な思考のプログラムが入ってるんだ」
ここぞって時に
失敗するってプログラムって
結構入っている人、多いんですね。
これは仕事でも受験や面接とか
オーディションとか
そういったものの他にも
営業してる人で
「ある程度うまくいってても最後は契約できない」とか
「最後にはいつも断られる」とか
そういう思い込みが
強烈に入ってしまっている人が
います。
でね、何度も同じパターンを繰り返してるなってことが
あったら一度立ち止まって
考えてみるんですよ。
どういう瞬間に
自分はこう思ってしまうんだろう?って。
それはね
その感情が湧き上がった一番最初の体験が
過去に必ずあるんです。
だからその過去の記憶に
一回戻るんです。
「なんで自分はそんな風に考えちゃったの?」って
思い出すんです。
今あなたが50歳だったとして
「私の考えはこうなんです」
とか
「私はこういう性格なんで」
とか
いろいろあるんですけど
自分の考えなんて
ほぼ自分の考えじゃないんですね。
だいたいは
周囲にから言われ続けたり
周囲の人に洗脳され続けた結果
それが今の自分の考えになってるんです。
または
相当強烈に言われたり
厳しい母親とか父親に相当言われ続けたことが
今の自分の考えになってるだけ
なんですね。
だから
その考えを持ってる今の自分が
気に入らないっていうなら
その考えを
一回整理して
捨てるってことを
するんです。
これをレッスンで
会話しながら棚卸して
やっていくんです。
なるほど~私は
こういう時にこういう風に考える癖を持っているんだな
そういう思考が脳の中にプログラミングされてるんだなって
まずは
①知る
②捨てる
③新しい考えを入れる
だいたいは
10個も20個も間違った不要な
思考のプログラムが
入ってるのが普通です。
それをね
まずはひとつ、ふたつ
って入れ替える作業をする。
ひとつかふたつ成功すると
あとは
「あ、なるほど、後は応用だな」
ってことで
自分で簡単に取れるようになる。
一回戻るのか大事
なんでそう思うようになったのか?
いったいいつからその考え方をするようになったのか?
人生の最初の頃に
両親が「お金がないと大変」とか
「女は控えていないと大変」とか
いろいろ見たり聞いたり言われたことが
子供心に強烈に入っちゃってプログラミンされてるんだな~
って思えばいいんです。
そこでね
深刻になる必要も重くなることも
落ち込んで泣くことも必要ないんです。
運命でもなく生まれ持った性格でもなく
一生ひきずる深刻な思考でもない。
ああ、パソコンの中に
こんなデータが入って
そのデータが起動しちゃっただけなんだ~
って客観的に知るだけでいい。
で、ここからだ大事なとこ。
新しい思考を入れるのは
自分が「あの人いいな」
って思う人に聞けば教えてくれるんです。
あの人うまくやってるよね
あの人どうして平然としてるんだろう
あの人いつもいいとこ座ってくよね
って人に聞くんです。
「こういう時に自分は引いてしまうんですけど
◯◯さんはどうやってるんですか?」
「営業しててここぞって時に
強くクロージングできなくて
結局契約が取れないんです。◯◯さんは
どうやってるんです?」って。
聞けば
ああ、そういう時は
こう考えて
こう言ってる
って教えてくれる
それをそのまま聞いて
「あ、なるほど」
ってそのまま自分の中に入れれば
それでOK。
物事をね
単純に考えるんです。
悩みってだいたい
重いでしょ?
深刻になっちゃうでしょ?
深刻な悩みは重いんです。
で、重いものって
動かます?
重いから持ち上げられないし
動かせないんです。
だから
ずっとそこに留まる。
悩んでいる人は
重いものを抱えてるから
状況が変わらない。
深刻になってる時は
絶対、事態は好転しないんです。
最近ね、個人レッスンでみなさんと
お話してて思うんですが
「こういうことは正しい」
「こういうことは悪」
って善悪がものすごく強烈に入り込んでる。
その強烈さは
すごい。
「親からは何も言われず
自由に育ちました」って人は
少ない。
謙虚でないと嫌われる
女は節約上手でないと嫁にいけない
贅沢をする人はダメ
でしゃばると叩かれる
自分が本当は欲しくて欲しくて
たまらないものがあるけれど
それを口に出して言えない
誰も言えない
そんなことを思う自分に罪悪感。
そして
自分が欲しいものを
手に入れている人を見ると
嫌悪感でいっぱい。
嫌悪感でいっぱいだから
批判する。
でも、本当は自分もそれが欲しい。
欲しくて欲しくてしょうがない。
でも
言えない。
このループから抜けるのは
簡単です。
ガチガチの固定概念を持っていると
生きることが
本当に苦しくなっていきます。
自分を窮屈にする考えなら
捨ててもいんじゃない?
って軽く思えば
捨てられます。
私たちは
そう思ってるから
そうなります。
この法則からは
逃れられません。
欲しいと思ってると
やってきます。
欲しいと思いながら
それを否定しているなら
絶対にやってきません。
自分の現実を変えるには
自分の中で
拮抗している
考えの戦いをやめることです。
他人に嘘をつくのはいいんです。
でも自分の本音に嘘を言っていると
その通りになっていきます。
欲しいものは欲しい。
これでいいんです。
手を挙げれば
その人のところに
届きます。
欲しいけれども
欲しくないふり
手もあげない
でも
心の中で
「誰か察してよ」
「誰か私が欲してることに気が付いてよ」
って叫んでも
誰にも聞えません。
ちゃんと
言葉にしましょう。
私はここにいます。
私を見つけて下さい。
私はこれが欲しいんです。
これは練習すれば
すぐにできます。
そして
間髪入れずに
「はい、私、それ欲しい!」って
手を挙げる人と
会話しましょう。
あとは勝手にうつってきます。
感染します。
勝手に、です。
パッと手を挙げられるようになる
新しい私になる母性型勉強会へようこそ
あたらしい私になる母性型勉強会
2024年8月18日(日)15時~17時30分/懇親食事会17時30分~19時30分
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第1の法則 セルフイメージ
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第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法
第4の法則 人から好かれる声の作り方
第5の法則 伝わる話の組み立て方
第6の法則 あがり症の克服
第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖
あなたが、弱みだと思っていることは
実は「強み」であることはとても多いのです。
あなたの中に眠る強みを引き出し
どんどん世界を広げていって下さいね。
話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。
1、説得力が増します。
2、人に好かれます。
3、笑顔が素敵ですねと言われます。
4、はっきりモノを言える人間になります。
5、断れる人間になります。
6、悩みを相談されやすい人になります。
7、話しかけられやすい雰囲気になります。
8、自信がつきます。
9、信頼してもらえるようになります。
10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。
会話術・コミュニケーションスキル・パブリックスピーキング・プレゼンテーション技術・スピーチトレーニング・ボイストレーニング・ビジネスコミュニケーション・インタビュー対策なら香川県の強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子
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