強みを引き出す

話し方コンサルタント池田弘子です。

 

長野県の蓼科に

行ってきました。

 

今、とっても気持ちいい気候。

長野は久しぶりだったので

友人にも会い

ゆっくりとした時間を

過ごしてきました。

 

ちょっと忙しくしていたので

今回は移動はほとんどせず

ホテルでゆっくり本を読んだり

してきました。

 

違った場所に出かけて

充電する時間

とても大事です。

 

帰ってきて早速に

ご報告を頂きました。

 

私のもとには

現在進行形でレッスンを受けて下さっている方や

過去に受けて下さった方から

毎日のようにメールが届きます。

 

 

毎日何かしら

ご報告を送ってくださる方も

いらっしゃいます。

 

 

今日は多くの女性が陥りがちな

思い込みのパターン

見事に

切り替えてしまった

女性のお話をします。

 

彼女は

私が20年ほど前に四国新聞社主催で

「女性の活躍講座」をして下さった時の

第1期生。

 

その時は新聞やテレビで宣伝して下さったお陰か

ものすごい数の働く女性が四国中から

お越し下さいました。

 

その後も、その反響で

取材に来て下さったり

新聞に記事を掲載して下さったりと

マスコミの威力って

すごいなあと思ったんですね。

 

で、今回ご報告を頂いたのは

その時の数日間にわたる

セミナーに参加して下さった女性の

娘さんです。

 

 

娘さんといっても

41歳。

 

東京で大学を出て

大手企業に勤めていたのですが

お医者さんとご結婚され

3人の子育てをされていました。

 

ご主人は大学病院勤めから一転

ご主人の地元で開業することになり

1人目のお子さんが生まれた頃から

ご主人は開業したばかりで

寝る暇も休日もなく大変

奥さんはほぼ母子家庭状態で

子育てを。

 

もともと彼女は大学で心理学を学ばれており

結婚してからも資格を取っていずれは

ご自分で仕事をしたいと思っていました。

 

しかし、子供ができると

そうはいきません。

朝から夜まで24時間365日子供の世話。

 

3人目の子供さんが

中学生になった時に

彼女は実家のお母さんのもとに

「SOS」を出してきました。

 

久しぶりに実家に戻った娘の表情は暗く

あんなに利発でいきいきしていて

笑顔で前向きだった娘が

しゃべることは暗く愚痴っぽく

体調はずっと悪いと。

 

肩こりがひどく、週に3回

きつめのマッサージに行ってるけれども

1時間後にはもう体がバキバキになっている。

 

お母さんは

このままではいけないと思い

いろいろと検索していると

懐かしい私の名前が出てくるホームページを

見つけて下さった。

 

すぐさま、お電話を頂きました。

私はずっと携帯電話の番号を変えていないので

すぐに繋がりました。

 

「わあ、何年ぶりかしら!!」と

私も懐かしいお顔を思い出しました。

 

娘さんに私の事を話すと

すぐに相談にいってみると

なり、翌日には

ホテルで彼女の娘さんと

1対1でお会いすることができました。

 

トントントンと

いく流れってこういう時なんですね。

 

 

彼女が今抱えている気持ちを

しゃべってもらっているうちに

ある言葉が何度も出てくることに

気が付きます。

 

 

「私ばっかりがどうして・・・」

「私ばっかりが大変」

 

 

子育てを誰よりもちゃんとしながら

食事だって絶対に手抜きせず

身体にいいものを料理して

家事も完璧。

 

独身時代から

常に前向きで勉強もでき

友人たちからも頼りにされる存在だった。

 

愚痴を言ってる自分も嫌

ちゃんとしない自分も嫌

子育てはちゃんと母親がしないといけない

妻としてもちゃんと家のことをしないといけない

 

 

お母様からは

「とにかくよく気が利く娘」

という印象があります。

 

先回りしてなんでも気をきかしておいてくれる

秘書のような気配りができる自慢の娘だったそう。

 

 

いかがでしょうか?

 

 

2回目のレッスンの時に

私は娘さんにこう

言ったんですね。

 

「ご主人に今のあなたの状態を

そのままお話してみたことはある?」

 

彼女はこう言いました。

 

「ないです。

言ってもわかってもらえないだろうし

主人は忙しい忙しいしって逃げてばかりで

私の話なんてきいてくれないし

私だけが全部やって

私だけがいつも責任を負わなきゃいけない

状態になってしまってます。」

 

 

それって

ご主人がそういったのかしら?

 

いや、言われてません。

でも、きっとそうです。

 

こんなやりとりの繰り返し。

 

 

彼女の中に

「ご主人には頼れない」

「私はひとりでいつも全部頑張らないといけない」

「誰も助けてくれるはずはない」

「話しても誰もわかってくれない」

「私だけが苦しい」

こんな思い込みが

強烈に入っているんですね。

 

 

それはどうしてわかるか?

 

内面で思い込んでいることは

そのまま思わず言葉に出てきます。

 

 

そう思っているから

そうなる

というのが

まさにこのことですね。

 

 

このカラクリ

はやく気が付くことです。

 

 

そんなに大変なら

子育て中だけ

家事を代行サービスに頼んでもらうとか?

どう?

 

 

そんなことは

できない。

抵抗がある。

 

どうして抵抗があるのか?

 

文句を言われそう。

 

誰に?

 

主人に。

 

「家事を代行で外注するなんて」

「母親なのに子育てがしんどいなんて」

そう文句を言われそう。

 

 

ご主人は文句を言ったの?

 

いいえ

 

じゃあ言ってみたら?

 

こんなやりとりがあったんですね。

 

 

で、

今回頂いた経過報告メールです。

 

 

先生!ビックリです。

主人にそのまま先生に書いてもらった台本を

話してみました。

すると

「ああ、じゃあ頼めばいいよ。

仕事で付き合いがある人から電話を入れてもらうから

早速手伝いに来てもらえるようにしたらいいよ」

と、あっさり。

 

3食の手作り料理も

ご主人は別にそんなことを求めてはいませんでした。

 

しんどいなら

子供は誰かに預けるとか

外食するとかその方が気が楽。

不機嫌な顔して家でイライラされるより

ご機嫌でいてくれる方がずっといい。

 

 

彼女はびっくりしたわけですね。

 

帯状疱疹が出るまで

頑張ってきたのは

自分自身が

こうしなきゃいけないんだ

という思い込みが

ここまで自分を追い込んで

頑張り続けてしまう現実を

作り上げてしまっていたわけです。

 

 

こういうこと

女性には多くあります。

 

 

誰に頼まれてもないのに

勝手に自分を犠牲にして

◯◯のために無理をしてしまう。

 

 

家庭の中で自己犠牲をやってしまうタイプの女性が

社会に出て仕事をすると

会社の中では、

「私はこんなに頑張ってやっているのに

上司は認めてくれない」

となりもめ事を起します。

 

 

あなたが経営者なら

こんな女性社員はいませんか?

 

 

さきさきと先回りして気は利くのですが

なんでもやり過ぎてしまう。

文句があっても決して口に出して言えず

心の中で不満を自分勝手に溜め込んでしまう。

 

溜め込んだ膿がいっぱいになった時が

最後、トラブル勃発です。

 

え?あの人が?

いきなり上司批判。

社長攻撃。

 

うちの会社の社長は

私がこんなに見えない努力して頑張っているのに

全然認めてくれない

許せない

と恨みを抱えるようになります。

 

 

頑張りすぎる

気が利く女性社員に

起こりがちです。

 

どこの会社でも水面下で

起こっています。

社長はお手上げです。

 

 

自己犠牲の思い込みにはまっている時は

人生は何をやっても

苦しいことばかり

起こってきます。

 

 

それは

その人の中に強烈な思い込みが

あるからです。

 

 

私は一人で頑張り続けないといけない

私だけが頑張らないといけない

誰も私を助けてくれない

私はずっとひとりぼっち

私には頼れる人がいない

私のパートナーには私は頼ることができない

 

そう思い込んでいると

これが「種」になります。

 

「種」は必ず花を咲かせます。

 

 

思い込んだ通りの

花を咲かせてしまうんです。

 

 

彼女のように帯状疱疹が出るほど

身体がSOSを出している時は

チャンスです。

 

このことは

私に何を気が付かせるために

起こっているのかしら?

と気が付けば

思い込みを違う思い込みに

変えることができます。

 

 

母親だから

こうしなきゃいけない

妻だから

こうしなきゃいけない

女だから

こうしなきゃいけない

 

逆に

そうでないことを

してしまった場合の

罪悪感も

これもまた

思い込みです。

 

 

女性は結婚すると

人を好きになってはいけない

という思い込みを持つと

誰かを好きになってしまう自分に

罪悪感を感じます。

 

そして

結婚しているのに

好きな人ができて不倫している人を見ると

許せない、あんな人は嫌いと

攻撃が始まります。

 

 

これ全部

自分の中の思い込みです。

 

 

実はどっちも

やっかいです。

 

 

すべての種は

自分の中にあります。

 

 

相手の問題では

ないんです。

 

そう考えると

いくらでも

変えようがありますよね。

 

 

母性型は

柔らかく

アメーバのように

ぐにゃぐにゃと

形を変えることができるしなやかな

自分を作ります。

 

 

 

自分が今

苦しいな

孤独だな

何をやっても八方塞がりだなって

なっている時

それは

思い込みの「種」が

マイナスのものが

たくさん入っている可能性

あります。

 

 

知れば気づきます。

 

 

あれ?

主人は私に一人で頑張れなんて

言ってなかったわ

あれ?

SOSだせば

周囲が助けてくれたわ

 

ってことに

気が付きます。

 

 

一人で頑張り続けないといけない

誰にも頼れない

主人は私を助けてはくれない

私は孤独

私には仲間がいない

という思い込みを抱えていると

その思い込みは

もう見事に数年後

あなたの目の前に現実として

現れます。

 

 

強烈な不安や孤独や怒りを抱えていると

どんな表面を平気な顔して

取り繕っていても

必ずどこかで行き詰ります。

 

 

私たちの人生には

毎日いろんなことが

起こります。

 

その度に喜んだり悲しんだりします。

嫌な気持ちになることもあります。

 

その出来事は

自分の中にある思い込みの「種」が

芽が出て目の前にやってきただけ、です。

 

現れる人も同じです。

 

いつも同じパターンを繰り返しているはずです。

嫌な上司と出会ってしまう

だからまた職場を変えなくてはいけない

 

うまくいかないはず

という思い込みを抱えている限り

どこに行っても実は同じパターンが起こります。

 

 

人生後半戦にさしかかってくると

多くの人は

もう我慢して生きていたくない

自分の本音に正直に生きていきたい

自分を偽りたくない

そう考えはじめます。

これは

本能です。

 

 

本来の自分に戻りたがってしまう

本能です。

 

 

ポジティブ思考を学びすぎていたり

前向きな言葉を使わなくてはいけないと

思い込んでいたり

常に笑顔でいなくてはいけない

と思い込んでいたり

内面と外側が一致していないことを

やり続けていると

まずは身体にサインが出てきます。

 

不協和音を起すように

ちゃんとでてきています。

 

身体は天才です。

完璧です。

お利口に勉強しすぎてしまうと

自分のことが

わからなくなっていきます。

 

 

出口がない

八方塞がりと感じたら

ぜひレッスンを受けて下さい。

 

あなたの

思い込んでいるものの正体は

話せばすぐにわかります。

気がつけば

解決ではなく

問題そのものが

問題じゃなかったということも

あるんです。

 

 

現場では

そんなことが

毎日のように起こっています。

 

 

追伸 最近、過去の講座や塾にお越し下さった方が

個人的にお話したいと1対1のレッスンに

申し込んで下さる機会が増えています。

肝心なことは1対1で。

 

これが基本なのかなと思います。

安全な場だと安心しないと人は決して

本音をしゃべることはできません。

今後も、安心して頂ける場を提供していきたいと

思います。

 

10月、11月の講座では

負けカードを見事に

自分の人生の「強み」に変えてしまった

女性たちを取り上げます。

 

 

次回知ったかぶり講座は

「今まで正しいと思い込んできたことが

全部間違いだったらどうする???」をやります(笑)。

 

 

大昔のエピソードに

心を飛びし

思いっきりあなたの頭の中を自由に

遊ばせましょう。

そして11月講座

母性型勉強会でリクエストが多かった

「魔法使いになる方法」です。

魔法って、実はみんなもう使ってます。

魔法は使っていないと使えません。

あたりまえのように使うから、魔法は使えます。

 

次回の「知ったかぶり講座」

会話のベースは情報ではなく教教養

10月29日の知ったかぶり講座は新潟より

遠藤由美子さんがお越し下さいます。

強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

由美子さんの

言葉遣い、話し方、立ち居振る舞い、目線、歩き方

そのすべてに魅了される方は多いはず。

お手本が自分の周りにたくさんいること。

これが最短で成長してしまう法則です。

ぜひ、会話をなさってご自分の中に

インストールして頂きたい。

そして

古事記の「男と女バージョン」をさらに詳しく聞きたいという

リクエスト今回たくさん頂きましたので

盛り込んでいきますね!お楽しみに。

 

池田弘子の知ったかぶり講座

会費はPAYPALにて事前にお支払いをお願い致します。お支払いが完了確認できましたら参加確定とさせて頂きますので

どうぞご理解とご協力をお願い致します。当日会場での現金のやり取りをなくしたいと思っております。ご理解ご協力

どうぞよろしくお願い致します。

 

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この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

 

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。