社員が思うように動いてくれない|社員を動かす話し方人を雇ったら仕事が増えた!母性型経営で乗り越える方法

孤独と競争に疲れた女性経営者へ “話し方”を変えて男性性に頼らない母性型経営を始めよう

こんにちは🌸

池田弘子です。

 

過去に母性型勉強会にお越しくださった女性が

メルマガを読んでくださり

こんなご相談メッセージをいただきました。

 

女性経営者(56歳)


私は、社員2人とアルバイト2人を雇っています。

社長として、新しい仕事の獲得、企画の立案、そして店舗運営まで、幅広く業務をこなしています。

負担を減らすために社員を採用しましたが、

思うように動いてくれません。

指示がなければ仕事が進まず、デジタル化にも消極的で、

新しいやり方を取り入れようとしません。

 

さらに、異業種交流会で出会った優秀な人を新たに採用しましたが、

私に相談せずに勝手に仕事を進めたり、

副業を始めたりするなど、問題が発生しています。

 

結果として、人を雇っても気を遣うばかりで、

仕事の負担は減らず、むしろ増えているように感じます。

 

人件費は膨らむ一方なのに、

売上を伸ばすためには私がさらに頑張らなければなりません。

 

池田先生の『母性型経営』を読んで理想の経営スタイルを学びましたが、

実際にはなかなかうまくいきません。

感情的にならずに、

どうすれば部下を上手に動かせるのでしょうか?


このご相談、

多くの経営者が経験する悩みです。

 

母性型経営の考え方と話し方で、

この状況をどう乗り越えればよいのでしょうか?


目次

  1. なぜ「人を雇ったのに楽にならない」のか?
  2. 母性型経営で乗り越える3つのポイント
  3. 実践編:部下を動かす母性型の話し方
  4. まとめ:平常心を保つことで変わる経営

1. なぜ「人を雇ったのに楽にならない」のか?

「人を雇えば楽になる」と思っていたのに、現実は違う

——これは多くの経営者が直面する問題です。

 

その理由は、以下の3つです。

①「自分のやり方」で動くと思っていた

→しかし、部下にはそれぞれのやり方があります。

 

②期待と現実のギャップが大きい

→経営者の「当たり前」は、部下には「未知の世界」です。

 

コミュニケーションのズレがある

→「指示しても動かない」「勝手に動きすぎる」問題が発生します。

 

ここで重要なのは、母性型経営の考え方を取り入れ、

「経営者の思考」を「育てる思考」に変えることです。


2. 母性型経営で乗り越える3つのポイント

① 部下の「特性」を見極める

  • 指示待ちタイプ → 具体的な指示を小さく区切る。
  • 勝手に動くタイプ → ルールを明確にし、「報連相」を徹底させる。

②「新しいこと=不安」を理解する

デジタルスキルへの抵抗は、「慣れたやり方が安心」だからです。

まずは、小さな成功体験を積ませることが大切です

実際の成功事例①

ある眼科医院では、長年手書きの予約表と電話予約のみで対応していました。

受付を担当するのは、先代院長の時代から働くベテラン社員。

しかし、新しい予約システムの導入を強く拒否していました。

そこで、無理に押し付けるのではなく、

「まずは1週間、お試しでやってみない?」

と優しく提案。

実際に一緒にシステムを使いながら、その便利さを体験してもらいました。

すると、一週間が過ぎ、一か月が経った頃には、

「どうしてもっと早く導入しなかったのかしら?」とご機嫌な様子で、新しいシステムをスムーズに使いこなすようになりました。

 

③ コミュニケーションの質を変える

イライラして命令口調になると、

部下は「委縮する」か「反発する」かのどちらかです。

 

母性型経営では、相手の心理に寄り添いながら伝え方を工夫します。


3. 実践編:部下を動かす母性型の話し方

① 共感しながら伝える

部下に仕事を指示するとき、命令口調ではなく、共感を持って伝えます。

悪い例:「これ、早くやってくれない?」

良い例「この仕事、ちょっと大変かもしれないけど、一緒にやってみようか?」

② 小さな成功体験を作る

部下が動かないのは「自信がない」ことが本当の理由です。

小さな成功を積み重ねさせることが大事です。

「この作業の第一ステップだけお願いできる?」

③ 相談しやすい環境を作る

部下が困っていても、

話しづらい雰囲気があると、

何も言わずにミスが増えます。

 

良い例「困ったことがあったら、すぐに相談してね。どうすればやりやすくなるか、一緒に考えよう。」

④ 一貫性を持って接する

ルールを決めたら、社長自身も守ることが大切です。

悪い例:「明日までに必ずやって!」(急に締め切りを変更)

良い例:「この締め切りでお願いね。難しそうなら早めに教えて。」

母性型経営では、指示を出すだけでなく、

部下が動きやすい環境を作ることが重要です。


4. まとめ:平常心を保つことで変わる経営

部下が思うように動かないと、ついイライラしてしまいます。しかし、感情的に動くと、状況は悪化します。

私たちが平常心を保てないのは、

実は考え方に原因があります。

平常心とは、

普段通りの落ち着いた心の状態を指します。

平常心を保てば、

部下が思うように動かなくてもリラックスして対応できます。

しかし、男性社会の中で仕事をすることが

当たり前になっている私たちの日常には、

感情を高ぶらせる要素が溢れています。

部下が少しでも自分の思うように動かなかっただけで、

イライラして気持ちが乱れてしまいがちです。

母性型経営の基本は、

人は命令されたり強制されると動かなくなる

ということです。

 

逆に、

共感し励まし寄り添うことで、

自然と自発的に動き出すようになります。

 

まずは深呼吸。

「どうすれば、相手が動きやすくなるか?」を考えてみましょう🌸

母性型経営では、

あたたかく

✅でも、ルールは明確に

このバランスを意識すると、少しずつ変化が見えてきます。

 

💓知れば知るほど💓

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。