強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。

知ったかぶり講座にお越し下さった皆様

ありがとうございました。

もう春はすぐそこ、ですね。

 

ご遠方からお越し下さった方

初めてお越し下さった方

いろいろな方がここで繫がり

ご縁が広がり「こんなことになりました!」という

ご報告もいただき嬉しいなと思います。

 

よく

「あいつはツキがある」

とか

「ツキがない」

とか

「彼女は運がいい」

とか

「運が悪い」とか

いいますよいね。

 

ツキや

運の正体って何だと思います?

ここではっきり

定義しておきましょうね。

 

「ツキ」とは何か?

それは「出会い」のことです。

 

「運」とは何か?

それは「ツキの持続」のことです。

 

 

ツキが持続している時に

あの人はずっと運がいいなあと

なるんです。

 

 

ツキが出会いだとすると

その「出会った相手」を

自分の方に惹きつけ

あの人は魅力的だと思ってもらい

あの人にはまた会いたい

と思ってもらえたなら

「ツキ」は持続するわけです。

 

ツキが持続しはじめると

「運」が良くなります。

運は人が運んできますから。

 

仕事も

運命の人との出会いも

実は人が運んでくるんです。

 

 

では、そこで

魅力的な私であれば

いいのか?

 

魅力って何だろう?

という問題です。

 

まずこれを知って下さい。

人の長所とか才能は

その人に魅力となるかというと

実はそうじゃないこと圧倒的に多い。

いい学校を出た、学歴がある

といってその学識をひけらかす嫌味な人もいます。

金持ちだということを言う人も

嫌われます。

 

すごい美人だと思ってドキドキしながら

近寄ってみてしゃべってみると

5分もしないうちに鼻の先に美人がぶら下がっているようで

「もう二度と会いたくない」

と思われることもあります。

 

マナーにしても

マナーの先生のように完璧な言葉遣いであっても

慇懃無礼でなんだか嫌、という人もいます。

 

堂々と自信満々で

話す人を前にすると

「えらそうなやつ」

と思われることも

あります。

 

 

となると

私たちが

「これが魅力だ」

と思いこんでいることは

返って相手に嫌悪感を生じさせる要素となってしまっている人は

意外にも多いのです。

 

 

ある人は

いかに自分がすごいか

ということを

ほうっておくと1時間でも2時間でも

話し続けます。

 

相手の話をすぐに自分の話に

すりかえて

また自分の武勇伝

という人もいます。

 

話している内容は

確かに素晴らしい功績であり

立派なのですが

自分でいっちゃあおしまい

なんですね。

 

自慢話は

本当に気をつけましょう。

身を破滅させる引き金と

なるんです。

 

 

私のところには

多くの方は

自信をもって堂々と話せるようになりたい

かっこよく見せたい

できる人のように話したい

と来られます。

 

しかし

それは

イコールそのまま

魅力になるとは

限らないわけです。

 

 

では魅力とは何でしょう?

というお話を2023年1月2月の講座で

お話してきています。

 

人と惹きつけるには

自分に才能や知識を身に付けるのではなく

「相手が欲しいものをあげる」

ということを

1月の講座ではお話しました。

 

さあ、ここで

夜の街で働くホステスさん達が集まるところで

こんなことを

質問しました。

 

どんな男性がもてますか?

 

それぞれのホステスさん、ママさんは

それなりに答えます。

 

優しい人

気が利く人

清潔感がある人

話が面白い人

盛り上げてくれる人

ハンサムな人

紳士的な人

色気がある人

いろいろ出てきます。

 

 

さあ、ここで一人だけ

本音をスパッと言いました。

「私にお金をたくさん使ってくれる人」

 

これ、あたりまえのこと

ですね。

 

ですが、この「あたりまえのこと」

はオブラートに包まれ

なかなか本音ではでてきません。

 

 

逆に言えば

容姿がいまいちでも

年をとっていても

足が短くても

髪の毛がなくても

太っていても

もてます。

 

ものを与える

ということは生存本能に

直結するからです。

 

現代では

割り勘が当たり前であり

女性がお金を支払い

ことも

当たり前になってきました。

 

 

それがいいとか

悪いとかではなく

与えてもらえば

その人に惹きつけられる

ということなんです。

 

相手に喜びを生じさせるという事が

「与える」ということになります。

 

お金を与え

モノを与える

ということは

その人のもっている「生存本能」を満たします。

「生きたい」

「生きるために飢えては困る」

「飢えたら恐ろしい」

という「飢え」の飢餓感や恐怖を救ってくれるから

「お金を与えてくれる人」

「物を与えてくれる人」

には惹きつけられるのです。

 

 

そう、吸引力です。

吸引力=魅力

ですね。

 

 

会社をくびになりそう

リストラされそう

となった時

どうして恐怖を感じるのか?

と言えば

脳の中ではこんなことが

起こっているんです。

 

クビになる

収入がなくなる

食べるものを変えなくなる

飢えてしまう

死んでしまうかも

 

 

極端だと思いますか?

今の日本では「飢えて死ぬ」なんてことは

ありませんが、

脳の中ではそう連想してしまうわけです。

自営業の人も同じです。

 

仕事が減る

収入がなくなる

食べるものが買えない

飢えてしまう

飢え死にするかも

 

多くの人は

悪い連想や悪い予感は

努力しなくても勝手に膨らませることが

できます。

良い連想や良い予感は

気合いを入れて勉強していないと

なかなかできません。

脳はそうなっています。

 

 

だから

「私にお金を使ってくれる人」には

惹きつけらる

それも強く惹きつけられるのは

当然ですね。

 

 

これは実際に私の講座や

レッスンで女性たちが

話してくれたことです。

 

 

素敵だなと思う男性に

お茶に誘われたんです。

2時間ほどコーヒーを飲んで

会計の時

その男性が

「ここはそれぞれで」と言って

自分のコーヒー代だけ

支払って私は自分のコーヒー代を

支払いました。

一瞬で「素敵だな」と思っていた気持ちは覚め

魅力がない人だなと思ってしまいました。

 

 

別段、好きでもないけれど

いつも食事に誘ってくれたら

ご馳走してくれて

お誕生日やクリスマスには

プレゼントをくれる

ゴルフに誘ってくれたら支払いは

全部済ませてくれています。

もう4年ほどそんな関係ですが

いつもよくしてくれるので

「いないと困る存在」になっています。

 

 

顧問契約している士業の先生が

います。

毎月顧問料がいるので

時々「もう契約しなくてもいいかな」と

思う時もあります。

しかし、この先生は

なにかにつけてお菓子を持ってきてくれたり

お中元、お歳暮、と持ってくれます。

そのたび「まあ、このままでいいか」と

思ってしまいます。

してもらってるから悪いなという

気になるんだと思います。

 

 

こんな話もありましたよ。

たまたま男性とデートしていた

女性がお店に入りました。

そのお店には

彼女の友達が3人、たまたま食事をしていました。

 

先に食事を終え

店を出ることになったのは

デート中のカップルです。

 

女友達に「またね」と彼女は

挨拶をして

会計へ。

 

デート中の彼は

伝票を彼女に渡して

さっさと店を出ていってしまいました。

 

彼女は会計をしながら

とても恥ずかしい思いをしたと

言います。

それは

「私が支払っている」ことを

女友達に見られてしまったから、です。

 

せめてみんなが見てる場では

彼がさっと支払ってくれたら

私も恥をかかなくてすんだのに・・・。

 

女友達の前で

「彼に大事にされていない私」を

見られてしまったことで

とても落ち込んでしまった。

 

この体験談を聞いた時

その場にいた女性たちが

「わかる!!」と

共感して手を叩きました。

 

 

お金を払ってくれる=大事にしてくれる

と思ってしまう女性は

実は多くいます。

男性は知りません。

 

そんなのはおかしい

と思う女性も男性もいるでしょう。

 

でも、いい悪いではなく

理屈ではなく

「与えてもらえる」

ということほど

人の心を満たすものは

ないんです。

 

 

車で送ったもらった時に

帰りのコインパーキングの

駐車代を割り勘されて

覚めました

という若い女性の話もあります。

 

 

でもそんなに

与えて

お金を払っていたら

自分のものがなくなっちゃうじゃありませんか!

 

そう思いますよね?

そこで「与える」ということで

お金を使わず

物を使わず

できることを

次回お伝えしたいと思います。

 

 

特に女性は

「これ」を知っているだけで

あの人は魅力的な女性だ

あの人にはまた会いたい

あの人はなんだかかわいげがある

と思われます。

 

 

さあ、次回の知ったかぶり講座

2023年3月19日(日)です。

お楽しみに。

 

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第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

 

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

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1、説得力が増します。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。