強みを引き出す
話し方コンサルタント池田弘子です。
2022年のはじまりですね。
年末年始は
いろいろな方が会いに来て下さる機会が多く
刺激的な年初めでした。
年始は、エネルギーが高まっている時期なので
熱量の高い人達が
集まってきたのかなと
思います。
12月31日メルマガ記事を配信させて
頂いたんです。
その記事を読んで下さった男性が
北海道小樽市の方。
ずっと読んで下さっていたそうで
1月からレッスンにお越し下さるとのこと。
小樽には2021年に2度ほど行ったんです。
まだ行きたい場所があったので
今年も行く予定にしていたところなので
ご縁で引き寄せたのかしら?と(笑)。
お電話でお話させて頂いた時に
古事記だけでなく
ギリシャ神話や世界の神話に
関心がおありになり
古い映画や本を子供時代から
読んだり観たりしてこられているそうです。
奥様とご一緒に会社を経営されておられ
全国11か所の支店がおありになるそうです。
奥様とご一緒に
レッスンを受けにお越しになられる予定です。
講座の日と重ねて
来られるように調整して下さるようですので
うまく日があえば
知ったかぶり講座でご一緒できるかもしれませんね。
さて
個人レッスンにお越し下さっている方から
メッセージを頂きました。
深い気づきを得て下さっている内容
快諾頂き、ご紹介させて頂きますね。
昨年は本当にありがとうございました。
池田先生のレッスンを受けてみて
自分がいかに「正しいか間違っているか」「善か悪か」という
価値判断を持って人生を生きてきたのか知り衝撃でした。
2度の離婚、子供たちは反発ばかり
私なりに愛情を注いできたと思ってきたけれど
私を困らせるようなことばかりを次々起こしてくる。
池田先生は、決して私が悪いとは
言いませんでした。
私に原因があるとも。
でも、先生と話をしていくうちに
自分の口から出てくる言葉が
どれだけガチガチの固定観念に凝り固まっているのかに
気が付きはじめました。
「そうなの?」
「どうかしらねえ」
「それって、誰かに言われたの?」
「別にいいんじゃないの?」
先生が、私に投げかけてくる言葉に
「え?違うんですか?」
「え?普通はそうじゃないんですか?」
「え?先生はそう思わないの?」
そんな連続でした。
そして1週間、2週間、3週間と
先生とお話を繰り返していくうちに
先生がずっとおっしゃっている
「教養があるから、もめずにすむ」という言葉に
はっとしました。
先生がお話して下さった
古事記の神様たちの痛快な逸話の数々。
神様は完璧じゃない
いいも悪いもなく
あらゆる違いがOKという
超受容の価値感。
先生の口から出てくるお話の数々が
面白くてグイグイ惹きこまれました。
私も勉強してみたい。
私ももっと歴史や古事記や神話を
知ってみたい、そう思いました。
最初は、自分のキツい物言いや
人間関係をうまくやれないことが悩みで
申し込ませて頂きましたが
先生のレッスンを受け
他の生徒さんとご一緒にグループレッスンを受けさせて
頂いているうちに
「そんなことどっちでもいいや」
という気分になってきました。
私の意識のベクトルが
「先生のように教養のある女性になりたい」
になってしまいました。
先生が教えて下さる本は年末に全部
Amazonで注文しました。
グループレッスンでご一緒させて下さった方が
教えて下さった映画も
TSUTAYAでレンタルしてきました。
今は、好奇心が湧いてきて
うずうずしています。
また、みなさんとお話できる時が
待ち遠しい、といった気分です。
悩んでいた息子や娘のことも
先生が
「子供は、あなたを見てるから
あなたが夢中になって楽しんでいたらいいの」
という言葉が刺さりました。
そうですよね。
私を見てるんですよね。
娘や息子から見て私は
ちっとも幸せそうじゃなくて
ちっとも楽しそうじゃなくて
教養もなく
尊敬される存在では
ないと思いました。
暗い色の服装も
全部変えました。
先生のように赤やピンクとはまだ勇気がでませんが
パステルの綺麗な色のブラウスと
シフォン素材のやわらかいワンピースを買いました。
顔もガサガサだったので
すぐにエステを予約しました。
いろいろ
忙しいですが
ものすごく楽しいんです。
今年も
先生とご一緒に
好奇心を満たすことを
やっていきたいです。
私の意識を
まったく違う世界へ
飛ばして頂き
感謝しています。
先生は私の母親と同じ年齢ですが
全然違います。
年を取ったら老けてくたびれて
面白いことがなくなっていくと思い込んでいました。
私、先生を目指して
80歳が人生のピークだわ
って言えるようにずっと勉強し続けます。
素晴しいですよね。
この女性は私がお伝えしたい真意を
すぐに感じ取って下さった方です。
他の生徒さんとお引き合わせした時に
お互いが
「こんな話ができる人達と出会えるなんて!」と
初対面でなんと5時間も盛り上がったんです(笑)。
会話こそ、ご馳走です。
ご馳走のような会話を楽しめるには
教養という引き出しが必要です。
引き出しを作るには
まずは好奇心が発動するかどうか、です。
私がどうして
歴史や神話を勉強して欲しいのか。
いつもお越し下さってる皆さまには
何度もお話をしています。
私たちの悩みは
99%人間関係です。
夫婦でも
親子でも
職場でも
友人関係でも
最初はよくても距離を縮めようとすると
かならず「もめる」人がいます。
そのもめごととなる価値観は
私は正しい
だから
あなたは間違っている
という考えです。
自分は「善」であり
相手は「悪」なんです。
正義感がやたら強い人は
相手を裁く習慣があります。
相手を裁く癖がある人は
「もっともっと」
自分が裁かなくてはいけないような人が
目の前にやってきます。
このメカニズム
わかりますか?
私たちが生きる世の中は
そう思ってるから
そうなるんです。
相手が「悪」だと思っているから
もっとあなたに対して
「悪」だと思わせるような
出来事を起こしてくるんです。
引き出しているのは
こちら、です。
こんなことしちゃいけない
こうでないといけない
楽しい事ばかりしてちゃロクなことが起こらない
真面目に生きなきゃいけない
こうやって
頭の中が
ガチコチに固まっていると
どんなに頑張っても
しんどいことばかり
起こります。
私は
嫌なことを
苦労して
我慢してやることなんて
ないんですよと
いつも言ってます。
でも、日本人は
苦労好きです。
そんなに追い詰めてどうするの?
ってほど
自分を追いつめます。
苦労ばっかりしてて
不幸なことばっかり起こってて
我慢ばかりしてて
「もっと頑張らなきゃ」って
やってる人と一緒にいたいって
思いますか?
どうやっても
魅力的にはうつりません。
一緒にいたいのは
「人生は何でも自分の思った通りに
ラクラクうまくいくんだ」って
思い込んでいる人の方では
ないですか?
楽しそうにしてる人の方が
なにかを夢中で追いかけてる人の方が
魅力的に見えませんか?
私のところに来て下さった方は
みんな
「楽しちゃいけないんだ」
「私だけ楽しむのはいけないんだ」
「もっと頑張らなくちゃいけないんだ」
って思ってます。
だから
その固定観念を
すーっと取り除いてあげるんです。
それ
いりませんよねって。
だいたい3週間くらいで
ほとんどの人
取れちゃいます。
でも中には
何年もとれない人もいます。
それは「勉強しずぎ」てる人です。
その何十年も握りしめてる鎖
いりませんよって言っても
なかなか手放さない人、います。
必死で握りしめてるので
そのうち血が出ちゃう。
足腰にもきちゃう。
体にではじめた時
はじめて
「やばいな。。そろそろ手放さないと」ってことになるんです。
心と身体は1000%リンクしてます。
心の中にあるものは
そのまま肉体に症状として出るのは
不思議でもなんでもなく
あたりまえ、です。
逆に
出会ったばかりの生徒さんが
たった1回で
「あ、そうか、いりませんね、これ」って
すぐに固定観念が外れちゃう人も
います。
これって
なんでしょうね?
まあ、とにかく
自分をガチコチに固めてしまわないこと、です。
世界の神話、
そして日本の神話「古事記」
そして世界の歴史に登場する
女性達の生き方。
いろんな教養の引き出しを
構築しませんか?
引き出しが増えれば増えるほど
自分の中の好奇心が発動し始めます。
講座を受けて下さっている方々は
テーマで取り上げた歴史の場所へ実際行ってみたり
東京まで美術館や博物館めぐりをしに行ってきたり
講座の方と一緒に歴史を巡る旅に出かけたりと
いろいろなご報告を頂いています。
好奇心は一度発動されたら
無敵です。
一人で楽しめる恍惚の時間
それが好奇心の旅です。
お金もかかりません。
自分の中に
自分の王国を作り上げるんです。
ここは自分だけの好奇心を満たす場所です。
2022年も
そして
どんどんやっていきます。
好奇心を満たし続けている人は
老けることはありません。
消費するだけの毎日をやめて
自分の中に教養の引き出しを増やしましょう。
2022年最初の知ったかぶり講座は
2022年1月16日(日)14時~16時です。
新年もあなたにお会いできること
楽しみにしていますね。
1年ありがとうございました。
良いお正月をお迎えくださいね。
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