強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。
メルマガを読んで下さって
「自分のことだ」と思っていただき
新幹線で5時間以上かけて
レッスンにお越し下さっている女性がいます。
彼女が抱えていたお悩みは
同様に同じパターンを繰り返している方
とても多いです。
彼女は４年前に独立し
ご自身で
会社を立ち上げれた女性。
前職での資格や営業経験は十分にあり
やれる！と確信して開業されました。
企業にいる時は
文句はもちろんあったけれども
自分が社長になってやりはじめると
どれだけ会社に守ってもらっていたかを
痛感しますとお話されます。
彼女が私のところに持ち込んで下さった
ご相談はとても具体的。
「一人で仕事をしはじめていつも同じパターンで
行き詰まり、いつも同じパターンで人と衝突してしまう
この自分のパターンから抜けたい」
ということでした。
お客様や、取引先の方（特に自分より年上の男性）が
不機嫌になって話してきたり
怒ったような口調で話してきたり
時には大きな声で怒鳴ってこられると
すべての理性がストップして頭の中がフリーズしてしまう
いつも、そうなる。
お客様や取引先の方や一緒に提携して仕事をしないといけない相手は
男性が多く、無理な要求をされてくることも
とても増えてきた。
無理な要求をされても
「いうことをきかないといけない」という思いがあり
過剰に相手の機嫌を取ってしまう。
強く言われたり
不機嫌な様子で無理な要求を言われると
無理してでも
営業時間外でも
利益がでなくても
無理をきいてしまう自分がいる。
自分で会社をおこしたので
できるだけお客様や取引先に嫌われたくない
文句を言われたくない否定されたくない
という思いがあり
心底嫌な気分でも
顔ではニコニコして
「わかりました」と無理な要求を受けてしまう。
どんどん疲弊して
そのわりに利益にはならない。
経営者の集まりの中で相談をしてみても
「そこまですることないって」
「お客は神様じゃないんだから」
と慰めてはくれるけど
どうしても
それをやってしまう自分がいる。
いい人をするのに
ほとほと疲れてきた。
若いうちはまだいけたけれど
50歳も近くなった今
「私はこのままずっと他人の機嫌を取って
仕事をしていかなくてはいけないんだろうか」
そう考えると怖くなって
夜中に目が覚めることが
日常になってしまった。
彼女のように
他人が不機嫌になると
自分が悪のせいだと感じてしまい
とっさに相手の機嫌を取ったり
相手に話を合わせたり
相手をもち上げたりしてしまう
異常なまでに相手に気を遣って
機嫌を直してもらおうとしてしまう
という女性、とても多いです。
こういう女性が
仕事の場にでると
職場の中であれば
上司や先輩、お客様が不機嫌になると
「ああ、自分が悪いんだ」と考え
必死で機嫌を取ろうとしてしまいます。
お客様には
無理な要求を言われても
それを受け入れ
NOと言えず
利益も出ない仕事を延々と繰り返します。
どちらも
そのうち疲弊し
自爆します。
もういや！！疲れて
もう限界となります。
目の前で
「NO」と言えない
突っぱねることができないと
そうなっていきます。
相手の不機嫌＝私のせい
と思考する回路が
出来上がっているので
50歳になっても60歳になっても
死ぬまでそのパターンは続きます。
私は、彼女と実際にお会いする前に
事前にメールをいただいていたんですね。
彼女は
自分の中ですでに
「同じパターンを繰り返している自分がいる」
という言葉を私に投げてきていました。
実際にお会いして
彼女とのやりとりで
いったいいつからこのパターンを
この感情を味わってきているのかを
探っていきました。
遡っていくと
それは小学校1年生の時には
もうはっきりと感じていました。
彼女のご両親は
自営業で家族経営をされていました。
利益が出る時と出ない時の
アップダウンが大きく
利益が少なくなっている時は
父親はとても機嫌が悪くなり
母親や子供たち、従業員の人達にも
暴言を吐いたり工具を投げつけたりするような
父親だったそうです。
彼女は父親の不機嫌になりそうになるのを
すぐに察していました。
あ、今夜は怒鳴ってくるぞ
あ、今夜は母親を殴るかも
ということがすぐにわかったそうです。
父親が不機嫌になり
怒鳴り始めると家の中は緊張が走ります。
母親は嵐が静まるのをあきらめて待つ。
彼女は父親がこれ以上怒鳴らないように
必死で父親の調子を取り
機嫌を一生懸命取って
話しをそらしたり。
それが彼女の子供時代の
日常でした。
女性は、異性との関係を
うまく築いていけるかどうかのカギは
実は父親との関係にあります。
男の子は母親との関係です。
50歳近くなっていても
60歳になっても70歳になっても
実は幼児期の感情のパターンを繰り返し続けます。
私は彼女と一緒に
ひとつひとつ整理していきました。
自分の感情にしっかり目を向けると
「ああ、これは必要ない感情だった」
「ああ、これは過去を思い出して怖がっていただけ」
ということが見えてきます。
あとは
他人が不機嫌になっても
まったくの平常心で
大人の対応ができている人
あなたが女性なら女性のお手本
あなたが男性なら男性のお手本
お手本を見つけることです。
で、彼女がどんな対応をしているのかを
観察するんです。
不機嫌なお客様
無理難題を言ってくるお客様に
彼女が毅然と「NO」と言ってる態度、動作、表情を
観察するんです。
相手の機嫌を取るのではなく
柔らかな言葉を使って
自分の主張を通している姿を見ることです。
できることと
できないことが
ある。
これをちゃんと伝えることができている人を
観察するんです。
今、多くの女性がビジネスで活躍しています。
しかし、その笑顔の水面下では
無理難題を言ってくるお客様の要望に
必死でこたえようと
感情を麻痺させてでも
要望にこたえようと無理をしてしまう女性が
増えています。
どんなにしんどくても
彼女たちの口からこんな言葉が飛び出します。
「甘えちゃいけない」
「人生そんなに甘くない」
「誰も助けてくれない」
「自己責任だから」
それはきっと
大丈夫じゃないのに大丈夫と言い続けてきた時間が
あまりにも長すぎて
麻痺を起しているんですね。
女性はね
特に
努力逆転の法則ってのを
知って欲しいんです。
努力して
無理して
頑張り続けたら
その結果、きっと幸せになる
これは幻想です。
そういう話
日本人大好きですが
それを信じてやっていくと
あっという間に人生終わります。
あれ？気が付いたら私こんなに年とってしまったわ。
私の人生なんだったかしら？
人の顔色ばっかり気にして
自分のことをいつも後回し。
女性は特に覚えていてくださいね。
女性にとって一番必要なことは
鏡の中にうつる自分を見て
「私って、なんて素敵」
「私って、なんていい女なの」って自分を大好きになること。
自分を大好きになる方法は
簡単です。
他人よりも
まずは自分を優先すること。
自分を優先するなんて。。。
罪悪感でいっぱいになりますという女性は
そのプラグラム間違ってます。
それは誰も幸せにしない。
母親から娘、またその娘へと
連鎖する罪悪感の鎖。
自分を優先するということは
自分の感情に気が付くってことです。
彼女は
「私はいつも同じパターンを繰り返す」
「もうこんな感情は嫌だ」
と自分の感情に気が付いたんです。
自分の感情に気が付くってことは
「嫌だ！！！」って自分に
SOSを出してあげること。
気が付いたら
今までよく頑張ってきた自分を
抱きしめてあげることが
できるんです。
自分で自分を抱きしめてあげることが
できたら
そこから自分を大事にするってことが
理解できるようになっていきます。
なんでも順番がいるんです。
ひとっとびにはいかない。
不機嫌な人の機嫌を取る
怒ってる人をなだめて持ち上げる
無理な要求に嫌でも応える
こんなことをしている時間は
あなたの人生には、ありません。
大事な人生の時間は
砂時計のように
サラサラと今も落ちています。
10年カレンダーって見たことありますか？
私は先日ある大学受験専門の
塾をされている塾長さんに
見せて頂いたんですね。
衝撃ですよ！
10年を1年に
1年を12カ月に
12カ月を１ケ月に
１ケ月を4週に。
4週を一週間ごとに。
残り時間なんて
本当にわずか。
自分に関心を向けましょう。
相手の不機嫌は相手のもの。
あなたとは何の関係もありません。
周囲の目が気にならなくなる
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第３の法則 第一印象で好感をもたれる方法
第４の法則 人から好かれる声の作り方
第５の法則 伝わる話の組み立て方
第６の法則 あがり症の克服
第７の法則 魔法の言葉 ほめる口癖
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実は「強み」であることはとても多いのです。
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話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。
１、説得力が増します。
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４、はっきりモノを言える人間になります。
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６、悩みを相談されやすい人になります。
７、話しかけられやすい雰囲気になります。
８、自信がつきます。
９、信頼してもらえるようになります。
10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。
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