強みを引き出す
話し方コンサルタント池田弘子です。
昨日奈良から面白い先生を
ご紹介して頂き
お会いしてきました。
もうご自身の会社は息子さんに社長をゆずり今は
会長というお立場でおられる86歳の男性です。
この方、何の先生かというと
手相
人相
「相(そう)」という考え方を50年以上学ばれておられます。
人の顔
人の手
人のシワは
これは3ケ月で変わるんですって。
そして
今日の顔は
「3ケ月間、何をしていたか?」
でいい顔になったり
悪い顔になったりするんだそう。
今日は節分でみなさん恵方巻を食べたり
恵方参りに行ったり
いろいろご自分の運気がよくなるようなことを
なさっているかと思います。
もちろん
そういったことも大事ですが
もっと大事なことは
積み上げた3ケ月の努力は
人の運命を確実に変えていく
ということだそうです。
3ケ月ということを
お聞きして「ああ、やはり3ケ月なんだな」と私は
思ったんです。
私の個人レッスンも
3回レッスンが終了したあと
8割の方が3ケ月コースを
再度スタートされます。
最初、「ああ、そうか!!やるぞ」と決めても
今までの習慣というものが
あります。
心の中にある「マイナスの思いこみ」を
抱えている数の多さだけ
人間関係のトラブルを引き起こします。
そして「何かをしたい!」と目標をたてても
その実現を必ず阻止するものが
自分の中から飛び出してきます。
私のレッスンにお越し下さったみなさんは
私の前で
「今、起こっている出来事」
「今ご自身が体験している実話」を
お話してくれます。
私はその言葉の中から
その出来事が起こっている「種」を探しています。
会話をしながら引き出し
そして探し出し
「種」を見つけます。
「種」が見つかれば
その「否定的な種」を
畑から種を引き抜くようにスポリと抜いてしまいます。
そして
どんな種を植えたいのか?を
一緒に探し
新しい「種」を植えるんです。
新しい種を植えてすぐは
芽も出ません。
土壌に馴染み水をやり
3ケ月もすると小さな芽がでてきます。
新しい思考が完全に
自分のものとして動きだすには
こんなプロセスが必要です。
頭でわかっていてもできない
頭では知ったけど、いざやろうとすると
心にブレーキがかかり
一気に言い訳が自分の中から溢れてくる。
その言い訳は
立派な評論家のように
正論で誰も文句のつけようもない
言い訳が飛び出します。
こうやって
アクセルをふかしながら同時に
思いきりブレーキを踏んで
消耗し続けます。
そして「ああ、やっぱり私は無理」
というあきらめになるんです。
積みあげた3ケ月の努力は
人の運命を確実に良い方向へ変えていく
逆に言えば
3ケ月自分の中に何の仕込みの時間をもたないまま
過ごしている人は
いずれ空っぽになります。
あっちへ出かけこっちへ出かけ
自分の仕込みの時間を持てない人は
話をしていても楽しくはありません。
ご一緒に食事をいかがですか?
ぜひお話をしたい。
と人を惹きつけるには
仕込みの時間がどうしても必要です。
見た目を磨くことも大事です。
しかし
どんなに見た目を磨いても
しゃべってみると「あれ?何の引き出しもないの?」となると
相手は興ざめです。
一度は会っても
二度目のお誘いはありません。
逆に見た目は平均的でもしゃべると面白く
どんどん引き出しからカードが出てくる。
どんな話題からでも会話の波に乗っていける
そんな相手であれば人は必ず寄ってきます。
どんなに見た目がよくても
どんなに経済力があっても
話しがつまらない
会話がつまらない
では
選ばれません。
「食事に行きましょう」と誘っても
「また今度」とはぐらかされ
いつまでたっても
向こうから誘われることは
ありません。
会話を楽しめる人同士が
繋がっていく時代です。
1対1の関係が最強です。
会話を楽しむには
自分側に
「面白がれる教養の引き出し」が
必要です。
話し方の中には
教養が含まれています。
話し方の中には
マナーも含まれています。
講座などの場で
コーヒーが出てきますよね。
その時のコーヒーの飲み方
食器の扱い方で
その人がどれだけの人に会ってきたか
すぐにわかります。
座っている姿勢や態度や表情だけで
その人が今どんな立場の方と
お仕事を日常的にしているのか
わかります。
私たちの話は
聞かれているのでは
ありません。
見られているんです。
全方向から見られている。
人は見ていないようで
本当に他人をよく観察しています。
何気ない会話をしながら
相手の事を
本当によく観察しています。
今日のあなたの顔は
この3ケ月間何をしてきたか
どんな仕込みをしてきたか
どんな人と会ってきたか
が全部出るそうです。
顔は隠せない。
ファンデーションを塗っても
エステに行っても
隠せない。
年齢を重ねれば重ねるほど
顔に全部表現されていきます。
この先生は
入ってきた瞬間に
その相手のことが全部わかるそうです。
全国から多くの経営者が
相談を持ち込むそうですが
相談内容を聞くまでもないんだそう。
こういった
顔を「観る」や
手を「観る」という
「相」という考え方が
日本には古くからあるんですね。
パッと会っただけで
違和感を感じる
なんかおかしいなと感じる
こういった「察する」能力を
私たちは今一度呼び覚ましていく
時代に突入しています。
「私はそんなつもりじゃなかったけど
相手は誤解して怒ってきた」
「私は信じていたのに
相手が裏切った」
こういった人間関係のトラブルは
自分が相手を「観る」という視点を
冷静に持っていれば
避けられることです。
自分の常識は
相手の非常識です。
自分にとっての倫理観は
相手にとっての倫理観とは
真逆だったりします。
目の前の相手は
どんな価値観を持っているのか?
どんな善悪の判断基準なのか?
どんなことが「その人のあたりまえ」なのか?
これらは
会話によって聞き出すことができます。
だから9割聴くという技術が
大事になってきます。
気持ちよくなって自分が
ペラペラしゃべっているばかりだと
相手の中身を知ることが
できません。
ビジネスをされている方であれば
お客様や
ビジネスパートナーの「基準」を知っていないと
あとで
「こんなはずじゃなかった」
「私はそんなつもりじゃなかった」
と現実的な損害として
被害をこうむることが起こります。
令和のこの時代
私は起こっていることは
まさに戦国時代と同じだと
考えています。
ではどんな技術を身に付ければいいのか?
それは
相手の心の中を「観る」力です。
私が私がという「我」を消した時
相手の情報が一気にこちらに入ってきます。
自分のことを全部消し
相手に気持ちよくしゃべってもらう
心の奥の奥までしゃべってもらう
そのことにより
自分の身を守れます。
心理学を学ぶとは少し違います。
学んで知っても
「相手の事を100%聴く」という
技術は
訓練せずには
できません。
今日は講座にお越し下さっている方と
明日レッスンでお越し下さる方が前泊をして下さるので
ご一緒にお食事です。
徳島まで行ってきますね。
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1、説得力が増します。
2、人に好かれます。
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4、はっきりモノを言える人間になります。
5、断れる人間になります。
6、悩みを相談されやすい人になります。
7、話しかけられやすい雰囲気になります。
8、自信がつきます。
9、信頼してもらえるようになります。
10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。
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