強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。

10月知ったかぶり講座は20名のメンバーで進めていきました。

新潟からお越し下さった遠藤由美子さん。

講座の翌日はご一緒に徳島鳴門で楽しんできました。

 

アテンドして下さった方々は本当に

ありがとうございました!

 

12月今年最後の講座と忘年会にもご参加下さりたいと

日程調整して下さっているそうです。

 

まずは最初にご案内です。

2023年最後の知ったかぶり講座は

2023年12月9日(土)16時~18時

に決定しました。

今回は土曜日開催。そして時間も夕方に変更しています。

講座終了後は同ホテルにてそのまま

忘年会となります。

12月9日(土)知ったかぶり講座のお申し込みは

知ったかぶり講座

12月9日(土)18時~の忘年会にご参加希望の方は

ikeda@boseigata.com

まで「私、忘年会参加します!」とメールをお送り下さいね。

 

さあ、今回はご参加下さったみなさま

かなり深い部分にまで届いた方もいらっしゃり

お送り頂いたメールの内容が「濃い」です。

 

すべてお返事をお返しいたしますので

少々お待ち下さいね。

このメルマガで皆様にご紹介できる内容のものは

こちらで書いていきます。

 

 

今回、講座を受けて下さった方の中で

いくつか書きたいことが

あるんです。

 

講座が終わり

夕食をご一緒しながら

みなさんでお話をしていた時のこと。

 

その女性は

長年私の講座やレッスンを受けて下さっている

とても一生懸命生きてきた女性。

 

彼女が

「私、今までずっと

うわっつらだけで生きてきた。

今まで自分がやってきたことは

一体何だったんだろうと

ここしばらくずっと落ち込んでいます。」

と話したんです。

 

それを聞いた周囲の人が

「そんな気にすることないわよ」

「前向きに考えたらいい」

「頑張り過ぎたから少し休めばいい」

いろんなことを言います。

 

ここで、知っておいて欲しいのは

外野はいろいろ言います。

 

良かれと思って

というか

「自分ごとではないこと」

勝手なこと言います。

 

他人の言うことに

左右されやすい人は

この「外野の声」にまた迷います。

 

 

「私、今までやってきたこと全部

無駄だったのかと思って落ち込む」

「私いままでうわっつらだけだった」

と彼女がポンと言った時

「あ、チャンスだな」とまず思いました。

 

つまり

彼女は

スタートラインに立つことが

できた

ということです。

 

多くの人は

自分の感情に蓋をして生きています。

 

フタをしている感情の多くは

マイナス感情です。

 

とても不安

悲しい

独りぼっちで寂しい

怖いことがいっぱい

そして罪悪感

いろんなマイナス感情が湧き出てきそうになったら

すぐさまその感情に蓋をします。

 

なかったことにします。

 

若いうちからずっとやってきた人も

います。

 

しかし、50歳を超えたあたりから

そのフタをした抑圧された感情は

いよいよ表にでてきはじめます。

 

まずは身体にきます。

皮膚に出る人もいるでしょう。

 

 

感情を抑圧していることに

もはや自分でも気が付かない。

 

 

マイナスの感情が

湧き上がることは

ダメなことだ、恥ずかしいという

強烈な思い込みがあると

私たちはそれにフタをし続けます。

 

だけれどもマイナス感情を

なかったことにしながら日常生活を送っていると

やっぱりしんどいんです。

つらいんです。

さみしくてたまらなくなる。

 

そんな時に

手っ取り早く自分を一時的に

楽にしてくれるものが

あります。

 

それが

ポジティブ思考

です。

 

この罠に陥っている人

とても多いです。

 

 

無理でも笑顔にすればいい

ポジティブな言葉を使えばいい

前向きに考えればいい

陽転すればいい

口角を挙げればいい

目力を強くすればいい

声を大きくすればいい

これをやっている人

実はとってもこじらせてます。

 

 

「私、今までやってきたこと

全部間違っていたかも!先生

私どうしよう。。。落ち込んで苦しい」

そう言える彼女は

実は

自分自身を解放し、次のステップに

大きく飛躍する

スタートラインに立つことができています。

 

講座の中でもお話しました。

 

私たちの意識は何重もの構造になっています。

自分で意識してコントロールできる部分は

実はうわべだけ、です。

 

 

心の奥深くに沈んでいる

思い込みの種を

解放するには

周囲を覆ってる

自分に湧き上がってくる

マイナス感情を

ちゃんと味わいきっている人にしか

その奥には辿り着くことはできません。

 

 

勉強しすぎて

ポジティブ思考の罠に入ってしまっている人ほど

実は思い込みを外してあげることが

難しい。

 

 

2000人以上の方と

1対1でやりとりをしていると

その人が何気なくしゃべっている時に

出てくる言葉や表情で

一瞬でわかります。

 

 

その言葉がどこから出ているのか?

本音なのか?

それとも本音だと思い込んでいるのか?

それは表情に現れます。

特に目に出ます。

 

 

ポジティブ思考でなけれないけない

と思い込んでいる人は

どうにしてあげようもない場合が多い。

 

それがあなたに起こっている

今の状態になっている

その人の根っこにあるものを

探りに行っても

「でも、私、平気なんです」

「大丈夫で~す」

「今一番しあわせなんです」

となると

「そう、それはよかったわね」

となるんです。

 

 

求めていないところに

踏み込んではいけません。

 

また踏み込むべきでもないんです。

 

今回彼女が

私とても落ち込んでいるんです。

今までが全部うわっつらだった

と思わず言葉に出てしまった

ということは

そう、思っているから出たんですね。

 

自分の中に湧き上がるマイナスの

感情

不安だったり

罪悪感だったり

嫌な気持ちをとにかく感情は

私には今こんな感情が湧いている

先生、どうしよう!」

言語化したわけです。

 

 

お見事です。

 

ここにくることができると

実は次のステージへの

飛躍ははやいです。

 

 

大変そうな人の話しを聞いて

「へえ、大変ねえ。こうしたらいいんじゃない?」

と平気なふりをしてアドバイスしている人の方が

実はこじらせているってことが

この社会は多い。

 

 

あなたにもありませんか?

 

5~6人が集まってしゃべっていても

なんかこの人達とは

何回会っても距離が遠いなあ

繋がっていないなあ

本音なんてとてもしゃべれないなあ

という場ってしんどくなってくるんです。

 

 

これはね

年を重ねれば重ねるほど

死が近くなればなるほど

そういう場が嫌になってくる。

 

 

繋がっていたい

心開いて話したい

本音を吐き出しても

「そうだったのね」と

ニュートラルで受け止めてもらえる場が欲しい。

 

トレーニングを受けていない人であれば

多くの場は

誰かが過去のトラウマや離婚話や、

悩み事を吐露すると

「かわいそう」とか

「それは相手がひどい」とか

どっちかになってしまう。

 

かわいそうは共感ではなく

「見下し」です。

 

あなたはかわいそうな人ね。

 

それにくらべて

私はまし的な

とらえ方される場であれば

人は安心して心を開けません。

 

 

ニュートラルに場をすすめていくには

技術が必要です。

 

 

誰でもできるわけじゃない。

 

ただたんに

話をうんうんと聞いて

共感すればいいというものじゃない

 

だから場を作る人ってとても大事です。

 

 

人生がどうにもうまく回らない

仕事でいえば

営業ができなかったり

稼げなかったり

上司に大事にされなかったり

 

身近な人との関係も

距離を縮めると

必ずもめ事になる。

 

 

感情を抑圧し

自分の中でマイナス感情を溜め込み

口ではポジティブな事を話していると

どうなると思いますか?

 

 

人間として最も苦しい

状態に陥っていきます。

 

やる気が出てこない

生きる気力がわいてこない

自分を責めるばかり。

 

 

これは特に日本の女性が

陥りやすい穴なんですね。

 

私も過去そうでした。

自己啓発の罠にどっぷりはまって

自分でもそれを大々的に発信してた側ですから(笑)。

 

 

私がここ数年何度もどの講座でも

お伝えしているのは

「マイナス感情は24時間換気システムのように

わいてきたら外に出して

またわいてきたら外に出して

こまめに出すことですよ」って

言ってます。

 

 

このスキルを教えているのが

私の個人レッスンです。

 

どうして個人レッスンでないといけないかというと

1対1でないと人は本音を安心して

吐露することができないから。

 

奥深くの根っこの部分にまで

到達するには

何十年もかけて作ってきた

硬い硬い殻を

まずはコンコンと割って壊していく作業から

はじめないといけないから。

 

硬い殻を破らないと

その奥にある身に

届きません。

 

感情の抑圧を

解放していくと

まずは表情が変わります。

目が変わります。

 

自分のマイナス感情を手に取るように

感じられるようになるので

当然相手の気持ちもわかります。

 

 

相手の気持ちがわかると

当然、相手が何をほしがっているのか

わかります。

 

ビズネスにおいては

お客様が欲しがっているものが

手に取るようにわかるので

それを提供できる

欲しがっている言葉を

話すことができる。

 

そうなると

営業ができるようになったり

ノルマがあるような仕事でも

どんどん売り上げをあげていくことが

できるようになったりします。

 

 

あとね、

ポジティブ思考を無理に頑張らなくてもよくなると

自分が楽になります。

 

何を言っても

どんな自分でも受け入れてもらえる。

と思える自分になると

自分が楽になるんです。

 

 

ポジティブシンキング全開の人と一緒にいると

実は周囲は疲れます。

 

理由は

その人は

「何があっても前向きな私」を

演じてるから。

 

その場では

元気がでた

エネルギーをもらった

と言われても

相手は実は

とても疲れているんです。

 

で、そういう人のところに好んで行きたがる人っていうのは

実は自分も演じているから。

 

この世は合わせ鏡。

自分と同じ人がやってきています。

 

 

集合で講座をすると

こういうことを

みんなで共有できるから

お互いの気づきに

なるんです。

 

 

それは誰がいいとか悪いではない。

誰だって

マイナスの思い込みを持っています。

私もいっぱい持っています。

 

でも、いろんな方と関わらせて頂き

深い話を投げて下さることで

私も気がつくんです。

「ああ、私の中にもそれはあるな」

気づく。

 

 

こういうことをする人を

裁きたくなる自分って

一体どこからそれが出てるんだろう?

とすぐに内観を行います。

 

 

 

私、今まで何をやっていたんだろう。

全部うわっつらだったと思ってしまって

落ち込むんです。

と思わず口から出た彼女。

 

スタートラインにたった人です。

 

マイナス感情を自分で感じていく作業は

とても心が痛い時間ではあります。

 

しかし、それは

マイナス感情が悪い事

という思い込みがあるから。

 

物事には必ず

光があれば影があり

陰と陽は合わせ鏡です。

 

マイナス感情が湧き上がることで

得ているものが

必ずあります。

 

 

そこに気が付いていく

んです。

 

マイナス感情を消そうとすると

どんどん大きくなります。

 

消そうとするのではなく

自分の思い込みを変えてしまうんです。

 

 

そのための

最初のプロセスが

負の感情を表に出す

です。

 

そういう意味で

スタートラインです。

 

さっさと心を開いてしまうことができる

弱みを全部さらしてしまうことができる

これが

この彼女の最大の強みです。

 

 

今回取り上げた

清少納言は

先に弱みを出してしまい

それを見事に言葉にした女性です。

そんな女性が1000年前にいたわけです。

 

 

単なるポジティブ思考では

限界がやってきます。

ポジティブ思考の罠にはまっていると

土台がぐしゃぐしゃに

なってしまっているんです。

 

ぐしゃぐしゃの土台の上に

どんな学びを重ねても

ある程度いくと

また行き詰ります。

 

その悩みや

その問題

繰り返す人間関係のパターン

恋愛の仕方の癖は

すべてあなたの中に

種があります。

 

 

その種とおりに

芽が出て花が咲いているだけ、です。

自分がどんな種を持っているのか

自分で気が付いていけるようになるのか

母性型です。

 

最後は自分で自分を

救っていければいいんです。

 

人生は生きていると

自分だけじゃどうにもならないことが

沢山起こります。

それは

人生後半からだんだん始まります。

 

 

自分で自分をその都度

救いあげていけるようになるには

自分のマイナス感情に蓋をする癖に

まずは気づいていくことです。

 

 

あんな風に自己開示する人がいるんだ

という場面を

リアルに目の前に見るということは

最も近道です。

 

自己開示しない人の周りには

同じように自己開示しない人が

集まります。

そしてずっとうわべだけの会話

うわべだけの関係です。

 

 

それでは

お手本を目に焼き付けることが

できません。

 

 

夕食会場の場に

たまたま居合わせた方達は

ラッキーでしたね。

 

 

人のふりをみて

自分も気づいていくんです。

 

 

次回も続けて書きますね。

お題は「私はただのパートなので」

です。

 

11月12月の講座のお申し込みはおはやめに。

 

 

大昔のエピソードに

心を飛びし

思いっきりあなたの頭の中を自由に

遊ばせましょう。

そして11月講座

母性型勉強会でリクエストが多かった

「魔法使いになる方法」です。

魔法って、実はみんなもう使ってます。

魔法は使っていないと使えません。

あたりまえのように使うから、魔法は使えます。

 

次回の「知ったかぶり講座」

会話のベースは情報ではなく教教養

池田弘子の知ったかぶり講座

会費はPAYPALにて事前にお支払いをお願い致します。お支払いが完了確認できましたら参加確定とさせて頂きますので

どうぞご理解とご協力をお願い致します。当日会場での現金のやり取りをなくしたいと思っております。ご理解ご協力

どうぞよろしくお願い致します。

 

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。