友達はいますか?|強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。

先日のあたらしい私になる母性型勉強会にお越し下さった皆様、ありがとうございます。

友達はいますか?|強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

ブログを読んで下さり東京からお越し下さった素敵なご夫妻

そして淡路島から、徳島から、名古屋から、そして地元から。

 

会って顔を見て、表情を感じながら話すって

本当に大事。

触れることができる距離で手をつないだり

抱きしめることができる。

人間は動物なので「触れてもらう」「触れる」「体温を身体で感じる」

ということの威力が大きいです。

どんな言葉を100かけられるより

パッと触れるだけで通じ合うものが、あります。

理屈ではありませんね。

次回もどうぞお楽しみに。

 

今回は、友達、についてです。

あなたには仲のいい友達がいますか?

そもそも友達の定義って何でしょうね。

 

恋愛で悩んでいたり

職場の人間関係で悩んでいたり

経営者であれば、社員との問題で悩んでいたり

家族とずっともめていたり

配偶者との関係に悩んでいたり

そんな時

友達という存在があるかどうかで

「よし、まあ頑張ろうかな」

「そういう時期もあるかな」

と心が安定するってことが

実はあるんです。

 

私は昭和19年生まれでもうすぐ80歳です(^^)。

長年こういう仕事をしてきて

ずーーと人の相談に

マンツーマンで関わらせて頂いてます。

 

ここ数年の個人レッスンの中で

深く深く掘り下げていった時

「自分のどこがいけないのか

わからないけれど、どうしてか友達ができない。

できても長続きしない。

何かあった時にお互いに駆け付け合うような

関係の友達はいない」

という悩みを打ち明けて下さる方が

増えてきました。

 

 

恋愛で彼や彼女ができない

うまくいかない。長続きしない。

結婚相手とうまくいかない。

という問題より

ずっと深い部分の問題

それが「友達関係」

なんです。

 

 

多くの方が

恋愛中なら

恋愛相手との問題が優先順位です。

配偶者との問題や家族の問題

職場の人間関係

お客様との関係が優先順位の上の方です。

 

で、友達の問題は

ずっと下。

 

 

子供の頃から

友達関係を作ったり維持するのが

難しかったという人は

大人になっても

その問題に直面します。

 

恋愛したり

結婚したり

仕事をしている間は

友達の問題は

すっかり優先順位の下の方に追いやられていますが

人生の後半あたりから

その「ツケ」は回ってきます。

 

 

自分の本当の問題は

人間関係にすべて

現れます。

 

恋愛や結婚は

激しい感情や性的な要素によって

突き動かされるため

激しくくっついたり

時に極端に離れたり

します。

 

友達関係は

激しい感情に左右されない

素のままの「あなた」を受け入れてくれる

相手かどうか、です。

 

 

恋愛的な情熱では

お互いの体が裸になります。

友達関係では

人格が裸になります。

 

80歳を目前にして思うことは

今、私がこうして仕事したり

さあ、まだやろうという気持ちが湧いてきたりするのは

友達のお陰です。

50年前に出会い、ずっと関係を深めてきた友人や

教室で出会いずっと一緒に年をとってきた仲間。

 

家族や配偶者

恋愛関係にあるパートナー

こういう関係とはまた別の次元の

関係性、それが友達、です。

 

 

私が最近、40代、50代の方の相談を受けていると

友達関係でしばらく付き合うと

「距離置きたい」という衝動に駆られるんだ

という声を本当によく聞くようになりました。

 

自分の強い面、自分の明るい面、前向きな面

あるいは皮肉っぽい面しか友達には見せることができず

本当に仲のいい友達はいない

 

自分にひどい扱いをする人なのに

その関係を断ち切れない方も。

 

 

遠慮して友達ができない

本音が出せない

弱みを見せたら傷付けられると思う

これらの性格の土台を

作っているのは

あなたを育てた親との関係です。

 

親との関係です。

私たちは自分と親との関係を土台として

人との関係のスタイルを身に付けます。

 

多くは娘は母親と同じような

スタイルを身に付けます。

 

過剰に人の世話をして尽くし

尽くした相手からは大事に扱われなかったとしても

見捨てられる不安から

過剰に自己犠牲的に人の世話をしたり

すぐに親密な関係になってしまったりします。

 

親密な関係になってしまった相手からは

大事にされないという負のループです。

 

人と距離を置きたがるのも

親との関係で身に付けた人との関わりのスタイルです。

親密な関係になり相手の気に入らない部分が目に入った途端に

はやい段階で距離を置き

人間関係を終わらせてしまいます。

 

 

恋愛関係と違って

友達関係は

時間が必要です。

積み重ねていく、という時間が必要です。

 

 

友達関係は

恋愛関係や夫婦関係、家族関係と違って

なんとなく消えてなくなることが

あります。

 

そしてそれは

しょうがないことだと

ほとんどの方は思い込んでいます。

 

 

でも実はそうではありません。

 

 

友達関係を深く作っていくのも

終わらせているのも

自分の「人との関わりのスタイル」

です。

 

嫌なら距離置き

深い友情関係を築けない人は

子供時代からずっと同じことを

繰り返します。

 

安定したスタイルを

親から受け継いだ人は

人生全般で

他人は信用できる

自分のもろさをうちあけても

相手は私を拒否しない

と思い込んでいるので

人との関係が長く続きます。

 

 

不安なスタイルを

親から受け継いだ人は

相手から拒絶される恐怖が

常にあります。

自信がない

人の前で堂々と話せない

面と向かって1対1は苦手

この根底にあるのは

相手から拒絶されるかもという恐怖です。

 

 

この恐怖から逃れるために

無意識のうちに

まだそんなに親しくなっていない相手に

いきなり距離を超えて入り込みます。

いきなり親密な関係を作りたがります。

信頼できる関係がまだ築かれていないのに

その中にボーンと飛び込んでしまい

自分のことをぶちまけてしまいます。

 

 

精神が安定した状態を維持できるのは

「ともだち」というこの関係を

大事にしていけているかに

かかっています。

 

 

とはいえ

私たちは子供の頃から

友達と上手に付き合っていく方法を

学んでいません。

 

親がやっているように

自分も真似をしてきただけです。

 

母親が

友達関係が苦手で

いつも友達の悪口を言っていたり

表と裏で違うことを言っているのを

常に聞いており

母親が友達によって支えてもらっている安心感を

見ていない子供は

自分もまた「それが友達関係」と

理解します。

 

 

今ほど、どの本を読んでも

セミナーでも

「自己肯定感が大事」

「自分を大事に。自分を愛そう」

と言われます。

 

 

でも、どうやって?

 

自分を愛するには

自分一人ではできません。

 

困っている時に

誰かに支えてもらったという体験があった時はじめて

自分の価値を感じることができるようになります。

親しい他人がいないとそれは

できません。

 

「自分は愛されている」

と心底感じることができるには

自分が一人でどんなに頑張っても

それは無理なんです。

 

 

人とつながりが途切れた時

私たちは活気を失います。

やる気も体力も気力もすべてが低下します。

 

私はひとりぼっち

私は仲のいい友達はいない

そう思ってしまった時

私たちは心を閉じます。

心を閉じると

他人に対し批判的になり

人と距離を置きたがります。

それは自分を守ろうとする防衛本能です。

 

 

逆に人とつながっているんだなと

心底感じた時

私たちは

心がオープンになります。

相手を批判するのではなく

相手の弱い部分、もろい部分に

共感することができるようになります。

 

そして勇気が湧いてきます。

 

 

受け入れられた

愛されたと感じると

私たちはさらに他の人とも上手に

つながりはじめます。

お金持ちほど、どんどん

お金が増えていくというイメージと同じです。

 

人間の性質はそうなっています。

 

 

今の自分の友達関係は

自分の過去によって作られています。

過去に誰かが深く愛してくれた

愛情を注いでくれた

だから、

私には愛される価値があると

感じます。

 

過去に誰かが私を十分に

愛してくれなかった

そう感じてしまっていると

何歳になっても

怒りっぽくなり

人との関係で距離を深めることが

困難になります。

 

 

安心して自分のもろさを見せあえる関係

お互い支え合おう、励まし合おうという関係に

自分の人付き合いのスタイルを変化させることは

十分に可能です。

 

 

 

自分だけが気が付いていない

思い込みが

人間関係をややこしいものに

していることに

気が付けばいいのです。

 

 

一体

いつからその考え方をしているのか?

何が妨げになっているのか?

そこに気が付けば

人はいくらでも変化します。

 

 

よく池田先生はその年齢だから

友達が大事っていうけど

私はまだ50代なので仕事で手いっぱいで

忙しいから友達関係は後回しですって

言われます(笑)。

 

 

私は50歳の時も

80歳の時も実は同じです。

自分を心配してくれる友達

私が心配する友達

私が弱みやもろさをうちあけてきた友達

私に弱みやもろさをうちあけてくれた友達

この友情関係が

自分を支える気力となっていることを

私はずいぶん前に気が付いていました。

 

 

離婚した時も

配偶者と心通じあえなくて苦しんでいた時も

仕事で煮詰まっていた時も

心を打ち明け自分の中にある

感情をひとつひとつ話し

相手が受け取って共感してくれる

この時間が確かに

私に「明日も頑張ろう」という

気持ちを湧き上がらせてくれました。

 

 

正論で諭されたいわけじゃない

共感し励まして欲しい時があります。

頭ではわかっているけど

どうしようもなくそれができない時が

人生にはあります。

 

その時に

友達という存在がいることで

孤独や絶望という世界に

連れて行かれずに

すみます。

 

 

もし私が

ずっと強気で

いつも魅力的な私しか誰にも見せず

誰にももろさをみせず

打ち明けずにいたら

もうとっくに死んでいたかもしれません。

 

こうやって

仕事をしたい

と思うのは気力がわいてくるからです。

 

気が枯れるのは

孤独になるからです。

 

誰ともつながれず

強がってばかりいると

孤独になりあっという間に

気が枯れます。

男も女も。

 

 

母性型は人との関係性を根本から

変えてしまう考え方です。

 

理路整然と目標をたてて

目標達成のために不要なものは

人でもなんでも切り捨て

山へ登るぞ!というのが男性性です。

 

 

北風と太陽の北風です。

 

もちろん

そういう時期も大事。

 

 

でも、人間には

順番があるんです。

土台となるものは

母性です。

母性という安心感ががチリと

固まった時、あなたの中の才能や愛情が

どんどん外へあふれ出します。

 

 

不安な時は

人は自分を守るんです。

怖いから。

もうこれ以上傷つきたくない。

だから防衛本能が働き

他人に対して批判的になります。

 

 

安心感を作るです。

それは一気には難しいんです。

 

 

あなたには親友がいますか?

その人とは長い時間を重ねていますよね。

その人のいい面も悪い面も

弱い面も全部しっていますよね。

性格の良し悪しを超えて

「理屈抜きで大事」なはずです。

 

 

信頼を積み重ねるには

時間と自分から働きかけるということが

大事なんです。

 

 

多くの人は

関係は向こうからやってくると

思っています。

それは大きな間違いです。

 

自分から働きかけないと

関係は消えていくんです。

 

 

会っていないと

忘れますよね。

 

 

もしあなたが親から

愛情をもらえなかったから

今、こんなに人間関係で

悩んでいるんだと思っていたとしても

大丈夫です。

 

 

あなたが新しく作ればいい。

 

 

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この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

 

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

 

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。