こんにちは、
池田弘子です。
60歳の女性からの切実な
ご相談内容をご紹介します。
「断りたいのに断れない。
誘われたら行ってしまうし、
勧められたら買ってしまう。
他の人が買っていたら、
自分も買わなきゃと思ってしまう。」
60歳を過ぎ、ふと使っているお金を見直したときに、
ご自身でびっくりしたそうです。
行きたくないけど断れなかった集まり
本当は欲しくないけど断れずに買ったもの
それらに何十万円も使っていたんです。
主人に『それって都合のいい人じゃないか』って言われ、
ムカッときたけど、心の奥では“その通り図星”と
思いました。
この方の言葉に、
あなたも思い当たるところがあるかもしれません。
私の勉強会には
子育て中の若いお母さんもお越し下さる時があります。
ママ友のグループに誘われて、
まったく興味のないランチ会に毎回参加しないといけないことが
本当にストレスで苦しい。
おしゃべりの中身は、
だれがどこの塾に入れたとか、
あそこの長男がどこを受験したとか
あの人不倫中なのとか
いない人の悪口影口。
正直、ぜんぜん楽しくない。
でも断れない。
どうして?
その心の奥にあるものは?
「自分だけ仲間外れにされるのが怖い」
です。
この「断れなさ」の根っこには、
過去の「仲間外れ体験」が
ずっしりと座っている方が多い。
小学校で、一度仲間外れにされた。
中学校でも、あの「空気」を味わった。高校でも。
大学でも。
会社に入っても・・・
そして今、ママ友でも。
私たちは、
大人になっても、
無意識に傷を避けるように振る舞ってしまう。
それがたとえ、
欲しくないものにお金を払い、
行きたくない集まりに出かけ、
本音を言えない関係を続けていても。
本当は「NO」と言いたい。
でもNOと言ったら、
「関係が切れるんじゃないか」
「嫌われるんじゃないか」
「ひとりになってしまうんじゃないか」
「自分だけ情報が入ってこなくなるんじゃないか」
そう思って、
また「都合のいい人」をやってしまう。
50歳を過ぎても
60歳を過ぎても
無意識に「断れない」を繰り返し
お財布から無駄なお金を出し続け
大事な時間を提供し続けている
こんなお悩みを抱えている人は
少なくはありません。
こんな自分をそろそろ
変えたい。
そう思ったなら
その第一歩が、「断る練習」です。
いきなり
「いりません」「行きません」
と言えなくてもいいんです。
たとえばこんなふうに、話し方を変えてみるだけでも、すごく楽になります。
「ありがとう、でも今は必要ないの」
「今回はちょっと遠慮しておくね」
「行きたい気持ちはあるんだけど、予定があって」
大事なのは、
角を立てずにNOを伝える技術を
身につけること。
これは、才能ではありません。
練習すれば誰でもできるようになる
“話し方の技術”です。
そして「断っても関係が続く人」が、
本当にあなたにとって大切な人です。
「断っても大丈夫な自分」になりませんか?
そのための話し方、伝え方を、池田弘子のレッスンでじっくりお伝えしています。
「50歳からの生き方をガラリと変える話し方改革」、
あなたも、今ここから始められます。
人生100年時代、
50歳の人は50年
60歳でもまだ40年あるんです。
まだまだ、
遅くなんてない。
感じよく「NO」と言える話し方は
あなたの今後の人生を守ってくれます。
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