こんにちは
話し方心理の専門家 池田弘子です。
個人レッスンにご相談にお見えるになる方で多いのが
「私、怒ってないのに、怒っているように見られてしまうんです」
「そのおかげでとっても損をしているように思います」
というお悩みです💦
目次
- なぜ怒っているように聞こえるのか?
- 声のトーンが低い・抑揚が少ない
- 表情が硬い・笑顔が少ない
- 言葉が短く、ぶっきらぼうになりやすい
- 実際の会話事例と改善ポイント
- 仕事の指示を出すとき
- ミスを指摘するとき
- 忙しいときの対応
- 事例:歯科医院経営の女性医師が話し方を変えて職場改善
- まとめ:少しの意識で印象は変えられる
「そんなつもりじゃないのに、『怖い』『怒ってる?』と言われる…。」
50代の女性が職場で、特に若い世代の同僚や部下から
「怖いと思われている」と感じることは少なくありません。
実際に怒っているわけではないのに、なぜか相手にそう受け取られてしまう。
これはあなたの性格の問題ではなく、話し方のちょっとしたクセや表情の影響が大きいのです。
本記事では、「怒っていないのに怒っているように聞こえる」話し方の原因と改善策を具体例を交えてご紹介します。
【なぜ怒っているように聞こえるのか?】
あなたの話し方が誤解される理由には、主に以下のようなものがあります。
1. 声のトーンが低い・抑揚が少ない
50代になると、加齢によって声帯が衰え、声のトーンが自然と低くなります。低い声は威厳を感じさせる一方で、冷たく、厳しく聞こえることも。
🔹 対策:
- いつもより少し高めの声を意識する。
- 話し方に抑揚をつける(語尾を少し上げる)。
例)
NG:「資料、もう確認した?」(トーンが低く、冷たい印象)
OK:「資料、もう確認してくれた?」(少し明るく、語尾を上げる)
2. 表情が硬い・笑顔が少ない
忙しいとつい無表情になりがちですが、それが「怒っている」と誤解される原因になります。
🔹 対策:
- 意識的に微笑む(口角を上げるだけでも柔らかい印象に)。
- 鏡を見て、話すときの表情をチェックする。
例)
NG:無表情で「お疲れさま」
OK:軽く笑顔で「お疲れさま!」
3. 言葉が短く、ぶっきらぼうになりやすい
50代になると、効率を重視して要点だけを伝えるクセがつきがち。でも、若い世代にはそれが冷たく感じられることがあります。
🔹 対策:
- ワンクッション加える(「〇〇してもらえる?」→「〇〇お願いしてもいい?」)。
- 「おはよう!」「ありがとう!」など、挨拶や感謝を意識的に増やす。
例)
NG:「これ、やっといて。」
OK:「これ、お願いできるかな?」
【実際の会話事例と改善ポイント】
事例① 仕事の指示を出すとき
NG:「このデータ修正しておいて。」(命令口調に聞こえる)
OK:「このデータ、修正お願いできる?」(依頼の形にする)
事例② ミスを指摘するとき
NG:「これ、間違ってるよ。」(ストレートすぎる)
OK:「ここ、ちょっと確認してみてくれる?」(柔らかく伝える)
事例③ 忙しいときの対応
NG:「今忙しいから!」(冷たく聞こえる)
OK:「今ちょっと立て込んでるから、あとででもいい?」(状況を説明する)
【事例:歯科医院経営の女性医師が話し方を変えて職場改善】
53歳の女性歯科医師Aさんは、地元で歯科医院を経営し、
複数の女性スタッフを抱えていました。
しかし、スタッフを採用してもすぐに辞めてしまい、
人が定着しないという悩みを抱えていました。
「何でも相談していい」と伝えているのに、スタッフは誰も寄ってこず、
気づけば距離を取られるばかり。
そんな中、あるスタッフが退職する際、最後に衝撃的な言葉を残しました。
「実は先生が怖かったんです。怒られているのかと毎日思っていました。他のスタッフもみんな怖がっています。」
その言葉に大きなショックを受けたAさんは、私のところに相談にこられました。
個人レッスンでは、「自分では気づいていない自分の姿、話し方、表情」 を客観的にフィードバックし、
「相手からどう見られているのか?」 を意識してもらいました。
Aさんは非常に頭の良い方であったため、ポイントを理解するとすぐに実践。
話し方、使う言葉、スタッフへの挨拶、声のトーンやスピード、表情 すべてを改善しました。
その結果、劇的にクリニックの雰囲気が変化し、スタッフから「先生、何かあったんですか?」と驚かれるほどに。
Aさん自身も「たったこれだけで職場の空気がこんなに変わるとは思わなかった」と喜びを感じています。
たかが言葉と思ってはいけません。
人生をうまくいかせるのも、破壊するのも、あなたの言葉ひとつなのです。
【まとめ:少しの意識で印象は変えられる】
怒っていないのに「怖い」と思われるのは、あなたの話し方や表情が原因かもしれません。
でも、少し意識するだけで、相手の受け取り方は大きく変わります。
✅ 声のトーンを少し高めに、抑揚をつける
✅ 意識的に笑顔を増やす
✅ 言葉を柔らかく、ワンクッション加える
たったこれだけで、
あなたの印象はグッと優しく、親しみやすいものに変わります。
「怖い」と思われることが減れば、人間関係もスムーズになり、職場での居心地もよくなるはず。
ぜひ、今日から意識してみてくださいね!
🌸メルマガ登録がまだの方はぜひご登録くださいね🌸
「50代からの母性型話し方講座:人間関係がラクになる7日間レッスン」
~もう無理しなくていい。甘えられ、頼られる女性へ~
このメルマガは、
これまで頑張り続けてきたあなたが
「無理せず愛される話し方」 を身につけ、人間関係・パートナーシップ・恋愛・仕事…すべてを もっとラクに、もっと自分らしく 変えていくためのものです。
✅「これまでのやり方が通用しなくなってきた…」
✅「このままずっと孤独なのかな…」
✅「もう50代、今さら変われるの?」
そんな思いを抱えているのなら、まずは7日間、私のメールを読んでみてください。
きっと 「こんな生き方があったんだ!」 と思える気づきがあるはずです。
8日目からは「おまけ」で50代以降の恋愛のお悩みについてヒントをお送りします。
50代以降となると人には言えない悩みを抱えていることも多くなります。
多くは既婚者との恋愛や既婚者同士の恋愛です。
実は女性たちの人間関係や仕事、家族との関係に想像以上に影響を与えているものです。
きれいごとだけでは解決しない心の問題をお伝えしていきますね!
「50代からの母性型話し方講座:人間関係がラクになる7日間レッスン」
~もう無理しなくていい。甘えられ、頼られる女性へ~
More from my site
最新記事 by 池田弘子 (全て見る)
- うちにはお金がないって言ってませんか? - 2025年3月12日
- 「誘われたら断れない病」のあなたへ。 “買う側の人生”を終わらせる日がきました。 - 2025年3月7日
- 男役やめたら人生ラクになった話、聞きたい? - 2025年3月6日