強みを引き出す

話し方コンサルタント

池田弘子です。

 

先日の記事を読んで下さった方から

コメントを頂きました。

社長さん、悩みの種は

同じですね(^^:)

 

ご紹介しますね。

先生、うちの内情見てました?

というほど、私のところの事情と

ぴったりでした。

うちは少人数でやっている会社です。

年齢も近く、社員や社長といった壁を取っ払い自由な関係で

仕事をしたいと考え起業当時から規則もなにもなく

スタートしました。

しかし、だんだんと苛立ちを覚えるようになりました。

 

始業スタートは9時のはずなのに

出社時間は私が営業や打ち合わせにでかけている時には

10時や11時に出社するようになっていました。

 

しかし、いちいち細かく言うのは

苦手なので見て見ぬふりをしていました。

 

許可した記憶はないのに、

「今日は直接打ち合わせに行きます」と

言って夕方まで帰ってこない日もありました。

 

給料締め日前になると

びっくりするほどの領収書を出してきて

見てみると、

イタリアンや焼き肉や

私よりいいものを食べています(笑)。

 

詳細を聞くと

「営業です」

「接待です」

「打ち合わせです」

理由をつけます。

 

会社の利益のほとんどをあげているのは社長である私で

その社員は「打ち合わせ」と称して

経費を使って外で飲食です。

 

お客さんからの忠告で

「女の子と店でいちゃいちゃしていたよ」と

言われることも。

 

最初の出だしが

「社員と社長の壁をなくし友達のようにやろう」

言うコンセプトがまずかったです。

 

正直、全部リセットしたいです。

 

いちから新しく始めたいです。

いきなり厳しくしはじめても

大丈夫でしょうか?

意識が変われば

状況は全て変わります。

 

いきなり厳しくしはじめる

のではなく

この会社は自分が守るんだ

この会社の舵取りは自分がするしかないんだ

とちゃんと決めることです。

 

それだけ、です。

先延ばしは、ダメです。

 

先延ばしが許される立場では

ないんです。

 

割れたガラスをそのままにしておくと

亀裂はどんどん広がります。

 

 

自由な関係

対等な関係

友達のような関係ほど

もろいものは、ありません。

 

明確な上下関係が

最も長続きするコツです。

 

上下関係がない組織は

一見風通しは良さそうで

崩壊する時は一瞬です。

 

こちらは

貴重な実体験です。

8年前に同じ思いを味わいました。

 

その時の苦い体験を教訓に

二度と同じ轍は踏まない

心に決めています。

 

私は自分より年上のベテランの経理の女性に

依存しきっていました。

 

社長である私より経理の彼女の方が

外との繋がりを全部わかっているから

私はモノを言えないと思い込んでいました。

 

ある時期、売り上げがどんどん下がりはじめ

改革をしなくてはと心に決めました。

 

しかし私がやろうと提案することに

ことどとく反対し、他の社員を味方にし

私の改革の邪魔をしはじました。

 

邪魔というのは「はい」とは口では言うけれど

まったく納得していないふてくされた様子で

他の社員と愚痴を言って

やる気がないことが見てわかりました。

 

他の社員を誘ってよく食事に行き

社長である私の悪口と職場の愚痴を話していたそうです。

 

(他の社員が教えてくれました。「実は・・・」という感じで)

 

ベテランの経理の彼女がいないと

うちの会社は回っていかないと思い込んでいた時は

その状況が恐ろしくて

「本気で向き合うこと」を先延ばししていました。

 

しかし、ある尊敬する社長さんのアドバイスで

「いなくても自分がどうにかするんだ」と決め

結局、彼女は会社を去ることになりました。

 

その結果どうなったかと言えば

改革は一気に進められ、

売り上げは伸びています。

 

つまり、「いないと困る」と思い込んでいた存在こそが

私が理想とする状態を一番せき止めている存在

だったんです。

 

それ以降、先生のおっしゃるように

「誰かがいなくなると回らない」組織

作らないよう意識しています。

もうお一人

こちらは実際によくある

ご相談です。

とっても多いです。

今、「会社を辞めたいと言われている社員がいます。

 

せっかく採用したばかりなのに

半年もせずにです。

 

中途採用で5人面接し、

その人を選び

他の人を断ったのに残念です。

 

求人広告にかけた費用もかえして欲しい気持ちです

(そんなこと言ってもしょうがないけど愚痴です)

 

人手不足なので3ケ月は働いてくれるように

伝えています。

 

しかし辞めると決めている人なので

あまり積極的な仕事は期待できません。

 

こういう場合、

どうしたらいいでしょうか?

3ケ月と言わず

すぐに辞めて頂く手続き

した方がいいですね。

 

私は

このようなご相談を受けた場合

即このようにお答しています。

 

理由は、

「辞めると決めている人」を

会社の中においておくことは

他の社員への悪影響しかないから

です。

 

3ケ月は長いですよね。

3ケ月は1年の4分の1です。

 

組織の内部が崩壊するには十分の期間

です。

 

過分な給料を支払ってでも、

すぐに辞めて頂くことをおすすめします。

 

その時期、社長さんが必死でやれば

どうにかなります。

 

必死になっている姿を

社員も見ています。

 

最後にもうおひとかた

ああ、そういう気持ちって

あるなあ・・と私も感じたことでした。

私は自分の会社の社員が

他の社長(同じ職種)の話しをするたびに

凹みます。

 

◯◯社長のところはすごい会社だ

◯◯社長のところは社員さんもみんな働きやすそう

◯◯社長のところは海外行ったんだって

◯◯社長のところはボーナスいいらしい

こんな会話をされるたびに

「へえ、すごいねえ」と相槌を打ちながら

凹んでいます。

 

嫌味だなあと思いながら

自分よりも◯◯社長の方が優れているのは

分かっているので

何も言えない自分がいます。

 

妻には、「あなたなめられてるのよ」

言われてます。

社員という存在は

他の会社の社長がよく見える存在です。

 

隣の芝生はどこまでも

青く見えるんです。

 

問題は

そんなことを平気で

社長の前で話す社員を許していること、です。

 

奥様のおっしゃる通り

なんです。

 

「あなた、なめられてるのよ」

です。

 

お強いですよね(笑)

 

社長という存在は

とっても孤独です。

 

社員がたくさんいて

お客様もたくさんいて

多くの人に囲まれているようでも

実はとっても孤独です。

 

 

弱音を言えない

本音を出せない

いつも強く立派でないといけない

多かれ少なかれ

そう思っていますし

そうあろうと努力しています。

 

 

社長という存在は

社員に嫌われたくないと

思ってしまいがち、です。

 

自分の会社の社員が辞めて

他の会社に行ってしまうことは

ダメージだと思ってしまいがち、です。

 

 

でも、大丈夫です。

それも思い込み、です。

 

嫌われたくない

好かれよう

と思うから苦しくなるんです。

 

好かれようが嫌われようがどちらでもいい

と思っておくんです。

 

好き嫌いで仕事はできません。

 

 

辞めて他のところに

行かれると

自分の存在を否定されたように

感じてしまう

と思い込んでいるなら

それも

「そうだろうか?」

冷静に考えてみればいいんです。

 

 

人にはその人に合った適性の場所

というのがあります。

 

相性もあります。

 

合う合わないは

個人の問題です。

 

自分の会社を辞めて他にいってしまったとしても

「合わなかった」だけ、です。

 

それ以上でも

それ以下でも、ない。

 

辞めた社員のせいでもなく

社長のせいでもない。

 

とんでもなくブラックな(労働環境が)職場でも

本人が納得しているなら

それはOKですよね。

 

本人が納得していないなら

どんなに快適な職場環境でも

ダメなんです。

 

恋愛と同じです。

完璧だから好きになるわけでは

ありません。

 

合う合わないって

あるんです。

だから、社長一人の責任でもなく

辞めた社員の責任でもない。

 

 

過剰に「嫌われたくない」

思っていると

判断を見誤ります。

 

 

勉強会に来て下さっていた

ある男性は

過去、会社勤めをしていた時

上司に

「お前、部下に好かれてるようだったら

仕事してないと思うからな」

言われたそうです。

 

これはある意味、真実です。

 

 

好かれる

ことと

きちんと仕事ができる

ことは

また別の話です。

 

 

言うべきことを言えず

やるべきことを

先延ばししている人を

「話しやすいなあ」

と思ってくれるかもしれませんが

「ついていこう」

とは思ってはくれません。

 

 

好き嫌いの感情を

職場に持ち込んでいると

やるべきことの手が止まります。

 

 

人の気持ちを汲みすぎて

共感しすぎて

聞き上手で

お人よしの社長さんは

社員の問題で

気をもみ過ぎです。

 

神経をすり減らし過ぎです。

 

神経が消耗すると

つぎへ打つ手への

エネルギーが湧いてきません。

余力がなくなってしまいます。

 

 

神経を太くしましょう。

過剰に反応しないよう。

慣れていけばいいんです。

神経を太くするために

慣れるには

神経が太い人との

会話が一番です。

 

会話ほど

意識を伝染させるものは

ありません。

 

たくさん会話している人と

似てきます。

頭の中まで伝染してくるんです。

 

ストレス耐性も

当然伝染します。

 

抱え込んでいる

「◯◯でなければ大変だ」

と思っている

思い込みを

「本当にそうかしら?」

切りかえしてくれる人との

会話です。

 

 

そのことにより

あなたの神経をすり減らしていた

思い込みがどんどん

解除されていきます。

 

 

神経は太くて長い方が

楽です。

細くて短いと

あっという間に

切れてしまいます。

 

 

そうなりたい人を見つけ

たくさんの会話を交わしましょう。

「自分のあたりまえ」と

その人の「あたりまえ」が

違うことに気が付きます。

 

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9月10日(日)知ったかぶり講座

東京から私の大好きな女性起業家の「宮脇小百合さん」

お越しくださる予定です。

 

9月10月とスペシャルゲストが次々お越し下さり

なんだか嬉しい!ぜひ、ご参加下さいね。

 

10月29日知ったかぶり講座

新潟からスペシャルゲストがお越し下さいます。

ご参加の方は日程を開けておいて下さいね!

 

次回の知ったかぶり講座は

2023年9月10日(日)です。

2023年10月29日(日)です。

お楽しみに!

池田弘子の知ったかぶり講座

 

 

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どうぞご理解とご協力をお願い致します。当日会場での現金のやり取りをなくしたいと思っております。ご理解ご協力

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第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。