自分を犠牲にしている人ほど人に厳しくなる ~その心理と対処法~
こんにちは
池田弘子です。
今日は「自分が我慢している分だけ他人に厳しくなる」というお話です。
目次
- はじめに
- 自分を犠牲にする人が他人に厳しくなる理由
- 実際の会話事例 ~私もそうなっていた?~
- 厳しくされたときの対処法
- まとめ
1. はじめに
「なんでこんなに厳しく言われるんだろう?」
「あの人、いつも人のミスを責めるけど、自分はどうなんだろう?」
こんな風に感じたことはありませんか?
実は、自分を犠牲にしている人ほど他人に厳しくなる傾向があります。
その心理とは何か?
そして、自分がその状態になっていないかをチェックし、厳しくされたときの対処法も考えていきましょう。
2. 自分を犠牲にする人が他人に厳しくなる理由
1. 自己犠牲=「頑張っている」という無意識の価値観
「私はこんなに頑張っているのに!」
この考え方が強い人ほど、他人にも同じような努力を求めがちです。自分が大変な思いをしているのに、周囲が楽をしているように見えると、「なぜ自分だけ?」という不満が募り、結果的に他人に厳しく接するようになります。
2. 自分の苦しみを他人に投影する
「私も昔はそうだった。でも努力したからここまで来たんだ。だからあなたも厳しくしないとダメ!」
このように、自分が苦労した道を他人にも強いることがあります。これは「自分が耐えてきたんだから、あなたも耐えるべき」という心理です。
3. 自己肯定感の低さが他人を批判することで補われる
「自分には価値がある」と思いたいがために、他人を否定することで優位に立とうとするケースもあります。自分を犠牲にしてきた人ほど、「私は正しい」「あなたは間違っている」と言いたくなるのです。
3. 実際の会話事例 ~私もそうなっていた?~
事例1:部下への厳しい態度
上司(Aさん): 「こんな基本的なこと、なんでできないの? 私なんて新人時代は毎日終電まで働いてたよ!」
部下(Bさん): 「すみません…頑張ります…」
Aさんは、過去の自分と比較して、部下にも同じ努力を求めています。自分が苦労した分、部下にも同じ苦労をさせなければ納得できないのです。
→ Aさんが気づくべきこと 「自分が頑張ったことは事実だけど、それを他人に押し付けるのは違う。今の時代に合ったやり方があるかもしれない」
事例2:家庭内での厳しさ
母親(Cさん): 「もう、また部屋が散らかってる! 私なんてあなたくらいの年齢の時は家事も勉強も全部やってたのよ!」
子ども(Dくん): 「…ごめんなさい」
Cさんは、過去の自分と比べて子どもに厳しく接しています。これも「自分がやってきたんだから、あなたもやりなさい」という思いが根底にあります。
→ Cさんが気づくべきこと 「私がやっていたからといって、子どもにも同じことを求めるのは違う。時代も環境も違うのだから、今の状況に合った方法を考えよう」
4. 厳しくされたときの対処法
1. 相手の心理を理解する
厳しくされたときに、すぐに「なんでこんなに怒るの?」と反発するのではなく、「この人も何か苦労してきたのかもしれない」と想像してみましょう。相手の言葉の裏にある感情を読むことで、無駄に傷つくことを防げます。
2. 受け流す技術を身につける
例えば、上司や親が厳しいことを言ってきたとき、「そうなんですね」と軽く受け流すことで、不要なストレスを減らすことができます。すべて真に受ける必要はありません。
3. 余裕を持ったコミュニケーションを心がける
厳しい人に対して「でも、それは違う!」と正面からぶつかると、余計に関係が悪化します。「なるほど、そういう考え方もあるんですね」と余裕を持った対応を心がけると、感情的な衝突を避けられます。
5. まとめ
- 自分を犠牲にしている人ほど、他人に厳しくなる
- 「私はこんなに頑張っているのに」という心理が背景にある
- 厳しくされる側は、相手の心理を理解し、受け流す技術を身につけることが大切
もし「私も誰かに厳しくしすぎていないかな?」と感じたら、一度立ち止まり、自分の心の状態を見つめ直してみてください。周りの人との関係をより良いものにするためにも、ぜひ意識してみましょう。
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