香川県高松市の
強みを引き出す話し方コンサルタント
池田弘子です。
経営者の悩みの大きな問題は
抱えている社員との関係であることは
とても多いんです。
ご相談下さったこの社長さんは
反抗的で
敵対心があり
素直にいうことを聞かないある女性従業員のことで
悩んでいました。
女性従業員同士の中では
リーダー的存在の女性らしく
彼女が社長に対して反抗的であることは
社長にとって大きなストレスであり
悩みの種でした。
社内でのコミュニケーションを改善するために
カウンセリングと
ミーティングを行いました。
カウンセリングは
社員全員一人一人と私が面談をするのです。
社長の悩みの種
問題の反抗的で敵対心の強い
女性従業員さんとの
面談で、私は、あることに
気がつきました。
1対1で話している時の彼女は
とっても素直でチャーミング、
よく笑う素敵な女性でした。
「ところで、あなたはご両親との関係はどう?
お父様やお母様とは仲がいいの?」
と雑談の中で聞いていくと
「いいえ!父親は大嫌いです。
傲慢で、だらしなくて、母親や私たちに
いやな想いばかりさせてきて。
本当に大嫌いなんです」
そう、言うんです。
よくよく聞いてみると
彼女は付き合っている男性がいても
しばらく付き合うとすぐに嫌なところが目について
軽蔑してしまうようになり別れちゃうんです
とか、
ここの会社の前にいた会社の上司のことも
「いい加減な仕事やってるのが許せなくて
人間的にどうしても嫌になって辞めたんです。
あんな上司のもとでは働けません」
とか。
上司は目上の人というのは
実は父親像の投影です。
潜在意識の奥深いところで眠っている
「自分の父親像」の投影なんです。
もちろん無意識です。
そんなはずはない!と思うかもしれません。
しかし、上司や目上の人を見ている時に
無意識のうちに自分の父親とダブらせて
見えてしまうんです。
父親に素直に甘える体験がたくさんある人は
社会に出た時
目上の人や上司とうまくやっていくことができます。
つまり、上手に甘えられるので
上司や目上の人にも当然、可愛がってもらえます。
異性にも同じです。
父親に素直に甘える体験がある人は
異性にもまたすーっと甘えていくことができます。
しかし
父親が忙しく家族と向き合うことが少なく
父親と触れ合う機会が少なかった人は
目上の人や上司、異性といったいどう付き合っていいのか
体験がないので、わからないんですね。
わからないので
敵対するか
離れるか
しか、方法がなくなるんです。
つい
異性と戦ってしまう人
つい
上司のアラばかりが目について
反抗的になってまう人は
父親との関係を探っていくと
その原因がはっきり見えてくるのです。
逆に言えば
父親とのもつれた感情を1本1本紐解いていくことで
上司や、目上の人、異性(夫や恋人)との関係は
驚くほどスムーズにいくようになります。
根っこを押さえると
枝はあっけなく変わるんです。
男性につい敵対心を持ってしまう
負けたくないと思ってしまう
上司に対して許せない気持ちがある
こういう時には
自分の心の中をじっくり探っていくことが
一番の近道なんですね。
とにかく
上司や目上の人は
自分の父親のイメージの投影です。
人と一人でも雇う時には
ぜひこの質問をさりげなく投げかけてみて下さい。
「ところで、お父さんとの関係はどうですか?」
特に女性を雇う場合には
この要素は、大きな判断材料となります。
上司や周囲の社員たちとうまくやっていけるかどうか
だいたいの見当はつきます。
職場の中で問題を起こす人は
必ずその育った環境の中で
母親との関係
父親との関係に
ひずみが、あります。
もちろん誰だって完璧な家庭で育っているわけではありませんので
なにもない、という人は皆無でしょう。
しかし、あまりも極端に
「父親が許せない」
「父親が憎い」
「母親が嫌い」
という言葉が出てくるようでは
職場の中で問題行動を起こし
社内をかき回すのは時間の問題です。
あらゆる人間関係は
親子関係の縮図です。
自分が育った環境
父親に対する像
母親に対する像の投影を
社会に出てからも私たちは見ています。
ある
いつも上司や目上の人に腹が立つ
許せないという女性は
自分の父親に対するイメージの投影なんだと知り
自分の心の中を奥深く探っていくことで
「ああ、私がいつも男性や上司に
腹が立って関係を壊してしまう原因はここにあったんだ」
ということに気がついていきました。
また、どうしても自分に自信が持てない
二代目社長として就任したけれど
毎朝社員の前で朝礼で
話す時も胃が痛くなるほど、嫌でしょうがないんだという
まだ若い男性社長。
どうにか自信を持って話せるようになりたいと
私のところにお越しになられたのですが
よくよく探っていくと
「自信が持てない」根本原因は
父親との関係にあったことにご自身で気がついていかれました。
私たちは
原因がわからずモヤモヤ悩んでいる時
一番苦しいんです。
原因がわかれば
このもやもやが一体どこからくるのか
すっきりわかれば
もう、問題は8割解決したようなものです。
大事なことは
見抜いていくこと、です。
他人を見抜くために
自分自身をまずは完璧に見抜くこと、です。
自分の中の矛盾や葛藤、モヤモヤの正体を
見抜くんです。
自分自身のことを
完璧にわかった時
あなたは他人と対した時、
手に取るように相手の気持ちがわかるようになっていきます。
人は自分の合わせ鏡です。
どこまでも追いかけてくるのは
良くも悪くも、親子です。
切っても切れない
いろいろな思考の癖や
習慣、価値観を連鎖させていくのが
親子です。
これから結婚しようという男性は
相手の女性の母親を見て下さい。
母親が父親にとっているその態度が
未来のあなたの奥様が、夫であるあなたに対する態度です。
奥様は、そのお母様とそっくり、ではありませんか?
良くも悪くも。
最近は、面接官も
親子関係を詳しく聞いてくるようになりました。
どんな会話をしているのか?
どんな風に過ごしてきたのか?
親子関係が、社会に出てから
そのまま反映されることが
わかってきたから、でしょう。
ぜひ、ご参考になさって下さいね。
明日は、母性型勉強会です。
2017年最後の勉強会。
テーマは「開運」です(^^)お楽しみに!
日時:2017年12月13日(水曜日)午後6時30分~20時30分
場所:高松国際ホテル
会費:3,000円(食事代込み)
お部屋の関係上お座り頂けるお席の数のご準備がございます。
ご参加下さる方は必ず事前にお申し込みを頂けますようお願い致します。
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ぜひ、ご登録下さいね。
この7つの法則は
必ず実行できるものばかりなので
ぜひお試しくださいね。
第1の法則 セルフイメージ
第2の法則 聴き方のすごい効果
第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法
第4の法則 人から好かれる声の作り方
第5の法則 伝わる話の組み立て方
第6の法則 あがり症の克服
第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖
あなたが、弱みだと思っていることは
実は「強み」であることはとても多いのです。
あなたの中に眠る強みを引き出し
どんどん世界を広げていって下さいね。
話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。
1、説得力が増します。
2、人に好かれます。
3、笑顔が素敵ですねと言われます。
4、はっきりモノを言える人間になります。
5、断れる人間になります。
6、悩みを相談されやすい人になります。
7、話しかけられやすい雰囲気になります。
8、自信がつきます。
9、信頼してもらえるようになります。
10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。
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