強みを引き出す
話し方コンサルタント池田弘子です。
人の悩みは
「困ったことがあっても相談できない」
「自分の欠点は見せられない」
「自分にとって都合の悪い事実は言わない」
この癖があることによって
出口のない迷路にはまっていきます。
今という時代は
特に「本音をしゃべれる人がいない」
のだと思います。
倫理道徳的にはダメなことをしている
でも、止めることができない
でも、抜けられない
自分の中の持って行き場のない感情や
モヤモヤする気持ち
言葉にできないけど
不安な心の状態を
誰かにどこかに
吐き出したい
聞いてもらいたい
そして
「私はどっちにすすめばいいのか?」
決めて欲しい
自分ではもうわからない
そういう瞬間が
人には、あります。
勉強会やレッスンの中でも
とても多いテーマ
中年期以降の恋愛について
今回はお話します。
実は40代、50代の恋愛の悩み
とても多いです。
もっといえば
60代でもです。
人との関係でもめるのは
どういう時だと思いますか?
男と女の関係
職場の上司と部下の関係
夫と妻
彼氏と彼女
師匠と弟子
先生と生徒
ビジネスの関係
あらゆる関係で
もめるのは
「相手と自分が対等」
になっている時。
先生と生徒が
師匠と弟子が
上司と部下が
もめるているのは
関係が対等になっているから。
お友達のように
なんでもフラットに話しましょう。
部下にも
「友達のように何でも相談して」なんて
やってると
最初はよくても
そのうちもめにもめはじめます。
圧倒的な上下関係を
ちゃんと構築している場では
人はもめてない。
それがいいとか悪いではなく
これが現実です。
想像して下さい。
自分と同じ場にいる
自分と同じステージにいると思っている人が
自分にいろいろと
指摘してきたり
要求してきたりすると
どうですか?
腹が立ちませんか?
人を抱える経営者の悩みは
従業員同士のもめごとです。
「みんな協力しあって
仕事してくれたらいいのに」
経営者はそう思います。
でも社員同士はそうではない。
自分と同じところにいる人に
あれこれ言われるのは腹が立つんです。
そして社員の中でまた
上下を作り出そうとします。
経営者は従業員と「対等」になった時
そこから
一切いうことはきいてくれなくなります。
それは「対等」だから。
対等なのに、どうしていうことを
きかないといけないのか?
こんな感情が湧き上がるんです。
経営者はそういうことを
知っておかないと
一度対等になった関係から
上下関係を構築するのは
まず無理です。
リセットして再スタートを切る覚悟で
ないと再構築はまず無理です。
それほど
人間というのは
一度相手にイメージを持ってしまうと
そのイメージを払しょくするのは
難しいということです。
人を一人でも雇っていくのであれば
こういったことを
先に学んでおく必要が
あります。
どんなにお金を上手に稼いでも
雇っている人との関係でもめはじめ
稼いだよりも
ずっと大きな負債をかかえたり
精神的なストレスを
長期にわたって抱えてしまう経営者は
とても多いです。
それは
みんな仲良く
相手の立場になって
一生懸命やっていれば報われる
といった「耳障りのいい精神論」しか
知らなかったから、です。
人はどういう時に
どんな気持ちが湧き上がるのか?
それを先に学んで知っておく
これはとても大事なことです。
恋愛も同じです。
圧倒的な上下関係の
恋愛はもめません。
夫を尊敬し
常に上にみて(いるふりでもOK)
常に立てている妻
外から見ても
中から見ても
上下がはっきりしている関係は
実は長続きします。
この場合
賢い妻が上手に「夫をたてる役割」を
完璧に演じ切っていることが
多い。
関係が拮抗しはじめた時
あなたと私は「対等」
ってなりはじめた瞬間から
もめはじめるんです。
圧倒的な上下関係がある時の
恋愛の幻想は長続きします。
対等になった途端に
冷静な目でみはじめますので
あそこが嫌
ここが嫌
って気になり始めるんです。
恋愛って
まともな判断ができなくなること
を言います。
まともな判断が冷静にできるなら
それはもう「恋愛」ではない。
ぼーーーーっと幻想を見ている状態
これが「恋愛」です。
相手に夢中になっている時
冷静な判断はできていません。
相手のあそこが気に入らない
性格がどうの
服装がどうの
いろいろ気に入らなくなってくるのは
恋愛の幻想がさめて
正常な判断ができるようになったから。
あなたにも体験がありませんか?
あの時、あんなにあの人に夢中だったのは
私いったいどうしてたんだろう?
という時期がありませんでしたか?
その時は自分のことは
冷静だと思い込んでいるのですが
周囲から見ると
完全に「幻想を見ている」状態
なんです。
燃えるような恋愛
いつもときめていていたい
そういう状態がないと
生きている気がしないという人が
います。
恋愛状態というのは
ある意味トランス状態です。
ドキドキしている状態は
心が高揚し
女性であれば本当に肌がきれいになったり
スリムになったりします。
だから快感です。
快感なのでアルコールのように
依存性があるわけです。
いつもいつもドキドキするような
恋愛ばかり繰り返している女性がいます。
でも、長くは続かない。
理由は
「ドキドキは欲しい」
同時に
「安心も欲しい」
となるからです。
ドキドキと
安心は
真逆のモノです。
安心安全は「現実の世界」です。
恋愛は「幻想の世界」です。
幻想に現実をもちこんでしまうと
そこで一気に生活感がにじみ出てきてしまい
幻想が消え去ります。
中年期の恋愛は
燃え始めると
かなりの炎で燃え盛ります。
良き妻良き母で
我慢していた人ほど
燃え盛ってしまうことがある。
これだけ離婚が増え
女性でも後半の人生を
誰と生きようか
自分でどう生きて行こうか
考えている女性はとても多いです。
その時に
自分は何か一番大事なのか?
何が大切なものなのか?
ここがバチリと決まると
選ぶものが変わってきます。
私の人生は
いつもドキドキする恋愛がしたいのか
それとも安定した関係が欲しいのか
安心できる家族が欲しいのか
ここをごちゃまぜにしちゃうと
ずっと「モヤモヤした負の感情」
に悩まされることになってしまいます。
恋愛は幻想です。
幻想に現実を持ち込む。
具体的には
お金の話
老後の話
健康の話
年金がいくら。
家族がどうのこうの。
これ全部現実の話です。
恋愛してドキドキして
ときめいて
女として扱われたくて
でも
安心も欲しくて
老後不安にならないように
自分の事を養って欲しいなんて
言い出してしまうと
一気に打算と計算が
見え隠れしてしまい
相手の幻想が崩れます。
恋愛というのは
ある種の催眠術です。
どちらかがどちらかに
催眠を掛けている。
好きの総量は対等ではありません。
私が5で相手も5
足して10ではないんです。
どちらかが
かならず傾いているんです。
恋愛というのは
だから楽しくて苦しい。
より相手への執着が多い方が
いつだってしんどいわけです。
あなたでなければダメなんだと
思い込まされている側の方が
いつだって苦しいわけです。
思い込ませてしまう
という行為は
あらゆる話術を凌駕します。
若い頃に
誰かに夢中になり
この人のためなら死んでもいい
という体験をしている人は
大人になってからちゃんと冷静になれる傾向が強いのですが
この体験をしていない人ほど
中年期以降に恋愛依存になって
現実生活をもっていかれてしまいます。
誰かに夢中になる
何かに夢中になる
周囲の声が一切耳に入らなくなるほど
夢中になってしまうという体験
これは恋愛でも
恋愛以外のことでも実はとても大事です。
恋愛依存になってしまうその根っこにあるのは
実は幼少期に満たされなかった
承認されたい
という欲求です。
恋愛は良くも悪くも
エネルギーを最も消耗するものです。
以前の勉強会で出た話題です。
ある女性が
「自分のことを好きだと言っていた男性が
他の女性に好意をよせていることを知った瞬間に
相手のことを失うのが嫌だ」と思う。
これって
女性でも男性も
ある心理です。
恋愛の正体は
「嫉妬」と「独占欲」
という一面もあります。
歴史を学ぶと
こんな物語ばかりです。
嫉妬と独占欲
私たちの中には誰しも
潜んでいるわけです。
男女関係で
「付き合っている」という行為は
相手がもし他の異性と
恋愛関係になった時には一応文句が言える
関係性です。
結婚しているという場合には
相手が自分以外の異性と恋愛関係になった場合には
法的に制裁を加えることができる関係です。
どちらも
相手を自分のものとして
独占しておきたい
という欲から出てくるものです。
恋愛は美しいまま幻想だけを
見られているから
楽しくて
燃え上がり
理想に満ちているわけです。
それを
ちゃんと知っておく。
知った上で
私が大切にしたいものは何か?を
ちゃんと決めておくんです。
自分が大切だ思うものを
ずっと大切にし続けている時
その人の人生はうまくいきます。
大切なものが何かわからない
わからないから
あっちへこっちへ
とエネルギーを持っていかれている時
消耗ばかりするんです。
恋愛は楽しくて高揚するぶん
エネルギーの消耗も激しいです。
エネルギーとは「気」のことです。
人間は「気が枯れた」時に
あらゆることが落ち目になっていきます。
やる気が出ない
元気がでない
その気にならない
私たち日本人は
「気」というものを
とても大事にしてきました。
気が枯らす最たるものは
恋愛です。
恋愛依存に陥っている人は
周囲からは
単なる不倫でしょ
浮気でしょ
と見られてしまうことが
あるのですが
その根っこにあるのは
「どうしようもないさみしさ」
です。
さみしさを
を満たすために
お酒を飲んでしまう人と
同じものが潜んでいます。
恋愛中は
興奮して高揚しているので
テンションはとても高くなります。
テンションは高いけれども
疲労度もとても高い。
本人はテンション高くて
興奮し、どれだけ大恋愛をしているか
を語ってくれることが多いのですが
これは長くは続きません。
自分自身の気を消耗させ続けていると
その影響は身体にでてきます。
中年以降は特に
身体に変化がでるのがはやくなります。
中年以降の恋愛は
相談できる場や人が
一気に少なくなります。
関係性が人に言えない関係が多い時には
誰にも言えず一人で
悶々としてしまいます。
若い時は
恋愛に夢中になり
人生全部その人に捧げますという勢いに
走ってもいいんです。
その体験は必ず肥やしになります。
でも中年以降の恋愛は
同じようにしていると
痛い目に合います。
皮肉なことに
恋愛関係というのは
より冷静な方が
相手への執着を手放すことが簡単です。
冷静になれない側が
相手を美化し幻想の世界で
置いてけぼりになってしまう。
相手を惹きつけるプロは
計算していながらも
まったく計算していないかのように
ふるまことができる人です。
人を惹きつける政治家や
芸能人は全員これを
やってます。
優秀な営業マンは
「え?本当ですか!!?」と驚いた顔をしながら
カバンから用意されていた契約書を
出してきます。
優秀なプレゼンターは
「え?私からですか?今ですか?」と自己紹介を
とっさにふられて
困ったなあという顔をして
じつはしっかりテッパンの自己紹介のセリフを
用意しています。
いつも勉強して準備しているから
相手を惹きつけることが
できるんです。
過去の母性型勉強会の来られた
ある女性の名言がありました。
『今日は全部おごってもらうつもりで
出かけるんです。』
彼女は
出会う前から
今日、出会う気が出かけているし
今日はご馳走になるつもりで
出かけている
だからその通りのことが
いつも起こるんです。
その正体は
意識です。
どんな意識を
持っているか?
惹きつけようと
意識している人と
何も意識していない人では
起こる現実は違うのは
当たり前です。
そう思っているから
そうなる
あなたが映画監督になるんです。
あなたが自分の映画を作る監督であり
あなたが作った映画の役者があなたです。
なかなか言語化できない技を
ライブで教えているのが
母性型勉強会。
さあ、新しい私になる
母性型勉強会へ
ようこそ。
あたらしい私になる母性型勉強会
2024年8月18日(日)15時~17時30分/懇親食事会17時30分~19時30分
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第1の法則 セルフイメージ
第2の法則 聴き方のすごい効果
第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法
第4の法則 人から好かれる声の作り方
第5の法則 伝わる話の組み立て方
第6の法則 あがり症の克服
第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖
あなたが、弱みだと思っていることは
実は「強み」であることはとても多いのです。
あなたの中に眠る強みを引き出し
どんどん世界を広げていって下さいね。
話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。
1、説得力が増します。
2、人に好かれます。
3、笑顔が素敵ですねと言われます。
4、はっきりモノを言える人間になります。
5、断れる人間になります。
6、悩みを相談されやすい人になります。
7、話しかけられやすい雰囲気になります。
8、自信がつきます。
9、信頼してもらえるようになります。
10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。
会話術・コミュニケーションスキル・パブリックスピーキング・プレゼンテーション技術・スピーチトレーニング・ボイストレーニング・ビジネスコミュニケーション・インタビュー対策なら香川県の強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子
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