強みを引き出す

話し方コンサルタント池田弘子です。

 

女性6人が集まっての勉強会でした。

マイフェアレディ会話塾のような

お話をして欲しいとのご依頼です。

軽いおつまみとワインとシャンパンを頂きながら・・・。

ご用意して下さった主宰の方は

元、教師の方。

 

退職後は、

ご自宅のサロンで

英語と言葉遣いを教えていらっしゃいます。

もう何年も前から

女性達が集まる少人数の勉強会を

いろいろな場所で開催させて頂いています。

女性が男性を連れてきたりと

ということはありますが

ほぼ女性達の集まり。

 

女性は美味しいものと

おしゃべりがあるだけで

びっくりするほど

元気になれます。

 

それも場が合えばの話ですが。

合わない場だと

これほど疲れるものは

ないそうです。

 

夜も更けて

だんだん口が柔らかくなってきた頃

一人の女性がこんなことを

言いました。

 

「私、昔からなんですけど

自分のこと好きだと言われると

自分が好きでなくても付き合ってしまうんです」

と。

 

「わかる~~~」

「うんうん、あるよね」

と。

 

さらに盛りあがり

「で、自分のこと好きだって言ってた人が

他の人のこと気にいってるの知ると

無性に腹が立つのよね」

 

「わかる~~」

 

でも、好きじゃないから

ご飯食べに行ったりするの面倒くさくなってくるし

家に帰ったら「ああ、疲れた。やっぱり行くんじゃなかった」

となるんです。

無駄な時間を過ごしたなと

自己嫌悪も。

 

好きじゃないから

嫌な事言われたらすぐ腹が立つんです。

 

でも、そんな相手でも自分のことを

好きなままで維持しといて欲しい(笑)。

 

「これって

何なんでしょうね???先生」

という話でした。

 

 

女性は共感される方

多いのではないでしょうか?

 

 

個人レッスンをお受けしていても

非常に多いです。

 

好きと言われると

自分が好きでなくても

付き合ってしまう

という方。

 

 

さあ、この根っこにあるものの正体は

何だと思いますか?

 

 

それは

自己肯定感の低さ

です。

好きだと言われると自分が好きでなくても付き合ってしまう

子供時代にインプットされた

あなたには無理

そんなことできっこない

おんなのくせに

我慢しなさい

真面目に生きなさい

表にでちゃだめ

目だっちゃだめ

世間様にどう思われるか

多くは育った環境

母親、祖父母、父親

自分にかけられた言葉が

暗示として心の奥深くに

貯蔵されています。

これをアラヤ識と言います。

自信を取り戻すためのマインドロックの外し方|香川県の強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

女性には大きく

2つのパターンがあります。

 

ひとつめは

常にだれか他者から評価されることで

「私って素敵」

「私っていい感じ」

と認識するパターン。

他者から「きれい」「好きだ」と好意を

寄せられることで

自分の価値を確認する傾向です。

 

 

もうひとつは

「私は素晴らしい」

「私には価値がある」

と自分の中で

自分が思っているパターンです。

 

前者は「他者の評価」が必要です。

後者は「自分で勝手にそう思っている」ので

他者の評価は必要ありません。

子供時代に「規制されることがなく」育った女性は

この傾向が強いです。

最近の20代、30代の女性は

この傾向が強い方が増えてきたように

私はレッスンをしながら感じています。

いいことだと、思います。

 

 

他者の評価がないと

自分に価値を感じられない人の根っこにあるものは

「自己肯定感の低さ」

です。

 

では

自己肯定感が低い場合

どんなことが起こるのでしょう?

 

 

①自分の意見が言えなくなる

②いつも他人に押され気味

③いつも他人と比較してしまう

④自信がない

⑤人前では良い顔。身内に冷たい。

⑥世間の目が気になってしょうがない

 

もう、いろいろなことが

起こります。

 

人前で自信を持ってしゃべれない

ことも

実はセルフイメージと大きく関わっています。

 

人前で堂々と話す

ということは

他者からの評価

他人の目を意識するから、です。

 

誰にどう思われようと

私は私で十分素晴らしい

なにか???

と心底思ってる人は

自分が感じてることをそのまま

ドカンとしゃべってしまうものなのです。

 

 

私のもとにお越しになる方の9割は

「自分に自信をつけたい」

「堂々と人前で話せるようになりたい」

です。

 

自信とセルフイメージは

100%繋がっています。

セルフイメージとは

自分が自分のことを

どう思っているか

です。

 

 

私がみなさんにしていることは

「セルフイメージ」を元通りに

戻すこと、です。

 

 

上から目線でもなく

下から目線でもなく

威張るのでもなく

へりくだるのでもなく

ニュートラルな自分を取り戻すんです。

 

 

セルフイメージが正常になると

好きでもない人に好きと言われたら

ちゃんと断れるように

なります。

 

これはもう100%

そうなっていきます。

自分の中に

内なる自信で満たされていくと

「ちゃんと断ることができる」

ようになるんです。

で、断っても

嫌われない

と平気な自分になれるんです。

 

断れるようになると

「行きたくもない約束」に

「誘われたから」という理由で

無駄にでかけていかなくなります。

 

 

自己評価が高まってくると

誘ってくれたから

ご馳走してくれるから

好意を寄せられたから

という理由で

乗っかっていかない自分になります。

 

好きでもない人と食事をして

自己嫌悪を繰り返していた女性が

その時間を

自分の引き出しを増やす勉強の時間に

当てられるようになりました

という声は

多いんです。

 

 

自分の人生の優先順位を

つけるには

セルフイメージを

正常に戻すことが

重要なんですね。

 

 

ひとりじゃさみしい

というのも

根っこにあるものは

同じです。

 

 

ひとりでもさみしくなくなる

時間がいくらあっても

足りないほど

濃密な人生を味わえる

知ったかぶり講座

2022年もますますパワーアップして

開催です。

 

2022年最初の知ったかぶり講座はお陰様で満席となりました。

現在キャンセル待ちでお受けしております(キャンセルされる方があり、お席に空きが出ました場合2日前までにお返事いたします)。

2022年1月16日(日)14時~16時です。

新年もあなたにお会いできること

楽しみにしていますね。

 

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。