こんにちは、
池田弘子です。
個人レッスンを受けてくださっている女性から、
現在の心境の変化をメッセージで頂きました。
ご紹介OKとのご快諾を頂いたので、
そのままシェアさせていただきますね。
2度の離婚を経験し、正直もう男性は信じられないと思い込んでいました。
その後、ずっと仕事に夢中で頑張ってきました。仕事は楽しく、売り上げも自分なりには最高記録になっていました。
自分と同じように一人で頑張っている女性たちと交流し、一応は「女性で活躍している存在」として人前で話をしてほしいと言われるように。
そんな機会が増えたおかげで、「人前で話す」ことを練習しようと思い、池田先生に出会いました。
ある日、仕事でとても落ち込む出来事がありました。
「だから女のする仕事は信用できないっ」と吐き捨てられるようなことを言われ、その言葉がずっと胸に刺さったまま抜けません。
「気にしなくていいよ」と周囲には言われましたが、
そのとき、自分の弱さを全部さらけ出せるような女友達や、自分を守ってくれる男性が、私には誰一人いないことに気づき、愕然としました。
自分は強い方だと思っていたのですが、実はガラスのようなメンタルなのかも……と、さすがにこれは本当にまずいと思いました。
でも今は、その落ち込む出来事があってよかったのだと思っています。
この体験がなければ、私はあのまま先生に「人前で堂々と自信があるように見せたい」という目的でレッスンをお願いしてしまっていたからです。
同時に、先生から送られてくるメルマガを拝見し、「私のことでは???」と思うような刺さる言葉ばかりが続きました。
すぐに先生に連絡し、「レッスンの目的を変えたいです」とお伝えしたことは、私にとって必然だったようです。
先生も「そうおっしゃると思っていたわ」と即答され、先生の鋭さに感動してしまいました。
私はここしばらく、頑なに仕事だけを頑張り続けていたのは、
「私が頑張らないと誰も何もしてくれない」と思い込んでいたから。
こんな思い込みを持っていたなんて、自分では気づくこともできませんでした。
前の夫にも、その前の夫にも
「本当は頼らせてもらいたい」
「本当は守ってもらいたい」
「本当は安心させてもらいたい」
でも、そうさせてもらえないから、「私が一人で頑張り続けるしかない」と思い込んでいたんですね。
そう思っていた。そう思い込んでいたから、
その通りの現実が私の目の前にやってきていた。思った通りに用意されてきた。
もう何もかもが、先生の解説を受けて完全に腑に落ちています。納得しています。
いかがでしたか?
「夫の稼ぎが足りない」
「なんで私ばかり頑張ってるの?」
「男って、結局頼りにならない」
そんなセリフ、
あなたの中にもあったかもしれません。
でもね、それって実は、
女性であるあなたが“女性性”ではなく、
“男性性優位”の思考で生きていたからかもしれません。
女性が主導権を握り、
「私は男に頼らず生きる」
「男女は対等であるべき」
と掲げて頑張ってきたのが昭和世代の働く女性像です。
経済的自立が欲しいんです!
という女性達がたくさん集まってきたのが
今ちょうど50歳から60歳くらいの女性達です。
仕事はそれなりにできている。
でも
心のどこかで
「孤独」や「虚しさ」を感じている。
それもそのはず。
歴史を遡ってみても
女性が主導権を握って男女平等を目指した社会で
うまくいった前例って実はないんです。
いま世の中で
男性は口では「平等」を唱えます。
しかし、
それはきれいごと。
本音ではありません。
男性は「自分が上に立っている」と
思わせてもらえたときに
機嫌がよくなり
そう思わせてくれた人のために
もっと稼いでこよう、
もっとよくしてやろう
という気持ちが湧いてくる
そうなっています。
そうではありませんか?
1000年前から
何も変わってないんです。
男性の脳と本能の構造といってもいい。
女性であるあなたにとって大事なのは、
「男に勝つこと」ではありません。
男性を上手に自分の味方にしてしまうこと。
「あなたがいてくれて助かった」
「あなたのおかげで私は安心して暮らせてる」
「お金のことはあなたに任せるね」
そんなふうに柔らかい言葉を使い、
上手に“主人を立てる”。
言葉と態度で上手に
「あなたはいつも上」と
たてておきながら
お財布も、
教育方針も、
家庭の実権も、
実は奥さんが握っている。
これは、
母性型原理の真骨頂です。
男性は「自分が上だ」と思わせてもらっている時、
幸せを感じやすいようになってます。
だから、実際は財布を握られていても、
気づいていない。
また、気にもしない。
主導権は“見えない手”で握る。
それが女性の賢さとも言えます。
頭脳明晰で野心がある女性ほど、
「男女平等でなきゃ」
「女性が働きやすい社会を」
という方へ思考がいきがちですが
本当に頭がいい女性は、
「バカなふりをして男性を立て、
自分の我を消し利を取る」。
今こんな発言をしたら一発アウトですが、
昭和の時代には男性たちは
「女はバカなほうが可愛い」
って普通に言っていました。
これね、本当に“バカ”という意味では
ないんです。
「バカなふりができるくらい賢い女性」
ってこと。
こんな女性は世の中を上手に
渡りやすいということなんです。
そしてまた
「そのほうが楽ちん」という男性は
実は多い。
「家庭のことに興味がない」
「俺は仕事だけ集中したい」
「家庭のことは奥さんに任せる」
ってタイプの男性にとっては、
家庭をまるごと全部任せられる女性のほうが
楽なんです。
だから「お金が必要」って言われたら
「まかせたから勝手に出しとい」っていう男性
日本には結構多い。
男が外で稼いでくるから
女は内を守ってね
って構造
外で活躍して働きたい女性には
拒否反応しめされるかもしれませんが
とってもよくできてる構造。
上下関係がはっきりしてて
役割分担がうまくできている夫婦ほど、
実はしっかり幸せになってます。
これね、組織でも同じです。
過去に書いた記事です。
長続きするのは圧倒的な上下関係 | 「50代からの話し方改革|母性型経営で好かれる・伝わる・信頼される」
うちは社員と友達のような関係なんですっていうのは
女性社長がやりがちですが
必ず崩壊します。
うまくいかない。
ただ、こういうことが
伝わらなくなったんですね。
人から人へ
そばでみてお手本を真似するってことが
日本からなくなっているので
どうしても
SNSとかネットの情報に
振り回される。
また毎日の生活がそこそこ豊かで満たされた生活を送ってる人って、
総じて目立たないようにしてます。
意識して。
SNSなんて絶対やらない。
他人の幸福を見ると嫌な気分になる人が一定数いることを知っているので
とにかく表にでないように
気をつけてます。
日本は妬みの文化があるので
笑顔で笑ってる近い人が実は
地雷だったってことは
よくあります。
我を消せるって
女性性の強さでもあります。
自己主張したら
無駄に敵を作ることを知ってるので
秘めていることができる。
「男女平等」という言葉に
ふりまわされてきた
50代、60代の働く女性は
とっても多いです。
女が男の役割を真似し、
その代償として
女性がもっている内面の柔らかさや感性を捨てて戦い続けた結果、
待っていたのは、
愛されない日々と、
空っぽな心。
頑張ってきた女性が50代を過ぎた時に
急にむなしくなってくる原因はここにあります。
私が本当に欲しかったのは、
世の中に出て認められることは?
男性社会の競走で勝ち続けること?
それとも、
誰かに大事にされる幸せ?
ここ30年で急に「男女平等」とか
「男女の役割に縛られない個人の自由」もあっていいよね
なんて価値観が広まってきました。
ただ歴史を見るとそれでうまくいったケースは
今のところないんです。
頑張り尽くして、
もう「どうしたらいいか分からない」
「いったい私はいつまで頑張り続けないといけないの?」
と感じているなら
先ほどの女性のように
今が「男性性優位の生き方」から「女性性優位の生き方」へシフトする
チャンスです。
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