強みを引き出す
話し方コンサルタント池田弘子です。
先日のアラヤ識講座に参加して下さった女性から
メッセージを頂きました。
まだお若い女性。
頂いたメールの内容が
自分自身ときちんと向き合い
自分がやるべきことを明確に書かれているものでした。
自分の内面を言語化し
相手に伝えるということは
実は非常に難しいことです。
話すことと
書くことは
連動しています。
精神の成長というのは
年齢ではないなあと改めて感じました。
彼女のようにまだ若くても
深く自分に意識を向けて
自分が使う言葉
自分の態度
自分の行動
を変えていこうとできる人もいます。
年齢をいくら重ねても
自分に気が付かない人も
多く、います。
彼女が「追伸」で、こんなことを
書いてくれていました。
PS
この前の講義で素敵だなぁと感じたことです。店員さんが間違ってアイスコーヒーを持ってきた時、
◯◯さんが「私頂きます。」と
サッと立候補された上に、
店員さんの「いえ、新しいのをお作りします。」との申し出に対しても、
「ホットのコーヒーも飲みたいの」と
サラッとお答えしていた姿が、とってもスマートで、
めちゃくちゃ素敵でした!!
カッコ良かったです。
私も◯◯さんのような素敵な受け答えができる女性になりたいです。
彼女は何気なく書いて下さった「追伸」です。
こんな些細なことに
ハッと気が付き
自分もそうなりたい
そう、思えるってこと。
これ、感受性と言います。
これは、後から勉強して
指導して簡単に身につくものでは
ないんです。
感受性とは
自分自身に置き換えるができる力
です。
感受性がない人は
何を言われても
自分のこととは思いません。
誰かの話と思って聞いてますので
自分が気をつけようと
意識することは
ありません。
あ、素敵だな
真似しよう
あ、嫌だな
私は気をつけよう
こうやって
些細なことに気が付いて
自分が意識していくことで
魅力的な自分は
作られます。
私たちは、いつも
見られているんです。
あなたも誰かを
見ているはず、です。
その人が何気なく話していること
その人が何気なくコーヒーを飲んでいる姿
その人が食事をしている時の食べ方
その人が何気なくとる態度
なにもかも
見られているんです。
そして会話の中でその人が
無意識に話す言葉が
その人をすべて表現していきます。
考えて発言している時の言葉は
実はあまり聞いてません。
意識していない時の
様子を見て判断されているんです。
その比率は
99対1
です。
つまり
考えて話している時の自分より
気を抜いて無意識にしゃべっている時のあなたを
人は「この人はこんな人」と
認識していくんです。
隠せないんです。
隠せているようで
実はぜんぶ
「見えて」いるんです。
そして
この人は◯ボックス
この人は×ボックス
と実は仕分けしているんです。
怖いこと、です。
言葉も同じです。
同じような意味でいて
全然違うニュアンスになることが
あります。
これを知らずに使っていると
大変危険です。
その人が使っている言葉
というものは
その人の未来を大きく左右します。
汚い言葉を使っていると
知らず知らずのうちに
×ボックスの中に入れられ
自分が気が付かないうちに
「外されている」ということに
なってしまうんです。
私たちは近くにいる人の影響を
必ず受けてしまいます。
その付き合いが長ければ長いほど
影響を受けます。
一番影響を受けるのは「親」です。
今は、本当に
心がパサパサするような言葉を使い
人の心にナイフを入れるような話し方をする人が
増えてきました。
そんな中で
あなたは
美しい言葉を使い
優しい話し方を意識し
洗練された立ち居振る舞いを
していきませんか?
競争相手は
恐ろしく少ないんです。
ちょっと意識して
抜きんでるだけで
すぐに目立ちます。
上っ面の会話が普通になり
本当に深くつながる事が難しくなっているのは
話している言葉が「軽い」から、です。
自分の使う言葉を
意識しましょう。
丁寧に言葉を扱うんです。
そうすれば
相手はあなたを大事に扱ってくれます。
自分自身を
どう扱ってほしいかは
あなたが使う言葉が
全部決めています。
そう、思っているから
その言葉です。
そう、思っているから
そうなるんです。
アラヤ識の世界は
そうなっているんです。
さあ、明日は「知ったかぶり講座」
古事記の「男と女バージョン」です。
ご参加の皆様、お楽しみに。
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