強みを引き出す
話し方コンサルタント池田弘子です。
先日「マイフェアレディ会話塾」
で取り上げたテーマは
お金と自由
でした。
女性にはぜひ知って欲しい
本当の話を
させて頂きました。
最近特に気になる言葉が
あります。
それは
根拠のない自信が私にはある
人生楽しまなきゃ損
何かあったらその時考えればいい
とう言葉です。
あなたは
会話の中で何気なく使っていませんか?
または女性同士で
「私ね、根拠はないけど
何でもやれる気がするの」
ということを頻繁に聞きませんか?
根拠はないけど自信を持った方がいい
とどこかで
インプットされたんだと思います。
でもね
根拠はあった方がいいんです。
私のもとに
ご相談にお越しになる女性達で
「根拠はないけど自信はあるんです」
という方で
現実生活がうまくいってる人は
いません。
幻想を見るのは上手。
妄想するのは上手。
でも、現実ははちゃめちゃ。
ものすごいつらいことが起こった時
思考停止するパターンです。
想像して下さい。
自分自身にものすごく
つらいことが
次々と起こった時
思考停止する人は
ギュッって目をつぶるしかないんです。
目を閉じても問題は
消えてなくならない。
目を開けた時
事態はもっと悪くなっているだけ。
自分は美人で
才能もある
知識もある
と思ったまま年を重ねてしまい
「根拠はないけど自信はある」と
言い続けてきた女性は
ある年齢を過ぎた頃から
一気に自分自身の資産価値がものすごい勢いで
目減りしていることを
知るんです。
そうなった時
「私は自由に生きたい」
は通用しなくなります。
私は女性には
いくつになっても自分でどうにか
稼いでいける道を
持っていた方がいいと思っています。
そして
そのための指導をしています。
主婦であっても
絶対病気をしない夫はいないし
絶対傾かない会社もないんです。
もし
何かあった時
自分は自分だけの力で
月にいくら稼ぎだすことができるのか?
根拠のない自信で
こんなのがいいなあ
自分の強みを生かしてできることがいいなあ
やりがいや生きがいが欲しいなあ
そんな風に
ふわふわとした妄想ではなく
キチンとした数字を考えてみることは
とても大事です。
コロナで
仕事の仕方が大きく変わった人も
います。
経済的に変化がない人も
大きく変化してしまった人も。
子供を抱えて
離婚したはいいけれど
働き口がなくて
本当に困っているという女性も
たくさんいます。
私のところには
40代、50代の
「私の強みを生かして仕事をしたい」
という女性がいらっしゃいます。
ふわふわっとした妄想ばかり語り
根拠のない自信を持っている人は
まずうまくいきません。
具体的な作業を取り掛かる段階に入ると
多くの女性は
面倒臭くなるか
恋愛事に傾くか
どちらか、です。
これは
その人の
思考パターンなんですね。
好きな仕事もしたい
年をとっても恋愛もしたい
自由に生きたい
全部、OKです。
ただし
自由は有料だってこと、です。
自分でちゃんと稼げる自信があるから
心は自由になれます。
根拠のない自信は
若いうちに
コテンパンにされている人の方が
強いです。
自分の実力を知れるから。
自分がどんな人なのか?
それは自分が決めるんじゃないんです。
他人が決めるんです。
根拠があるっているのは
他人にきちんと認めてもらい
その対価としてのお金を
ちゃんと稼いでいる実績です。
チヤホヤされて年を取ると
プライドだけが大きくなります。
それが一番怖いです。
根拠のない自信を持っている人は
みなプライドが高く
誰かに「わからないから教えて」と
いう事ができません。
ありのままでいいのよ
と言われることが
心地いいのはわかります。
でも、そのままいくと
何も考えることができない
人になってしまうんです。
人生は
まさか?ということが
たくさん起こります。
社会に出ると
弱いものいじめはあたりまえです。
学校だけではありません。
職場でも
同じことが起こります。
強い人は弱い人をいじめます。
立場が強い人は
立場が弱い人をいじめます。
60歳を超えて再就職した会社に
子供ほどの年齢の上司がいます。
その上司から
えらそうに怒られることだって
あります。
それは悪い
人としてどうなの?
といったってしょうがないんです。
人は人を
いじめることや
阻害することを
やめられない生き物です。
歴史は何度も繰り返しています。
そこに
倫理道徳で
「おかしい」と言ったって
無駄です。
じゃあ
どうするか?
強くなるしか
ないんです。
どんなに有名大学に入っても
会社に入ったら
さらに優秀な人間がいて
いじめられたり
嫌な上司にあたるかもしれない。
あんなに好きだった相手が
いきなり
支配的に変わるかもしれない。
そうなった時
目をつぶって思考停止するか?
両眼を見開いて
どんなに転んでも
すぐに立ち上がるか。
どっちかしかないんです。
女性はまだまだ
「守ってもらいたい」という願望で
生きています。
守ってもらうということは
そこに支配される
はセットです。
それがなくなったら
どうする?
この感覚は女性なら常にあるはずです。
自分の頭で考え
自分で稼ぐ
だから
モノが言える。
だから
相手とニュートラルな
関係を築いていくことが
できるんです。
講座の中で
ある女性が
「美人は得ですよね?私は美人じゃないから損ばかりです」
ということを言った人がいます。
いいえ
美人ほど、
妄想と現実のギャップに気が付くのが
遅れます。
私のところに
もう何年も学びに来て下さっている女性は
着実に
コツコツ積み重ね
ご自分の仕事の仕組みで
ちゃんと稼いでいけるように
作り上げています。
彼女が最初私のところに来た時に
「私は美人でもなく
突出した才能もないから
コツコツするしかないんです」
と言ったんです。
コツコツが
10数年をへて
確実に実をもたらし続けています。
女性は
安定と刺激を求めます。
両方欲しいんです。
安定した生活は
いつどうなるか
わかりません。
刺激は麻薬です。
頭の中を断捨離し
ちゃんと整理するんです。
整理した上で
あなたのアラヤ識に
刻みこめばいいんです。
■自分で稼ぎたいけど、どうしたらいいのかわからない
■好きなことをやってるけどお金を頂くことに罪悪感がある
■プライドが高すぎて一歩踏み出せない
という方に向けて
行ないます。
経営者、ご自分でお仕事をされている方
何もしていないけれど自分で経済的自立をしたいと考えている方
ぜひお越し下さい。
私は社会人のスタートから
今までずっと仕事をし続けてきました。
仕事をし続けているから
自由を得ることができています。
自由だからモノを言えます。
女性がしなやかに
息長く自由に生きるために
ものすごく大切なことを
今回はお伝えします。
お楽しみに。
追伸
ひとたび目覚めると
今日という時間をぼーっと過ごすことが
本当に惜しくなります。
人間時間が足りない!という方も
いらっしゃいます(笑)。
あなたはどうですか?
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