強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。

 

私のメルマガを読んで

ご相談にお越し下さった女性がいます。

兵庫県の加古川から

今通って下さっています。

 

初回のレッスンにお越し下さる前には

過去の私の記事をかなり読み込んで来て下さっており

お会いした時にはもう

「今までの間違いは

ここにありました」とすでに気が付いた状態で

お越し下さったんですね。

人間というのは

切羽詰まった状態になった時には

自ら答えを探し出すものです。

 

頂いたメールです。

ご快諾頂きご紹介しますね。

 

池田先生、昨日はありがとうございました。

5年ほどメルマガを読み続けており

深く読んだり読まなかったりでした。

 

しかし、昨年から私の環境は

大きく変化しました。

仕事も辞めることになり

人間関係も大きく変わりました。

長年ずるずると付き合っていた人とも

コロナ禍をきっかけになんとなく

距離ができていき自然消滅していきました。

同居している母親との関係が

本当にきつくて苦しいもので

いわゆる「毒親」だと認識していました。

 

毒親だけれども依存してしまっている自分に

うんざりしてしまっている毎日でした。

私の人間関係がうまくいかないのも全部

母親のせいだと思い込んでいました。

 

以前メルマガで

メールの返信が相手からこない時

「私は何か失礼なことしたのかも?」

「もしかして嫌われてる?」

「ひょっとして届いてないのかも?」

「再送して返事を催促したら迷惑がられるかも?」

こうやって思考がグルグル焦って

他の事が手につかなくなることが

ありませんか?

という文章がありました。

 

それ、まさに自分だ!

と思いました。

小さな頃に、親の顔色を伺いながら

育ってしまうと

すぐに不安になりやすく

他人の顔色をやけに気にしてしまい

相手がたいくつそうな顔をしていたり

時計をみたりしていると

「迷惑なんだ」

「私の事いやなのかも」と勝手に連想して

ドツボに陥ってしまうことがよくあります。

 

メルマガを読んでいるうちに

あれ?これって自分だけの思い込みで

そうじゃない人もいるわけで

ひょっとして他人の顔色を異常なまでに

うかがって不安になって

消耗して勝手に遠慮して

引いてしまっているのは

自分だけなんじゃないんだろうか?と

思うようになりました。

 

私は50年近くずっとそうやって生きているので

全員そんなものだと思い込んでいたのですが

実はそうではなく

私にとって当たり前のことでも

人にとっては全く違うということに

気が付きはじめました。

 

気を遣い過ぎて疲れ果て

心許せる友達もいません。

グループで仲良くしていても

誰か一人が嫌になると

すぐに距離を取り離れたくなります。

そのくせ、一人になると

孤独でどうしようもなくなります。

 

今回、レッスンに思い切って

申し込んだのは

思考はパソコンと同じです。

再起動すればいいんですと

知った時、

私は、50歳を機に

再起動するんだと

決めました。

 

申し込んで本当に良かったです。

お会いできて本当に良かったです。

 

初回のレッスンでの一番の習慣は

0か100かで考えすぎで

私はひとつが不安で出来ないと思うと

他の全てがダメでもうおしまいと

結論づけてしまう癖を見つけて下さった事です。

先生が見つけて下さった

私のたくさんの強み。

自分では気が付きませんでした。

 

後半戦の人生は

縁をいかにつないでいくか

今やってることを

やりっぱなしでなく

構築するんだという意識で

やっていきます。

 

仕事のやり方も

私はやりっぱなしでした。

積み重ねていく

構築したことがどんどん

自分の資産として増えていく

という意識に切り替えます。

 

 

私は講座やレッスンで

一貫してお伝えしていることが

あります。

 

それは

「誰と」出会っていくか

出会った人との「縁」を

ぶちきらずどうやって繋いでいくか

その大切さを

手を変え品を変え

あの手この手の切り口で

お伝えしていっています。

 

出会いが大事

ご縁は大事

みんな、そう思っています。

頭では。

 

でも、実際にやっていることを見ると

せっかくつないだご縁を

自分から

ばっさりぶち切っていく人の方が

圧倒的に多い

ということに

気が付いているでしょうか?

 

 

その理由は

感情です。

おさえきれないのです。

 

 

今回の参加して下さったメンバーの中には

部下を何人も抱えるリーダー的存在の女性が

お二人おいででした。

 

女性だけでなく男性のグループでも同じことが

起こります。

 

最初はみんな横並びで仲良く仕事を

していました。

 

しかし、一人が上司にとても気に入られ

どんどん仕事のやり方を覚え

明らかに立場が上がっていくようになりました。

 

最初は仲がよく

協力しあっていたもの同士。

 

しかし、片方があがればあがるほど

片方は「素直に応援できない」という感情が

湧き上がってくるんです。

 

最初は、一緒に頑張ろう

助け合ってやっていこう

そう、思っていたんです。

 

でも、片方が目に見えて

成長していくのを感じると

片方の心に波がたちはじめます。

 

心穏やかで、いられなくなる。

 

組織の研修では

必ずこういったことが

同じ職場内で起こります。

 

上司には水面下で何が起こっているのか

さっぱり、わかりません。

 

特に男性上司で

女性だけの職場となると

男性上司はお手上げです。

 

そこに正論は通用しません。

 

彼女たちの心の中で起こっている波ですので

その波の真相を捕まえないことには

どうにもならないんです。

 

片方があがれば

片方がさがるんです。

 

きれいごとではない。

 

みんなで協力しあって

ともに頑張らなくてはいけない

といったような学校で習う価値観のものさしだけでは

自分を責めて、苦しくなって当然です。

 

職場内では

こういったことは

水面下で起こっています。

 

片方があがれば

さがった片方は

対抗意識が湧き上がってきたり

「でも、あの人、実は・・」

その人にとって不利益な情報を

周囲に流してしまったり、します。

 

水面下で

片方が片方を引きずりおろす

力が働きだすんです。

 

 

きれいごとでは

ない、こういうことは

私のもとには

本当にたくさんご相談にお越しになられます。

 

 

この人との関係を大事にしていた方がいいのは

頭ではわかっている

冷静になれば、ちゃんとわかってる

でも、その一時の感情が

おさえられないんです。

 

 

とにかく

気に入らない

このままじゃ私の立場が落ちてしまう

どうしてあの人ばかり

そんなにうまくいくんだろう?

 

そんな感情ばかりが

心の中に渦巻いていきます。

 

 

しかし

これは何も現代にはじまったことでは

ありません。

歴史を見れば

人間は同じことを

繰り返しています。

 

 

人間は

嫉妬と

自分がおびやかされるのではないかという

恐怖によって

感情のコントロールはきかなくなり

目の前の大事なご縁を

「もういらない」

切ってしまうのです。

 

 

あの人、嫌い

あの人、許せない

あの人ばっかり・・・

こんな感情を

頭でおさえこむことは

実はできません。

 

 

だから私は

みなさまに「勉強」をしませんか?

とお伝えしているんです。

 

私はもう長年

古事記を学んでいます。

母性型原理の「サヌキアワ」のルーツから

古事記に通じるまで

深く学び続けています。

 

 

学んでいると

わかってくるんです。

 

私たち日本人は

どうすれば

うまく人とやっていけるのか?

どんなコミュニケーションをとるのがいいのか?

負の感情が起こった場合

どうすればいいのか?

縁を繋ぎ続けるために

どうすればいいのか?

といったエッセンスがすべて

詰まっているんです。

 

私たちは西洋人とは

まったく違った精神性を持っています。

脈々と続いてきたものが

まったく違うんです。

 

今、

誰にも心打ち明けられない

仲良くなっても

対抗意識がすぐに湧いてきて

協力し合うことができない

思い切り自分を解放できない

そんな状態に陥っている人は

ひょっとしたら

日本人なら「こうしたらうまくいく」という

方法と真逆をやっているかも

しれません。

 

 

あなたにも

経験がありませんか?

 

湧き上がる感情にまかせて

目の前の人との関係を

ばっさり切ってしまったことが。

 

 

私たちのご縁の糸は

それはそれは見事に繋がっています。

 

自分ではさみを持って切らない限り

そのご縁はずっと繋がります。

 

一つ、「あの人嫌!」と切っていくことで

その人から向こうにあった無数のご縁が

すべてばっさり

絶たれてしまうんです。

 

 

私は、自分から

人とのご縁を切ることは

ありません。

 

それは

知っているから、です。

 

日本人はどうやって過ごせば

自分もいかされ相手もいかされ

万事うまくいくか

知っているから、です。

 

嫌な人は排除すればいいんじゃない?

価値観が合う人といればいいんじゃない?

嫌いなものは、ばっさり切っていいんじゃない?

嫌われたっていいじゃない?

 

こう思っていたある女性は

古事記や歴史を深く学ぶようになり

「まったく逆をやってました」と

おっしゃいました。

学べば、知恵を手に入れます。

 

 

学ばず

自分の湧き上がる感情にまかせて

過ごしていると

私たちは

すぐに不安になり

すぐに嫉妬したり

すぐに怖がってみたり

という負の感情で心がいっぱいになってしまうんです。

 

負けたくない

という意識は

いいんです。

 

でも、無駄な対抗意識は

自分の心を消耗させます。

 

 

ずっと勉強している人は

高め安定で、ずっと感情をキープしています。

 

自分以外の外側のことで

自分の心をかき乱していないんですね。

 

私も、同じです。

ずっと勉強しているから、です。

 

勉強していないと

心はすぐに荒波です。

 

あの人がどうだから、私が苦しい

仕事がうまくいかないから、私は不安

上司が悪いから・・・

部下が悪いから・・・

悩んでいる人は

すべて

自分の外側に目を向けすぎている人

です。

 

意識を向けるベクトルが

間違っているんです。

 

外側の要因に

振り回される人は

ずーっと同じことを繰り返します。

 

あの人のせいで

あの人がいるから

あの人が嫌い

あの仕事が嫌

あの人があんなこと言った

それはすべて自分の外側です。

 

 

70数年

ものすごい数の方と

マンツーマンでお会いしてきました。

 

まっすぐ見つめ

じっくりお話をきいていると

その方の心のベクトルが

どちらに向いているのかは

すぐに

わかります。

 

 

私たちは心の中に

暴れ馬をかっています。

みな、そうです。

その暴れ馬を

どうコントロールするか

それは

勉強しか

ありません。

 

 

感情を放置している人は

湧き上がる感情にまかせて

目の前の人との関係を

ぶち壊していきます。

せっかくうまくいっていても

どこかで破壊してしまいたくなるんです。

 

自分の暴れ馬が

そうさせてしまうんです。

 

 

ぶちぶちと

わざわざ自分から

糸を切りにいってしまう自分の心を

学ぶことで

変えていくことが

できるんです。

 

学んでいくことで

誰とでも

付き合うことが

できるんです。

 

 

次回知ったかぶり講座

10月9日(日)満席になりました。

現在キャンセル待ちです。

リクエストを頂いた

毛沢東の妻「江青(こうせい)」を取り上げます。

毛沢東、最後の妻。

江東25歳、毛沢東45歳の時に出会い、不倫関係から

ファーストレディまでのぼりつめた人生を語ります。

お楽しみに。

 

 

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必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

 

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。