縁はわざわざ切らない

強みを引き出す

話し方コンサルタント池田弘子です。

 

自分を向上させてくれない人との縁は切る

自分と合わない考え方だからあの人とは縁を切る

自分と価値観が違うから合わない

こうやって

バッサバッサとせっかく自分が関わって作ったご縁を

切っちゃう人って、意外に多いんです。

 

もう携帯から電話番号も削除しました

とか、

ライン拒否しました

とか、

それって、とっても

エネルギー使いますよね。

 

繋がった縁をわざわざ切るって

私は、しません。

これ、昔からの習慣なんですね。

ケンカしちゃった人でも

ゆるやかになぜか繋がってる。

 

時間がたてば

冷静になって

仲良くなれること

協力しあえることって

いっぱいあるんです。

 

人との関係って

水のようなものなんです。

 

ギューッと一緒にいる時間が長くて

濃い関係の時もあるけど

時間がたったら

ふっとなかなか会わなくなったり。

でもそれってしょうがないこと、です。

 

ある時期

一緒に仕事してて

もうずっと一緒にやってたけど

何年かして

モードが変わってきて

違う人と一緒に仕事することに

なっちゃった。

でも、その時もで

一緒にやってきた人と縁は切らない。

ゆるやかに、繋がり続ける。

それをやってるから

ずっと仕事してこられてるんです。

 

 

付き合うか

付き合わないか

どっちか

白黒はっきりつけようとするから

ややこしくなるんです。

 

 

その時その時の

関係は縮まったり離れたり

流動的なもの、です。

 

でも、

もう私はあの人の考え方が嫌だから

縁を切る

とか

もう二度と会わないなんて

バッサリ決めて切っちゃっうことを

繰り返していると

人生消耗しっぱなし、です。

 

ゆるやかに

繋がっている関係が

近づいたり

離れたり

していればいいって

思っておけば

人との関係は楽ちんです。

 

白か黒か

自分にとっていいか、悪いか

あの人は善か悪か

人との関係性をがっちり固定してしまう

という脳の習慣が

自分自身を無駄に消耗させてしまうんですね。

 

私くらいの年齢になると

ゆるやかに繋がっていた方と

またご一緒になることがあり

一気に距離が縮まって毎日お茶飲んじゃうほどの

関係になったりすることが

よくあります。

 

 

その時の感情で

あの人嫌い

あの人とは合わない

あの人は縁を切る

っていうのは

とってもしんどいことです。

縁を切るにもエネルギーがいるんです（笑）。

 

縁を切る

って言葉は

持たなくてもいいんです。

 

ゆるやか、で

いいんです。

 

近づいたり

離れたりしたい

そういう生き物です。

人間は。

 

関係性は固定されているように見えて

実は流動的なものです。

夫婦でも

職場でも

仕事の関係の人同士でも

ほどよい距離感で繫がりつつ

近づいたり

離れたり。

 

それが

しんどくならないコツ

です。