強みを引き出す
話し方コンサルタント
池田弘子です。
上司も馬鹿に見える
同僚も馬鹿に見える
先輩も馬鹿に見える
もちろん同世代の友達も
馬鹿に見える
周囲に無理して合わせるのは
しんどい。
職場で浮いてしまう
友達は、いない
はじめは仲良くできても
すぐに距離を置かれてしまう
こんな私はどうしたらいいでしょう?
というまだ若い女性からのご相談です。
ご紹介してもOKとのことですので
お話させて頂きますね。
先日の講演会で私のことを
知って下さり
個人レッスンに申し込んで下さいました。
覚えているんです。
講演会が終わった後に
お話をしに来て下さったことを。
理屈っぽい女の子だなあ。。。と思いました(笑)
まだ、若いのに
論をたくさん、持っている。
最近の経営者はここがだめ
世の中はここがダメ
同世代はここがダメ
評論家のようでした。
彼女が話していることは
いたって正論です。
でも、
なぜか
鼻につく
正論だけど鼻につく
そんな風に感じることって
ありませんか?
あの人の話は
正しくて立派だけど
なぜは鼻につくのよねえ
ってことが。
正論だけど鼻につくと
感じる
その理由は
何だと思いますか?
それは
しゃべっている本人に
実体験がないから、です。
実体験がない人が
聞きかじりで
誰かの受け売りで
何かの本を読んで勉強して
正論を語っている時
聴き手は
「なんだか鼻につくなあ」
と感じるのです。
わかりますよね?
この感覚。
恋愛経験がない人が
他人の恋愛をあれこれ評論し
「こうでないといけない」と
正論を振りかざすと
嫌われます。
実体験があり
失敗もあり
「私はこんな失敗をしてね・・・・
その時、こんなことになってね・・・」
と語っていることは
スーッと聴き手の心に
入っていきます。
自分がいかに
しくじってきたか?
自分がいかに
恥をかいてきたか?
自分がいかに
失敗してきたか?
そんな実体験を
語っている人は
人を惹きつけます。
また、会いたい、と思うのです。
自慢話よりも
もっとも鼻につくのは
正論
です。
体験したことがないことを
知識として「知っている」ことで
正論として語ると
反発を買うのです。
特に
だま20代、30代の若い人が
実体験がないことを
正論として語ることは
気をつけなければいけません。
大人は見抜きます。
一瞬で、見抜きます。
「ああ、この人は評論ばかりして
行動してきた体験がない人なんだなあ」と。
そして
同世代の人は
正論で裁いてくる人を
排除しようとします。
だって、一緒にいたく
ありませんよね?
周囲は決して口に出しては
言いません。
でも、次はないだけ、です。
会いたくないので
連絡しないだけ、です。
当然、ひとりぼっちです。
彼女は言いました。
「ずっと尖ってきたけど
やっぱりひとりぼっちは
嫌です。
友達が欲しいし
応援してくれる仲間も欲しい。
職場で阻害されるのもつらい」
これが
本音です。
で、それを言葉にして
言えた瞬間に
もう、世界は変わり始めます。
彼女の意識の世界は
変わるんです。
友達なんていらない。
ひとりでいい。
人は面倒臭い。
みんな馬鹿ばかり。
そう、言ってる時は
その通りの人間関係が現れます。
言葉にした通りに
なっているんです。
一ミリの隙間もなく、見事にそうなっています。
願ったことは
言葉にしたことは
見事にかなってきているんです。
彼女は自分のことを
「私、完璧主義なところがあるんです」
と教えてくれました。
完璧主義な人の特徴は
自分の良い部分よりも
自分の欠けている部分にのみ
焦点が当たる
ということです。
どんなに頑張って
自分を磨いても
積み上げても
「まだ、ここが欠けている」と
欠けている部分にフォーカスしているんです。
いつまでたっても
「私はOK」には
なれません。
自分の欠けている部分に
焦点が当たる癖がある人は
他人の欠けている部分に
焦点が当たります。
欠けている部分に
焦点が当たるので
そこを裁こうとします。
そこを指摘してきます。
相手の問題では
ありません。
相手の欠けている部分だけに
焦点があたる人は
自分の意識を変えるだけで
相手との関係も
変わります。
想像して下さい。
自分の欠点ばかりを指摘してくる人と
一緒にいたいですか?
また会いたいと思いますか?
逆に
自分で気が付かないような
長所や強みに気が付き
語ってくれる人と
一緒にいたいと思いませんか?
自己主張は攻撃です。
正論は攻撃です。
攻撃してくる人からは
誰だって離れたいです。
苦しいから、です。
正論に
気をつけましょう。
口論で勝っても
言いまかされた側は
恨みが残ります。
言葉は刃物と同じです。
正論で
言い負かし
気分良くなっていると
気が付くと
人がモノ言わずに離れていきます。
縁を切るのは
簡単です。
他人を評価し
裁き、自分には必要ないと
ばっさり切ってきた人は
自分が弱った時
同じようにばっさり切られます。
自分が切っているようで
切られているかも、しれません。
言葉は刃物にも
なるんです。
硬い岩のような言葉を受けても
柔らかいクッションで受け止め
飲み込める人は
重宝されます。
キツイ言葉で
正論で責めてくる人の心は
ガラスのように割れやすいんです。
自分が語った言葉を
一番聞いているのは
自分です。
他人を裁いているようで
実は自分を裁ています。
しゃべる時は
自分の体験を必ず織り交ぜて
語るんです。
失敗してきたこと
恥をかいてきたこと
あっちゃ~~~ってやらかしちゃったことを
思い切ってしゃべってみるんです。
そうすると
正論で裁いているヒマはなくなり
一般論で評論家のようにしゃべっているヒマはなくなります。
鼻につく話し方を
やめるだけで
人は寄ってきます。
話し方は
学校では教えてくれません。
多くは育った家庭環境の中で
培われます。
親と子は
考え方や話し方まで
遺伝するんです。
狭い家庭環境の中で
何年も繰り返される言葉のやりとりは
「それがあたりまえ」に
なっていきます。
「それがあたりまえ」の中に
好かれていく人の話し方
嫌われていく人の話し方
の違いが
あるんです。
でも、「あたりまえ」になっているので
自分では気が付けません。
だから
気が付いた人は
チャンスです。
学びなおせば、すぐに変化は訪れます。
尖った人は敵を作りがちです。
敵が多い方がカッコいいと
おもいがち、です。
でも、敵より味方が多い方が
いいんです(^^:)
嫌いな人を応援しません。
嫌いな人が困っている時助けたいと
思いません。
嫌われるより
好かれていた方が
いいんです。
あえて
尖って
あえて
敵を作り
あえて
ひとりぼっちになっている人が
今、多いように思います。
先ほどの彼女のように
「やっぱり方向転換しちゃいます!」
ってあっさり
黒から白へ
西から東へ
くるり変えちゃう人は
生きることが
楽になっていきます。
手の平かえしたように
「あ、じゃ、そっちに変える」
って言えるのが
母性型の柔らかさ、です。
一度こっちに決めたから
何が何でもこの方向で!って
がちごちになってると
その向こうは崖かもしれなくても
突っ走っていっちゃうんです。
危険です(^^:)。
一人で考え込んで
一人で悩んで
誰にも相談できなくて
という人は
要注意です。
聞いたほうがはやいことは
さっさと聞いて
軌道修正した方が
うまくいくことって
世の中にはたくさんあります。
自分、ってことに
こだわりすぎると
苦しくなるんです。
まあるく、楽に、行く道って
あるんです。
根っこからメンタルが強くなる母性型勉強会へどうぞ☆
追伸 母性型勉強会へご参加下さる方へ
会費はPAYPALにて事前にお支払いを
お願い致します。
当日の会場での現金のやり取りを
出来る限りなくしたいと思っています。
どうぞご理解とご協力をお願い致します。
日時:2018年10月24日(水)午後6時30分~20時30分
場所:レグザム屋島 研修室
会費:3,000円(食事代込み)
日時:2018年11月21日(水)午後6時30分~20時30分
場所:レグザム屋島 研修室
会費:3,000円(食事代込み)
※10月、11月は高松国際ホテル全館リニューアル改装工事のため
会場がレグザム屋島研修室へ変更しています。
ご注意下さい。
ご参加下さる方は必ず事前にお申し込みを頂けますようお願い致します。
お申込み後、キャンセルされる場合にはお食事のご用意の関係上、
必ず前日までにご連絡をお願い致します。
当日のキャンセルはお食事ご用意の都合上、会費を頂戴することになりますので
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第1の法則 セルフイメージ
第2の法則 聴き方のすごい効果
第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法
第4の法則 人から好かれる声の作り方
第5の法則 伝わる話の組み立て方
第6の法則 あがり症の克服
第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖
あなたが、弱みだと思っていることは
実は「強み」であることはとても多いのです。
あなたの中に眠る強みを引き出し
どんどん世界を広げていって下さいね。
話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。
1、説得力が増します。
2、人に好かれます。
3、笑顔が素敵ですねと言われます。
4、はっきりモノを言える人間になります。
5、断れる人間になります。
6、悩みを相談されやすい人になります。
7、話しかけられやすい雰囲気になります。
8、自信がつきます。
9、信頼してもらえるようになります。
10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。
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