強みを引き出す話し方コンサルタント

池田弘子です。

 

大晦日ですね。

2021年最後のレッスンが終わりました。

今年はよく動いた一年でした。

海外は行けませんでしたが

おかげで大好きな歴史の旅に各地へでかけることが

できました。

 

北海道からはじまり九州まで

訪ねたかった場所へ30か所

行くことができました。

 

私は皆様ご存じのとおり

大の歴史好き。

西洋の歴史、東洋の歴史

そして日本歴史

特に戦国時代ものは大好物。

 

今年は年の初めに

「好奇心を満たす旅」をする

と決めていました。

 

ちゃんと決めると

その通りに、なります。

 

今年最後の知ったかぶり講座では

私のレッスンを受けてくださっている男性の

大変身ぶりに

他の受講生のみなさんから

驚きの声が届いています。

 

「雰囲気が前と全然違う」

「何があったんですか?」

「目が違う」

と、みなさん

いろいろ(笑)。

 

そうなんです。

人は人の変化を見逃しません。

それくらい、わかるものなんです。

内面の変化は

必ず外にあふれでます。

 

おどおどしているのか

堂々としているのか

引いているのか

押し出しているのか

自信があるのか

自信がないのか

 

その人が思っている「セルフイメージ」とおりに

周囲は感じるのです。

 

さあ、

どうして彼は

変わったのでしょうか?

一体何があったのでしょうか?

どんなことを自分で意識したのでしょうか?

何を変えたのでしょうか?

 

2022年最初の知ったかぶり講座

最初30分しゃべってもらうスピーカーは

この男性の登場です。

 

お楽しみに。

 

年を重ねてから人間の差はどこでつくかというと

社会的地位や財産の多さではありません。

それは「教養」のあるなし、です。

 

教養って何だと思いますか?

それは仕事以外の分野で

その人がどれくらい自分を魅力的にする

バックボーンを持っているか?

ということです。

 

 

教養があることで

その人の仕事がさらに引き立ち

家族や友人とのコミュニケーションを

円滑にしていきます。

 

人が知らない知識を披露することで

自分をもっと深く知ってもらい

相手との距離を一気に縮めたりします。

 

2年前から

私の講座や個人レッスンに起こしくださっている

男性がいます。

毎回、徳島から一泊してレッスンを受けに

起こしくださっています。

 

彼は海運会社の方で

現在は会長さんです。

若い時期からずっと外国航路を

体験し世界中の海を巡ってきました。

 

彼は

若い時から本が好きで

半年から1年近く乗る外国航路の船の中では

本を読み漁っていたそうです。

 

好奇心は日本の歴史にとどまらず

世界の歴史の本にまでつぎつぎ広がります。

自分の心が動いた文章は

すべてノートに書き写してきました。

 

「こんなことを一緒に語り合える人がいたらいいのになあ」

ずっと彼はそう思っていたそうです。

 

しかし

船の仲間や

仕事関係の異業種の集まり

いろいろ出かけていく中では

自分の好奇心を一緒に満たして語り合える仲間は

いなかった、と言います。

 

そこで

はじめて知ったかぶり講座を

そこから古事記の勉強会を知り

同じ好奇心で話し合える仲間に出会います。

 

そこから何が起こったかというと

知ったかぶり講座

古事記の会で知り合った人から

ある依頼を受けます。

 

その方は

国のプロジェクトにかかわる方で

「海の専門家の方を探していた」となり

彼は今、海や船の専門家として

意見と求められるようになっています。

 

面白いですよね。

 

私も70歳を超えて

40代やの50代の時より

面白い仕事をさせて頂けているの

好奇心が枯渇せず

ずっと勉強をしてきたからだと

確信しています。

 

教養を身に着ける方法は

たった一つのテーマでもいいから

選ぶことです。

 

それについて

10年、20年、30年と

長く時間をかけて勉強していくことです。

 

 

時には

もっと深く知るために

人に会いに行ってみる

現地に行ってみる

ことも楽しみのひとつです。

 

ここで忘れていはいけないのは

知識を得てインプットしっぱなしでは

いけないということです。

 

自分なりの意見や感想をもつことです。

 

そしてインプットした知識を

アウトプットすることです。

 

つまり

知ったかぶり講座でやっている

「あなたはどう思う?」と聴かれた時に

「私はこう感じた」と自分なりの意見を

稚拙でもいいから思い切ってしゃべってみる

という繰り替えしです。

 

この繰りかえしをすることで

必ず「教養」は身に付きます。

 

勉強するだけ

インプットするだけ

では脳も便秘になってしまうんです。

 

すぐに話す、そとに披露する

という「出す」ということにより

「教養」は構築されていきます。

 

 

来月スピーカーとして話してくれる彼は

知ったかぶり講座にはかかさず

参加してくださり

自分なりにインプットしたものを

アウトプットし続けるということを

繰り返してこられました。

 

教養があるかないかで

年を重ねてからは差がつきます。

 

愚痴や不安や不満を言う友達ではなく

好奇心を満たしあう仲間。

何を見ても面白がれる自分を

作っていくのは「教養」しかありません。

 

年を重ねると

面白いことがなくなるのは

自分の中に面白がれる

教養のスイッチがないから、です。

育てていないと

教養のスイッチは発動されません。

 

2022年最初の知ったかぶり講座

2022年1月16日(日)14時~16時です。

新年もあなたにお会いできること

楽しみにしていますね。

1年ありがとうございました。

良いお正月をお迎えくださいね。

 

 

 

 

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。