強みを引き出す
話し方コンサルタント池田弘子です。
今日から大阪に来ています。
医療法人理事の方の主宰で
ご依頼の講座をさせて頂きます。
集まって下さるのは
心の問題を扱うカウンセリングのお仕事を
なさっている関係者の方々。
カウンセリングを受ける側ではなく
カウンセリングをする側
ですね。
さまざまなお話がお聞きできそう。
またご紹介しますね。
個人レッスンにお越し下さった方々から
感想を頂いています。
随時ご紹介しますね。
お一人目は
姫路からお越し下さった女性です。
とにかくはやく受けたい
と急いでおられたので
いっぱいいっぱいなご様子を感じ
お問い合わせ頂いた翌日のお昼には
もうお越し下さることになりました。
池田さん。
ありがとうございました。
本当にお腹の奥からドロドロしたものが
根こそぎ吐き出され
久しぶりに新鮮な酸素を吸えた気分になりました。
娘が高校生になり原因不明の
不機嫌や体調の悪さ
不登校
主人との関係も最悪
仕事も名ばかりの管理職で
上司と部下の板挟み
ずっと仲が良かった女友達との関係の変化
更年期のような私自身の不調
地元で心理カウンセラーのカウンセリングを受けたり
本を読んで勉強したりしていましたが
私の苦悩は深まるばかり。
そこで知った池田さんのメルマガ。
衝撃でした。
スパンスパンと直球で
私の心に刺さってきました。
理屈や正論は
もういい。
本当のことを教えて欲しい。
私が悪いのなら
そうちゃんと言って欲しい。
ドンと心に落ちるような
言葉が欲しい。
ここだ、と直感しました。
直感は大当たりでした。
そして私の母校の先輩だったことも知り
ますます縁を感じました。
(※共立女子大学ご卒業でした)
女の人生は
子供ができた途端に
一気に後回しになるの。
仕事持ってるなら
さらに、大変ね。
あれやってこれやって
その間にこれもやってって。
私もそうだったから
よくわかるわって
言ってくれて
そこから一気に緊張がほぐれました。
レッスンを受ける前までは
新幹線の中で
今の私は何もかもがダメ
こんなに頑張ってきて
私の人生一体なんだったんだろう?
必死で家族のためにやってきたことも
一体なんだったんだろう?
誰に否定されたわけでもないけれど
自分で自分のことを全否定してしまう
そんな状態でした。
頭の中がこんがらがった
糸でいっぱいになっている感じ。
ひとつひとつ
全部紐といて下さり
意外な自分が飛び出してきました。
私
「みんなに嫌われたくない」ってずっと
思っていました。
先生のおっしゃる通りです。
学生の時からそうです。
群れの中での自分の立ち位置が
いつも気になって気になってしょうがない。
自分にずっと自信が持てなかった理由も
うっすらとはわかっていましたが
今回はっきり自覚しました。
子供の頃から
いつも「いい子」だったと思います。
いい子にしておくと母親も父親も
機嫌が良かったから、です。
両親は不仲だったので
私がいい子でいることで
機嫌を取ろうとしていたんだと思います。
学生になっても
成人しても
自分の本音を出したり
自分の気持ちを話すことは
できませんでした。
それをすると
相手に嫌われるのでは不安になります。
だから娘がやはり私と同じようになっています。
娘は、友達との関係をうまく作ることが
極端に苦手です。
最初はすぐに仲良くなるけれど
しばらくすると意地悪言い出したり
付き合わなくなったり
トラブルを起こしたり。
娘のことが原因でいつも
主人とケンカになっていました。
お前の育て方が悪いと
私を攻撃し
さらには生意気な口を聞く娘のことも
攻撃をするようになっていました。
そんなことがたびたび続き
もう1年以上冷戦状態。
家の中にいても
一切口をきかず
主人は外に出ていることが多く
夜中に寝にかえってきて
部屋にこもるだけ。
「あなたがそういう態度なら私だって」
と、意地を張って口を聞かなくなったのが
1年前でした。
レッスンを受けて家に帰って
翌日に1年ぶりに主人の目を
見ました。
先生に言われた通り
美味しいコーヒーを入れて
黙って笑顔で座っていました。
主人はコーヒーを飲んで
私の様子の変化を感じ
「なにかあった?」と
優しく聞いてきました。
私は先生に言われた通りのセリフを
話しました。
なるべく声のトーンを低く
優しく穏やかに。
すると
主人が
職場であった上司や部下との
もめ事の話を私にしはじめました。
私はコメントせず
ただ「そうだったの。それで」
「そんな大変なことがあったの」
「大変だったね」
と教えて頂いた超傾聴をやってみました。
不思議です。
あんなに1年もわだかまっていたのに
「許せない」って思っていた感情が
氷が溶けるように
溶けていきました。
あれ?
私なんでこんなに
この人のこと怒っていたんだろう?
鬼みたいに思ってたけど
どうしてそう思ったんだろう?
いい人じゃない??
そう思えてきたんです。
1年間私はたった一人で
架空の敵を作り出し
勝手に妄想し
自分だけが被害者のように感じ
自分で自分を苦しめていたんです。
池田さんが私にしてくれたように
とにかく深く「聴く」ということ。
私、勉強してみます。
私の今の問題には
この「聴く」が必要だと思いました。
仕事の人間関係も
私はこれができていませんでした。
勝手に思い込み
勝手に評価し
勝手に怒る
それじゃあ相手は逃げて行って当たり前ですね。
現状のご報告です。
次回のレッスンを心から楽しみにしています。
頂いたミッション
次回まで必ず実践しておきます。
まさか私も
母校の後輩がレッスンに来てくれるとは!
共通の知人もいて
ご縁を感じました。
男女の間にトラブルが起きる時
感情が先走ります。
感情が先走ると
女性は意地を張ってしまいがちです。
意地の張り合いは
実は取り返しがつかない
トラブルに発展します。
この女性は1年という期間でした。
でも、長過ぎます。
意地をはって
いいことは
ひとつもありません。
意地の張り合いが長くなればなるほど
お互いに対する悪意と憎悪は
どんどん膨らみます。
親密な関係で結ばれていたとしても
その意地の張り合いの長さにより
大きな溝ができてしまいます。
あなたがこうしてくれるのであれば
私だってこうするけど
というのは
プライドです。
そのプライドは劣等感からくるものです。
意地を張る女性は
愛情表現が総じて苦手です。
そして下手です。
意地を張ることで
「もっと私を大事にしてよ」と
相手に理解して欲しいわけです。
子供が意地を張ってる時は
すねている時ですよね。
母親からの愛情欲求が満たされない時
子供はすねるのです。
子供でなくても大人も実は同じです。
すねる人は
プライドが高い人です。
プライドが高いと
素直に相手に要求を言えません。
もっと大事にしてよ
ねえ私を誘ってよ
こう言えません。
満たされていない人は
本当は一緒に行きたくても
「別に私は行きたくない」
「どっちでもいいし」
と意地を張ります。
意地を張り過ぎて
あとから
「一緒に行けばよかった」と
後悔するのですが
後悔するのはいつも
すべてが終わってしまった時です。
意地を張ると
損をします。
意地を張ると
相手から敵意を引き出します。
意地を張る女性と
意思の強い女性は
まったく内容が違います。
意思の強い女性は
自分との戦いの中で
作り上げられた性質です。
意地を張る女性は
子供のように自分の要望が通らない時に
すねる性質です。
多くは母親から娘に
遺伝します。
娘は母親のコミュニケーションの方法を
完全コピーする存在です。
母親がもっとも近い父親と
作り上げているコミュニケーションの方法を
自分も再現するようになります。
相手に自分の言葉を
正確に伝えることは
難しいものです。
心地よい言葉なら
多少違って理解されても
大丈夫なんです。
しかし
今は使う言葉が
厳しすぎる女性が増えてきました。
誤解を招く言葉を
平気で使う女性が増えてきました。
何気なくしゃべっている言葉が
実はトラブルの原因となります。
何でも言い合える関係なら
誤解を解くこともできます。
しかし関係によっては
誤解のまま
終わってしまうこともあるのです。
原因がわからず
相手が怒っているような気がする
相手が避けているような気がする
そういうご相談
非常に多いです。
私のところには
あの人が何気なく言ったあの一言で
「もうあの人とは縁を切ろうと思うんです」
というご相談を
受けることが非常に多いのです。
縁を切られる相手はおそらく
「そんなつもりで言ったわけじゃない」
のでしょう。
言葉次第で
人間関係は変わってきます。
人が気にする言葉より
やさしくくるんだ言葉を
使っていく練習が必要です。
50歳になった時
60歳になった時
70歳になった時
もう新しく人間関係を構築することが
しんどいめんどくさい
そう考えはじめる方がほとんどでしょう。
そんな時
もうすでに出会っている人
もうすでに関係がある人達と
どんな関係を継続して作り上げていくか。
「そんなつもりで言ったんじゃないのに」
という言葉を言いたくなるような
人間関係のトラブルが多い人は
一度自分の使っている言葉を
内省してみることが大事です。
自分で分からない場合には
教えてくれる人に
学びましょう。
言葉次第です。
人生は
使う言葉で
大事にされるか
ぞんざいに扱われるかが
決まるんです。
4月24日(日)の知ったかぶり講座は
「言葉の使い方だけで地位も権力も女性も思うままにした」ある人物を
取り上げます。
1000年前に実在したこの男性は
誰の心の中にもある欲望を見事に実現した人物。
しかもギラギラした権力者ではなく
周囲から愛され人望を集めながらも、手に入れていきました。
1000年前も今も
世の中で成功している人はみな
「人たらし術」を実践しています。
今回は、この男性を通じて
みなさまに現代に通じ、かつ、今すぐ使える「人たらし術」の実践術を
お伝えしようと思っています。
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