心配しすぎていつも不安|強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。

 

個人レッスンにお越し下さって

5回目の後に書いて送ってくださったメッセージです。

ご快諾頂きましたのでご紹介させて頂きますね。

 

彼女が私のところにお越し下さったのは

「いつも心配性で起こっていないことまで

不安に感じてしまう自分をどうにかしたい」

そして

もうひとつ最大のお悩みが

いい子だと思っていた娘さんが

母親である彼女を攻撃してくるようになった

ということでした。

 

彼女には高校生と中学生のお子さんがいらっしゃり

お子さんが幼稚園に通われている頃からずっと

心配しすぎて苦しい自分を自覚していました。

 

 

池田先生、先日もありがとうございました。

49歳になったいい大人の私の心の奥にこんなに根深いものが沈んでいたのと

驚いたとともに、お腹のそこから涙があふれてきたことにも驚きました。

ホテルの方がそっとあったかいおしぼりを

持って来て下さったことも嬉しかったです。

 

私がなかなか子離れできない根本原因が

私の母親との関係にあることはうすうすは気が付いていました。

私の母は専業主婦で亭主関白な父親に我慢しながら私たち姉妹を

育てていました。

 

母の口癖は

女の子なんだからでしゃばってはいけない

女の子なんだから結婚していい主人を見つけることが大事

世間様に恥ずかしくないように

でした。

 

教育にも熱心で私は

物心ついた時には塾や習いごとをたくさんしており

特に勉強ではいつも上位にいることを要求されていました。

 

真面目に勉強して母親が満足する大学に入った後は

父親の仕事関係の縁故採用で大手企業に入りました。

 

仕事を頑張りたかったのですが

母親からは20代のうちに結婚しないと女は価値がないと

言われ続け母親のすすめでお見合いをしたうちの一人の男性と

結婚しました。

 

それが今の主人です。

 

結婚した理由は

母親が喜びそうな人だったからです。

それでも十分に幸せだったとは思います。

 

しかし子育てしていく中で

自分が子供に対してとても過保護で心配しすぎることが

ありました。

 

私も母親同様に教育が大事だと思い

小さい頃から幼児教室や英語教室に通わせていました。

塾もはやくから通わせており

子供が小学生の高学年あたりには順位がしっかりでて

他の子どもたちとの競争心に火をつけるような塾で

頑張らせていました。

 

 

先生に言われてように

「あなたのために」という言葉を探っていくと

私の本音は

「本当は私が不安でしょうがない」

「私が不安だからつぎつぎ心配する」

ということが出てきました。

 

 

ああ、私が不安だったんだ。

私がすぐにでもこの不安な気持ちを安心に変えたいから

つぎつぎと心配して

その心配を言葉や態度で子供や夫に

伝えていたんだと。

 

 

母親と子供は

無意識領域で見事に繋がっている

というお話は納得できました。

 

私が不安で感情が不安定になると

娘も同様に体調が悪くなったり

メンタルがおかしくなります。

 

 

私は母親にされて嫌だったことを

そのまま全部娘にやってしまっていました。

 

 

人前では

好きなように生きればいいのよ

あなたの好きにして

結婚なんてしなくても幸せならいいよ

と言います。

 

でも、家の中では

娘に真逆のことを会話の中で

刻み込んでいました。

 

 

先生に

『娘さんはまだ若くて心が柔らかいの。母親が内と外で違うことを言ってると

混乱するのよね。』

『母親は子にとって最終の安全基地なの。私には安全基地があると心から実感している子は

どんな無茶しても大丈夫。逆に安全基地がないのに理屈だけでコントロールしようとすると

子供は私は生きてていいのかなって感じ出すの』

こう教えて頂きました。

 

 

娘たちに、特に上の娘を

ここまで追い詰めたのは私だと胸が痛いです。

 

今回、先生に打ち明けることができてよかったことは

今まであれば私はまた自分で自分を責め罪悪感でいっぱいになって

ひとり苦しんでいたと思うのです。

 

 

あなたはどんなことが好きなの?

と先生に聞かれた時

「え?」となりました。

それほど私は自分の好きな事や

自分がどんな時にどんな気持ちになるのか?

といった今回のレッスンで池田先生に何度も

問いかけられたことを意識したことがありませんでした。

 

 

子供時代

結婚するまでは母親を喜ばせるため

結婚してからが夫が不機嫌にならないために

子供たちのため

自分が何を感じているのか

何を好きなのか

どんな人を素敵だなと感じるのか?

どんなことを嫌だと思うのか?

そんなことを

考えてもいいのかと思ったほどです。

 

私はずっと感情に蓋をして

50年近くを生きてしまったんだなと

思います。

 

 

先生が、あなたは

まだ若いわよ。

私に言わせたら

生まれたてよ(笑)と抱きしめて下さった時

私は生まれ変わるんだって決意しました。

 

 

まずは教えてもらった本を買いました。

そして教えてもらった映画も今週末にまとめてみます!

 

 

煮詰まっている時は

自分をこんな風に育てた母親を憎んでいました。

憎んだまま母親はあの世に逝ってしまいました。

それも苦しかったです。

 

 

でも、今回、先生にご相談して

打ち明けた後は母親に対する思い方が

違っていることに気が付きました。

 

母もまた親からそうやって育てられ

苦しんできたんだ

母もまた今の私と同じように良かれと思って娘たちに

言ってきたんだ

そう思うと

母の気持ちもわかります。

 

 

私は子供たちの安全基地になります。

そして私も輝きます。

先生、私、急にやりたいことで

忙しくなってきて今とても心が晴れやかなんです。

 

お借りした徒然草も

読んでみます。

学生時代にした勉強とは違って

好奇心が湧いてきました。

 

 

次回もどうぞよろしくお願い致します。

 

 

心配するという感情。

 

あなたはいかがですか?

 

我が子のことや

自分のこととなると

心配しすぎてしまうという方は多いです。

 

 

特に我が子のためを思って

あなたのためを思って

と本当に思い込んでいる時の心配は

誰だって正当化してしまいます。

 

 

心配の法則

というものがあります。

心配しすぎて消耗する人の話し方|強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

それは

心配すればするほど

潰れていく、倒れていく

というものです。

 

 

これは親子関係でも恋愛関係でも

そして経営者であれば

会社経営でも同じです。

 

 

さきさき心配しすぎて

不安なことばかりを考えてしまう。

 

 

これは心配するという「癖」が

すっかり習慣化しすぎているんです。

 

 

今日も明日も明後日も

「心配する」という考え方が

蓄積されていっていることが

原因です。

 

 

人間は習慣の生き物です。

 

頭の中で考えていることも

習慣なんです。

 

 

毎日

「心配する」

「不安なことを思う」

癖が習慣化している人は

明日も明後日も1年後も

その習慣を繰り返し続けます。

 

 

そして

心配と不安が

毎日毎日休むことなく

繰り返されることで

より強固になります。

 

 

より強固になると

あなたの中に

「鋳型」ができていくんです。

 

 

それは何年もの集大成です。

 

 

その「鋳型」が

心配と不安が積み重なったものであれば

その「鋳型」にぴったりの出来事が

目の前にやってくるわけです。

 

 

 

私たちの世界は

そう思っているから

そうなる

んです。

 

 

 

繰り返し繰り返し

不安で心配を繰り返し刻み続けていると

将来かならず

「やっぱりそうなった」

ということが起こります。

 

 

 

心配しすぎで

不安がとまらないがずっと続いている時は

いったん立ち止まって

ベクトルを変える必要があります。

 

 

 

方向が変われば

新しいものが積み重なって

新しい鋳型が作られます。

 

 

 

こういうことって

実は知っていれば

手を打てること、なんですね。

 

 

徒然草の中に

こんな一節があります。

「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」

 

これは

「ほんの些細なことであっても

教えてくれる人がいた方がいいですね」

ってことを言ってます。

 

 

今ね、あらゆるところで

問題が起こっているのは

ここなんですね。

 

 

誰にも相談できない

質問できない

頼れない

 

 

これは

昭和世代前半の親に育った

子供たちの世代の中に

浸透しています。

 

 

自立の定義を間違って捉えて

生きてきてしまったんです。

 

 

自立とは

誰にも頼らず

たった一人でもなんでもできるようになる

生きて行けるようになる

と考えてしまい、その通りの人生を作ろうと

努力していくと

人生は行き詰ります。

 

 

本当に自立している人は

親以外の人に

外の人に頼っていける。

相談していける力です。

 

そして助けてもらえる

支えてもらえる

コミュニケーション能力を

身に付けている人です。

 

 

想像して下さい。

 

 

この世界で

あなたは

誰にも頼らず

誰にも相談せず

誰にも助けてもらわず

生きていきたいですか?

そんな人生どうですか?

 

さみしくないですか?

 

 

特に40代以降の頑張る女性達が

「自立したいんです」

「誰にも頼らずに自分だけで生きて行けるように」

これを求めてこられます。

 

逆なんです。

 

こうやって

自立という言葉ひとつとっても

会話の中で

その人が考えている「自立って?」と

紐解いていかないと

実は相手のことは

わからない。

 

 

みんな勝手に言葉を使っています。

そして自分のあたりまえが

目の前の人も同じように考えていると

大きな誤解をしています。

 

 

自分の言葉は

相手には100%伝わらない

くらいの覚悟を持って

会話をして下さい。

 

 

伝わると思いこんでいる人は

「良かれと思っていったのに」

「私はそんなつもりでいったんじゃない」

とずっと人間関係で

トラブルと起し続けます。

 

 

自分の言いたい事だけを

話していては

相手には伝わりません。

 

 

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この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

 

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

 

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。