香川県高松市の

強みを引き出す話し方コンサルタント

池田弘子です。

 

先日の母性型勉強会では嬉しいご報告を受けました。

ある女性はたった一回私のセミナーに来て下さった方なのですが

あることをして劇的に状況が変化されました。

 

「100%で、変わりました」

100%言い切る彼女は一体何をどう、したのでしょうか?

 

先日の母性型勉強会のテーマは「開運」でした。

 

彼女の嬉しい報告は

まさに「開運」するためのキーワードがたくさん盛り込まれていたんですね(^^)

 

彼女は自らが抱えていた悩みと問題を

みんなの前で打ち明けました。

そして、どうしたらいいのか?

その状況を打破するにはどうしたらいいのか?

 

具体的な方法をお伝えしました。

それは「声」だったのです。

 

相手が自分を無視してくる

相手に自分のいうことが伝わっていかない

相手が自分を尊重してこない

相手との関係が気まずい

相手との距離を縮められない

こういう状況に陥ってしまっている時

実は、「声」に問題があるのです。

 

 

声は意識と連動しています。

自分側の意識が

①逃げている

②引いている

③自信がない

こういう心模様の時には、

声は

①小さく

②身体の中にこもる

③滑舌が悪い

という状態になります。

 

そして

目線は

①そらしてしまう

②キョロキョロさせる

③へらへら笑ってごまかす視線

になってしまうのです。

 

 

つまり

心が引いている状態の時

私たちは

相手から見ると

こう見られているんですね。

「目がおどおどしてるなあ」

「小さい声でもごもご言ってて何言ってるのかわからないなあ」

「引いてるなあ」

こんな風に見えてしまうんです。

 

これは

実際に映像を撮って客観的に自分の

姿を見てみるとすぐにわかることです(怖いですけどね)

 

 

こういう人が

目の前にいたら、どうですか?

尊重しなくちゃいけない

と思いますか?

きちんと対応しなきゃ

と思いますか?

 

 

思いませんよね(--:)

 

一体どういう感情を引き起こさせるんでしょう?

 

 

そう、なめてかかられちゃうんです。

 

「大事にしなくてもいいや」

と判断されてしまうんです。

 

 

声と視線と意識は

常に連動しています。

 

 

しっかりと相手と向き合っている時

連動している視線は相手とまっすぐに向かっています。

しっかりと相手と向き合っている時

連動している声は、相手へまっすぐ届きます。

 

 

そう、なっているんです。

 

今は、西洋からいろいろなコミュニケーションテクニックの知識が入ってきたせいか

「目線はどこを見たらいいんですか?」

「何秒くらいですか?」

「声はどの程度の大きさですか?」

「何を言えばいいですか?」

という質問も増えてきました。

 

 

しかし、それらすべて知識です。

それらのテクニックすべてを頭に詰め込み

覚えていくことに一生懸命になっている人がいます。

 

大変です(--:)

 

 

声は、自分の「気持ち」の塊です。

だから、必死な想いは相手に伝わります。

頭で考えて「あれを言おう」「こう言えばこう思われる」

そう意識した途端に私たちの話は

伝わらなくなります。

 

耳では相手も聞こえています。

「ああ、そうですね」と返事もしてくれます。

 

しかし、本当に人に声が伝わっていく瞬間は

そういうものでは、ありません。

 

 

伝わっていくのは

自分自身が体験し、何かを感じ

感じたものが身体から溢れ出そうになり

それを誰かに伝えている時、伝えたいと思っている時。

そういう時は

頭で考えていないんです。

ただ、ひたすらに、感じたことを言葉に変えて

溢れさせているんです。

 

だから、伝わっていくんです。

だから、相手に変化を起こさせるんです。

 

 

セミナーの中では

身体を使ってワークを行うんですね。

「声」ひとつとっても

私たちは、今、身体の中に「声」が引っ込んでしまっているんです。

 

その引っ込んでしまっている「声」を

まずは思い切り身体の外に出さなきゃいけません。

 

そこで、

10メートルくらい離れた相手に向かって

「おいっ!」

「こんにちは!」と

声をぶつける訓練をするんです。

 

 

最初は声の大きさも必要です。

そして立つ位置も重要です。

声を誘導するのは視線ですので目も大事です。

 

相手に声が届いたか

届いていないか

これは10数回訓練していくと

誰でもすぐに「見える」ようになってきます。

 

「あ、今、この人は届いた」

「届かないなあ」

ということが

0か100かではっきり見えてくるんです。

 

真ん中はありません。

届くか

届かないか

なんです。

 

 

頭の中にいろいろな知識が入りすぎていると

声はもう面白いほど、届かなくなります。

 

1を勉強して

2を勉強して

3までいけば「届く」というものではないからです。

 

知識をインプットするのはそれでいいのですが

意識を変えることは

そういう頭の使い方では

まったく、ダメなのです。

 

 

声が届かない人に対して周囲は

さまざまなアドバイスをかけていきます。

「考えすぎずにただ思い切り!」

「もっと大きな声で」

「目が引いているからもっと意識を集中して」

「もっと、焦点を絞って」

 

どんなアドバイスを受けても

それを受けて「やる」のは本人です。

 

アドバイスをする側も勉強になります。

「ああ、自分のこの言葉では

アドバイスにならないんだ」ということに

気が付いていきます。

 

 

意識を変える

意識を変えさせるために

いかに「知識だけの言葉」が無力かを

思い知らされます。

 

 

相手に声がドーンと届く瞬間は

「どうにでもなれ!」という潔さ、です。

ある意味、覚悟です。

 

先ほどの100%状況が好転した彼女は

これを一発でやってのけたのです。

しかも、職場です。

職場は自分の日常の場です。

 

こういう瞬間こそ、

その人の持っている「人間の底力」が試されるのです。

 

セミナーは非日常の場です。

非日常の場では、誰だってハイテンションになれます。

しかし、職場という日常の場。

しかも、周囲は「いつも通りの職場の人達」の中で

自分だけがテンションをあげ

思い切り声を出して

相手に影響を与えてしまったのです。

だから、すごいんです。

 

彼女は同僚に言われたそうです。

「やけくそ?」と(笑)

 

そう、やけくそ、なんです。

 

もう、どうにでもなれ!

私は私をちゃんと伝えるんだ

私は私をちゃんと生きるんだ

周囲がどう思ったってどっちでもいい

100%覚悟が決まった時

その人から出てくる「声」は明らかに、変わります。

 

 

通っていくんです。

言葉が、通るんです。

尊重されるんです。

この人は軽く扱えないなと思わせてしまうんです。

 

 

覚悟のない言葉は

なめられるだけ、です。

 

こういったら大事にされる

こう言ったらなめられない言葉なんて

ないんです。

 

言葉を発しているのは

その人の身体から出てくる「意識そのもの」です。

意識=声

なんです。

 

 

声が引っ込んでいる時は

意識も引っ込んでいるんです。

目がキョロキョロしている時は

意識もキョロキョロしているんです。

 

 

これからは完全に二手に分かれます。

1000の知識を頭に詰め込み

もっともっと武装して強くしなくちゃと思う方向に行く人

 

たった一度でもいいから

全身全霊で相手に向かって行った体験のある人

 

大きく分かれます。

 

真ん中はいなくなります。

 

声が届いていく人は

どんどん届いていきます。

伝わるんです。

 

体験を語れる人は

伝わっていきます。

知識を語ろうとする人は

これから知識だけを求める人としか出会わなくなるんです。

 

 

体験とは

自分から相手に働きかけることです

受け身で待っていて

何かのサービスを受けている人は

それは体験とは言いません。

それは「お客さま」です。

 

 

自分から

自分の意志を発動させ

自分から相手に働きかける

こういう人は、どんどん言葉が溢れてきます。

 

そしてこういう人の話を

聴きたいと、世の中は求め始めています。

 

 

彼女が今回抱えていた悩みと同様のご相談を

私は過去にたくさん受けています。

そして、アドバイスをしています。

 

そこで、また2手に分かれるのです。

ひとつは

彼女のように

とにかく言われたことをすぐ、やってみた

という人。

四の五の言わずに

とにかく、セミナーが終わって

職場に行った時に「やってみた」という人。

 

もうひとつは

「頭じゃそうした方がいいのはわかってるだけど、なかなかね・・・」

という人です。

こういう人は、

「頭でわかっているけど」という口癖なんです。

前者と後者の違いは

①やってみた

②結局やってない

なのです。

 

 

やった人だけが、「何かを体験」し、「何かを感じる」ことができます。

結局やらなかった人は「何も体験していない」ので「何も感じることができない」の、現状はそのまま、です。

 

 

あなたの周りにもいますよね?

後者の人が、たくさん。

後者の人の口癖は

①頭じゃわかってるんだけどなかなかねえ

②でもねえ

③そうはいってもねえ

④そんなことでうまくいくならみんなうまくいってる

⑤言われたからついてきた

⑥めんどくさい・・

・・・という感じです。

 

口癖をあなどっていてはいけませんよ。

口癖はその人の考え方そのもの、です。

その人見抜くのは簡単です。

口癖をよく観察すればいいんです。

 

そして

口癖通りになってるなあ

冷静に観察するんです。

 

 

口癖をしゃべっているその「声」も

実はもごもごしているはずです。

はっきり滑舌よく

①頭じゃわかってるんだけどなかなかねえ

②でもねえ

③そうはいってもねえ

④そんなことでうまくいくならみんなうまくいってる

⑤言われたからついてきた

⑥めんどくさい

・・・・は、言えないようになってます(笑)

 

 

人の意識は実は見えています。

その口癖

その姿勢

その声

その視線

これらすべてで

他人には100%見抜かれています。

 

「声」を訓練することで

人間関係はあっけなく変わります。

 

「声」を相手に伝える訓練をすることで

視線や

意識も

整っていくから、です。

 

逆に言えば

視線と意識がキョロキョロして散漫な時には

声は永遠に誰にも届いていかない

ということなのです。

 

 

面白い時代に入ってきています。

 

 

分かる人は何を言わなくても通じる

わららない人は100個のアドバイスをしても

わからないという、そういう時代なんです。

 

 

知識の量ではなく

深さの問題です。

 

セミナーや勉強会、レッスンを受けて下さっている方々から

さまざまなメールやお電話を日々頂きます。

一気に本質的なお題に突入できたり

一気に深い話に入っていけたりする快感を

感じています。

 

 

私自身も皆さまと共に学ばせて頂き

成長させて頂いていることを感じています。

 

 

たくさんのご質問やご報告のメールには

必ずお返事をお返ししますので

少しお時間を下さいね(^^)

 

 

「言われたとおりにやってみた」という

彼女の素直さ

そして「どうにでもなれ」という潔さに

拍手です。

 

たった一度でも、いいんです。

必死で相手に向かったという体験は

彼女の全細胞に刻まれます。

一度体験したことを、呼び起こすことは簡単です。

 

一番大変なのは、「なんの実感もない」という状況なのです。

実感がないと私たちは

知識を求めるんです。

テクニックを求めるんです。

「こうなったらこうなる」という答えを先に求めるんです。

しかし、その方向では

掴めないんです。

 

情報化時代に陥りやすい穴なんです。

 

頭を真っ白にして

「もうどうにでもなれ!」と潔く向かうことができるか

なんです。

 

人の前に堂々とたてる自分を

作り上げましょう。

 

人に話す

ということは

意識も

視線も

声も

身体も総動員して

全身で相手に向かうということなんだ

ということを、知って欲しいなあと思います。

 

 

こんなに面白いことは、ありません。

 

人前で話す話し方ホームページを

新しくリニューアルしました。

よければご登録下さいね。

https://www.boseigata.com/

あなたの強みを引き出す「母性型勉強会」(香川高松会場)

日時:2018年1月17日(水曜日)午後6時30分~20時30分

場所:高松国際ホテル

会費:3,000円(食事代込み)

お部屋の関係上お座り頂けるお席の数のご準備がございます。

ご参加下さる方は必ず事前にお申し込みを頂けますようお願い致します。

強みを引き出す話し方 7つの法則【無料メール講座(動画付き)】

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ぜひ、ご登録下さいね。

 

この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。