強みを引き出す
話し方コンサルタント池田弘子です。
私
15年前から
国の公共機関や
県の公共事業に関する
会議や分科会で意見をさせて頂くメンバーとして
さまざまな分野の方と
交流させて頂いているんですね。
私は
人材教育や育成という分野で
お話させて頂くのですが
建設や商業、大学や官公庁の方々
さまざまなジャンルの方々の立場からの
お話を聴かせて頂ける
とても好奇心をくすぐられる刺激的な
時間なんです。
先日は大手の人材派遣会社の方や
企業の経営者の方々と
ご一緒させて頂く機会があり
まさに今は
時代の過渡期にあるんだなということを
リアルに聴かせて頂きました。
みなさんは
ご自分の身にこのコロナの影響で
どんな風に自分自身の生活が
変化しているでしょうか?
大激変したという方もいるし
別に影響はないなあという方も
じわじわときているという方も
さまざまかと思います。
コロナ前の
企業さんの大きな問題は
人材不足でした。
働いてくれる人が
いないんです。
というものです。
企業はなんとかいい人材を確保しようと
週休2日どころか週休3日を打ち出したり
福利厚生をアピールしたり
必死でした。
しかし今はどうでしょう?
女性活躍とうたわれながらも
コロナ影響で
まっさきに打撃を受けているのは
女性と非正規雇用の人達です。
ご存じのように
日本の企業は
終身雇用という
とりあえず一生涯保障をする
働き方が主流でした。
でも、もはや終身雇用は崩れ
非正規雇用が主流です。
一流大学を卒業しても
非正規雇用での採用となることだって
あたりまえになりました。
大企業と言えど
本社で採用する正規社員はわずかで
あとは子会社化にして
契約社員として働く
というスタイルも
圧倒的に多くなっています。
非正規雇用の割合が
どんどん増え
非正規雇用での採用が
もはやあたりまえという
社会がやってきています。
人手不足で
どこもかしこも
求人をしている時には
働く側も
「休みが少ない」
とか
「労働条件が悪い」
とか
「残業時間が長すぎる」
とか
「上司がバカすぎる」
と文句を言います。
しかし
これはもう過去の話です。
非正規雇用とは
働いた時間だけ
給料が支払われる
ということですよね?
仕事がある時には
社員を雇って働いてもらうけど
仕事がなくなったら
家でいてね
ということです。
家で好きなだけ
休んでいいけど
そのぶん給料は少なくなりますよ
ということです。
日本ではまだまだ
「解雇はしてはいけない」という
規制が強いので
経営者はなかなか
社員をクビにはできません。
だから
正社員を採用することは
これからも
もっと減っていくんです。
コロナで経営が悪化した体験を持つと
経営者はますます
非正規雇用の社員だけを
採用するようになってきます。
非正規であれば
仕事がある時は労働してもらうけど
仕事がない時は
休んでいて下さいねと言えるからです。
休みの間は
当然時給は発生しません。
今は緊急事態なので
国の保障もわずかには
ありますが
それも時間の問題です。
大企業は
コロナになる前から
変化しはじめています。
副業の推奨は
まさに
「うちの会社の給料だけでは
あなたの一生の人生にかかるぶんは
だせませんから
あとは自分で勉強して
ちゃんと稼いで蓄えてってね」
ということです。
日本もどんどん
アメリカのように
厳しい自己責任の世の中に
突入していこうとしています。
私のレッスンにお越し下さっている
テレビ局で番組の制作を
されている男性は
副業でスキルをいかして
中小企業のPRのお手伝いを
しています。
副業は規則ではダメだけど
暗黙のOKがあるそうです。
もともと
テレビ局でCMを作っているので
スキルは高度で
精度も高く
応用を小さな会社でいかせばいいんだそうです。
もちろん
単価は安いですが
いまのうち数をこなし
信用を重ねていけば
コンサルティング業も十分可能です。
すぐに頭を切り替え
今できることをすぐ取り組みスタートさせたのは
すごいことですよね。
あんなに
人手不足で大変だ
求人のために必死です
となっていた企業側は
この大きな変化により
一斉に求人という蛇口を閉めました。
潤沢に流れていたはずの水は
一瞬で止まり
正規社員でずっと面倒をみてくれる
という求人の蛇口は
しめられたわけです。
今後も
蛇口は
閉めたり
開けたり
経済状況のさじ加減により
変化するんです。
アメリカは日本とは違い
景気がいい時や仕事がある時には
社員を雇うが
仕事がなくなれば
すぐに解雇するできる
レイ・オフ
は普通のことです。
日本も
これから
アメリカのような
雇用形態が
あたりまえになってきつつありますね。
非正規雇用で働くと
時給の単価は同じだけど
働く時間数は
景気によって
増やしたり減らしたり調整されるわけです。
労働の時給は同じで
働く時間だけ
減らされる
となると
当然、手元に入ってくる給料は
減っていきます。
最低賃金は守られたとしても
そもそもの
働く時間を減らされていけば
収入はどんどん減っていきます。
それでも
企業は続けていかなくてはいけません。
続けるためには
企業としては
収益をあげてもらえる
優秀な人は
ずっと欲しいんです。
その一方で
あれしてくれない
これしてくれない
条件が合わない
と会社に文句ばかり言って
利益をあげることに
貢献していない人は
真っ先に
肩たたきに
あいはじめます。
解雇はされなくても
条件がどんどんどんどん
厳しくなっていく
ということが起こります。
将来に経済的な不安を感じている
という悩みは
今は、若い人の方が多く抱えています。
20代でも老後不安を抱えている人は
たくさんいます。
では老後不安を解消するために
どう考えるかといえば
節約してお金をためておく
程度だったりします。
そしてどんどん
思考も行動も
ちまちましはじめ
自分で自分を恐怖と不安で
がんじがらめにしていきます。
私は今
76歳です。
社会人スタートで
アナウンサーになった時
私はあることを
決めました。
「一生働き続ける」
と。
私の潜在意識の深い部分に
「働き続ける」というこは
インプットされています。
そう、思っているので
そう、なっています。
私にとって
働くということは
好奇心を満たす最高の作業です。
だから
毎日遊びのようで
毎日仕事しています。
休日なんて意識はなく
いつも働いています。
働く=喜び
だと思っているので
もっと働きたい
そうなるんです。
今この変化の時代が来ていますが
こんな大きな変化は
女性の人生では
あたりまえ、です(笑)
私の人生も
大波、小波、中波
船から落っこちることも。
落っこちても
ちゃんと船に捕まって
這い上がってきたり
ちゃっかりよその船に乗っちゃったりで
やってきました。
波はくる
いつもくる
毎日は常に動いていることを
体感していると
すぐに違う波に乗っちゃうことが
できます。
あっちかと思ったけど
こっちもありね。
と柔軟にすぐ
動けるわけです。
アナウンサーから
独立して
潜在意識を深く教えてくれる人に出会い
すぐに
人間科学研究所を設立。
人を教えることなんて
したことないのに
「それ、教えてくれませんか?」と
言われたことがきっかけで
教育の仕事をはじめちゃったり
新聞に連載頼まれたら
「文章の書き方教えてくれない?」と
言われたことがきっかけで
人に伝わる書き方セミナーを全国行脚したり
誉めてもらえたことを
すぐに仕事にしてきたら
今の私のスタイルになっちゃったんですね。
で、女性は特に
そういう仕事の仕方が向いていると
私、思ってます。
わかりますか?
いい意味で
ノリ
で、やるんです。
ノリで
動いちゃうんです。
乗ったらすぐに
きた波に乗っちゃんです。
波に乗るのは
簡単って思ってるので
本当にすんなり
乗れちゃうんです。
これがキモだと
わたし思ってるんですが
なかなかみなさん
頭が賢すぎて
考えてから
もっと勉強してから
もっと修得してから
もっと訓練つんでからやりますって人ばかり(笑)。
はい、勉強してる間に
おばあちゃんです。
すぐ、しましょう。
いま、はじめちゃいましょう。
でね
私はずっと動いてきたんです。
動いているので
不安を感じている
余裕がなかった
暇が脳になかった
んです。
もし私がずっと
止まっていたら
きっと
私の脳は大忙しだったと
思います。
不安なことを
勝手に想像することで
忙しかったはずです。
私たちの宇宙には
慣性の法則が常に存在しています。
動いているものは
そのまま
動き続ける
というものです。
そして逆から見ると
止まっているものは
そのままずっと止まり続けている
ということです。
私はいろんな方に
日々お会いします。
今はメルマガも発信し続けているので
知らない方とも
毎日大量のメールのやりとりをします。
そこで見えてくることは
いつも動いている人は
ずっと動き続けており
常に止まっている人は
ずっと止まったまま
ということです。
今日、フル回転で
頭を動かし
行動をしている人は
明日もまた同じことをします。
今日
何もしない人は
明日もまた同じような何もしないんです。
動きませんか?
頭を働かせませんか?
年を取ったら
スピードは遅くなるものでしょうか?
頭の回転は鈍くなるものでしょうか?
そう、思っているから
そうなっていくんです。
これから
コロナは序章だったかのような
大きな変化は
どんどんやってくるでしょう。
怖がって
萎縮して
今にどうにかしがみついて不満だけを
もらしていると
1年後2年後は
さらにきつくなってきます。
肉体的にも
精神的にも
経済的にも
いつも
変化することを
要求され順応してきた人にとっては
変化は「ま、いつものこと」程度です。
しかし
サラリーマンとして
長く安定した職場にいて
与えられた業務をこなすことに
慣れてしまっていると
ほんの些細な変化が
とてつもない恐怖に感じてしまうんです。
いまさら
他の仕事なんてできない
他の業種は無理
自分の会社が倒産したら
そのあとどうしたらいい?
不安なことばかりで
頭がいっぱいになると
その通りの現実が
やってきてしまいます。
大丈夫です。
何も怖くなんてないです。
それ、きっと
怖がり過ぎてるんです。
不安な人といっぱい話し過ぎです。
誰と一緒にいるかで
自分にぜんぶ伝染(うつる)んです。
動き続けている人と
できるだけ多くの会話を。
それが自分自身を
不安でいっぱいになる時間から
抜け出させる唯一の方法です。
自分の強みをはやく知り
「私は◯◯でも
仕事をして生きていける」
というものを
見つけましょう。
見つけたら
それを発信するんです。
そして継続する。
発信(アウトプット)をはじめたら
勝手にインプットの質と量は増えはじめます。
受け取る側から
与える側にまわった途端に
見える世界が変わり始めます。
いつも消費する側
いつも教えられる側
から
提供する側
教える側へ
変化するんです。
その方法を
知りたい人は
手を挙げて下さい。
アクションを起こして下さい。
自分から
手を挙げる人だけが
動き続けて不安がない世界へ
行くことができます。
いつも
誘ってくれることを待っている
いつも
向こうからやってきてくれることを
待っている
受け身の人は
最終的には
一番損をします。
損をし続けます。
自分の強みがわからない
という声をここ数日の
レッスンを本当によく聞きました。
次回、書きますね。
自分の強みを知る
一番簡単な方法を。
追伸 レッスンを受けて下さっている方から
大きな大きなカニが届きました(^^)
今夜はカニと会話のご馳走です。
面白いメンバーだと思うのでご馳走会話の内容を
またご報告しますね。
暗いニュースばかり見ていると
洗脳されます。
脳の中は
暗くて不安で
先行き恐ろしいことばかり
そう、洗脳されます。
そう思っていると
本当にそうなっていきます。
長い時間たくさんしゃべったり
話を聞いたことに
私たちは洗脳されていくんです。
良くも悪くも。
だから私は毎日自分を
洗脳しています。
自分が欲しい状況を
イメージし
洗脳しています。
自分の脳にどんな情報を
いれるか
意識していますか?
脳に刺激を与えましょう。
どうすれば脳が動きだすと
思いますか?
それは
今まで知らなかった知識を
学ぶことです。
脳は同じ刺激だと
学習しないように
できています。
それ、知ってるわ
と認識すると
脳は学習しないようになっているんです。
だから常に
新しい刺激を与える必要があるんです。
これから
自分のビジネスをどうやっていこう?
起業してやっていけるかな?
コロナが長引く中
会社員で生き残れるかな?
そんなことで脳をいっぱいにしていると
アラヤ識は開いてはくれません。
私たちの脳力は
リラックスして
余裕がある時にだけ
最高の能力を発揮しはじめます。
余裕は
勉強している人にしか
生まれません。
脳の中に
余裕というスペースを作りましょう。
脳への最高のご馳走は
新しい刺激です。
刺激は好奇心です。
あなたの脳に
非日常のスペースを作る
知ったかぶり講座へお越し下さい。
2時間が終わった時
あなたの脳が
動き始めることを
体感して下さい。
次回の知ったかぶり講座は
マリリン・モンローです。
お楽しみに。
次回2月14日の「知ったかぶり講座」は
可愛くて新しい女らしさを模索したマリリン・モンローの言葉の数々から
私、池田弘子の語りと共にお伝えしてまいります。
一回一回がドラマです。
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