強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。

 

今日は一人でも

人を雇っている方に向けて

です。

 

 

先日、ある経営者の女性から

こんなお話を聞いたんですね。

 

彼女の会社は

ほとんどを外部の個人事業主に

依頼する仕事でした。

 

 

しかし事務仕事や

契約関係の書類作成や

社長が出張時の来客対応のため

アルバイトの女性を

6年前から雇っていました。

 

40代後半のママさんスタッフです。

 

 

 

月、火、木、金の週に4日

勤務してもらい

日曜祝日にイベントがある時には

臨時出勤ということで

出てもらっていたんですね。

 

 

よく働いてくれるので

とても信頼していました。

 

 

2泊3泊と東京や大阪に出かけることも多い

彼女の代わりに留守の時は

お客様の対応を

してくれていたんだそうです。

 

 

 

しかし

その間にコロナ騒動がありました。

 

コロナ期間に

働き方に

不安を感じた方も多かったように

彼女の会社でも同様に

さまざまなことが起こっていました。

 

 

コロナが明け

生活が元に戻り

日々の仕事も忙しくなってきた頃

この事務方の仕事を

まかせていたアルバイトが

退職したい

申し出てきました。

 

 

この忙しい時に??

全部まかせていたのに?

 

 

退職の理由は

家庭の事情ということしか

伝えられません。

 

 

 

退職すると決めたならしょうがないと

引継ぎ書を作成しといて欲しい

伝えたところ

 

◯月◯日で退職します。

 

有給が20日残ってるんで

それを全部消化してから

辞めるので引継ぎ書を作成する

時間がありません。

 

と言われたんですね。

 

 

彼女は会社を立ち上げて

25年。

今まで人を雇ったことはあったけど

こんなことは一度も体験がなく

驚いてしまい

属している異業種交流の

同じ経営者の仲間に相談しました。

 

 

すると

「それはおかしい」

「そんなことは認められない」

「なんだそのアルバイトは!!」

と口々に言われ

私は間違ってないと思ったんだそうです。

 

 

このアルバイトの女性は

社長が留守中に

会社にお茶を飲みにきていた

同業の社長の会社に誘われ

今勤めていることが

わかったそうです。

 

 

こういうことは

人を雇っている経営者なら

体験がある方はいるはずです。

 

 

これは

立場の違いです。

 

 

私は仕事柄

人を雇う立場と

人に雇われる立場

両方から

相談事をもちこまれます。

 

100円でも安く

10分でも長く働いて利益を生み出して欲しいのが

人を雇う側

 

100円でも高く

10分でもはやく退社したいのが

雇われている側

 

 

両者の頭の中は

まったく「考えていること」が

違います。

 

 

ご存じの通り

アルバイトであっても

有給休暇は発生します。

 

これは国が定めた法律ですので

この国で仕事をしている以上

法律を犯した場合には

違反です。

 

退職の時に

有給休暇全部使ってやめる権利は

アルバイトの彼女側にあります。

 

 

アルバイトの彼女からすると

当然の権利を使って

一体何が悪いの???と思います。

 

彼女がそこまで気が付かなかったとしても

アルバイトの彼女のご主人は

「有給休暇ってあるんじゃない?」と

アドバイスをするかもしれません。

 

 

たった一人でも

人を雇っている場合

その一人が正社員であっても

アルバイトであっても

その会社で働いてお給料をもらっている場合には

雇われた社員やパートさんにも

権利があります。

 

 

権利があれば

何をやってもいいのか?

 

と腹立たしく感じる経営者の方は

多いはずです。

特に昭和の時代に仕事をしてきた

世代にとっては

受け入れ難い。

 

 

しかし

雇う側がどんなに正論を伝えたとしても

それは権利だと主張してきます。

 

 

この流れはもう止まりません。

 

 

特に20代30代の人を雇い始めた

50代60代の経営者の方は

人の感覚の変化を

肌で感じているはずです。

 

 

これからは

人の問題が

間違いなく増えてきます。

 

 

権利主張は

当たり前という人が

圧倒的に増えてきます。

 

 

 

どういえばいいですか?

 

という話し方、伝え方を

教えて欲しいと言われたのですが

実は問題は話し方伝え方以前です。

 

 

会社を守るには

1人でも人を雇っている側が最低でも

やっておくべきことが

あります。

①就業規則を作成する

②入社時に口約束ではなく雇用契約書を交わす

③就業規則は労働局に提出しておく

④36協定を交わし労働局に提出しておく

⑤有給休暇は計画的付与を適用する

 

最低でも①から⑤をしておくことで

彼女のような問題が

ある日突然起こって

業務が滞るということが

なくなります。

 

 

お客様とも高額商品や高額サービスを提供する時は

契約書を交わしますよね。

 

ここを面倒くさいからと

「お願いね」と口約束だけで

やってしまうと

あとで大変なことになります。

 

 

 

歯の予防と同じです。

歯が痛くなってから歯医者さんに行った時には

もう手遅れだったということが

あります。

 

痛くなる前に

ちゃんと手を打っておけば

高額な治療費や長期間の治療時間

痛みのストレスは

避けられました。

 

 

先ほどの女性経営者も

人に言われてやらなきゃいけないとは

思っていたけれど

つい日々の業務で面倒臭くて

ということで

手をつけていなかったそうです。

 

 

しかし

忙しいのは言い訳で

実は深層心理の中に

「面倒くさいことは直面したくない」

というものが眠っています。

 

今問題が起こっていないなら

いいじゃないか

というものがあります。

 

 

一度痛い目にあった人だけが

その後徹底して危機管理を行います。

 

 

でも痛い目に合う前の方が

絶対にいいんです。

 

 

伝え方や話し方以前に

人を一人でも雇っている場合には

整備しておかないといけないことが

あります。

 

 

一人でも人を雇う理由は

その人を雇うことによって

雇うことの何倍かの利益を上げることができるから

です。

 

そうでないのなら

雇う意味がありません。

 

 

社会貢献のために人を雇う

雇用を生み出すために人を雇う

という余裕がある会社であれば

問題ありませんが

ほとんどの会社はそうではないはずです。

 

 

利益を出すために

人を雇っているのに

雇っている人によって

窮地に立たされてしまう経営者も

多くいます。

 

 

一人で事業をしていたけれど

手一杯になったから

人を雇った。

人を雇ったから楽になるのかと思ったら

余計にストレスが増えたというお悩み

とても多いんです。

 

 

雇う側は

自分と同じくらい働いてくれるはずだから

売り上げは2倍か3倍になるはずだと

考えてしまいがちです。

 

でもそうはいかない。

 

 

相手は人間ですし

雇う側と雇われる側の頭の中は

絶対に相入れることができないほど

違うわけです。

 

 

人を一人でも雇う人は

知っておくべきことがあります。

 

 

雇われる側が

頭の中で考えていることを

知り尽くしておくことです。

それは

学べばわかります。

 

知らない人は

自分と同じだと思って

接します。

 

うまくいくわけが

ないんです。

 

 

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。