強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。
前回の記事にメッセージをたくさん
頂きました。
ピックアップしてご紹介しますね。
まさに私の事。
母親からは「自分のことは自分でできる人間になれ」と
厳しく育てられました。
小学校の時から高校までいつも委員長でした。
周囲も「私はできる人」と認識していたと思います。
社会に出て、恋愛もし結婚もし
常に頑張ってきたし、誰かに頼るなんてとんでもない
我慢は美徳だと思ってきました。
しかし、50を過ぎた頃から
だんだんしんどくなってきている自分がいました。
主人との関係もずっと冷戦状態。
仕事上の関係や友人関係も
深い関係にはなれず
孤独感は常にあります。
自由に生きている人から
「好きなことをのびのびやったらいいのよ」と
言われますが私は何が好きなのか
どう生きたいのか?など考えたこともなく
わかりません。
ずっと迷路に入っているような状態です。
頑張らないと言われても今さら頑張らない方法もわかりませんし
誰かに頼るとか弱みを見せるといっても
その方法もわかりません。
私も「私が頑張らないと誰もなにもしてくれない」と
思って生きてきました。
実際、私の主人はとても私が頼れるような相手では
ありません。
経済的にも精神的にも。
頼る相手を外に求めますが
フタを開けてみるとやはり私にとって
頼れる相手ではなく
最初は素敵だなと思うけれど
すぐに私に依存的になりだらしない人になってしまいます。
このまま後半の人生も相手に依存されてしまうのかと思うと
リセットしたい気持ちもあります。
今まさに男性社会の中で戦士のようになっている状態です。
女性性を発揮したいけれど、それをすると
同じ女性から激しく攻撃されます。
男性は優しくても女性が怖いです。
私のいる業界では女性が突出すると
男性は意外にも優しくサポートして下さいますが
女性はニコニコしていても水面下で
足を引っ張っているのがわかりますし
実際耳に入ってきます。
私は今の仕事が天職だと思っているので
もっともっとやりたいです。
女性の攻撃をうまくかわす方法を知りたいです。
女性の時代と言われて
この50年で日本の女性の生き方や考え方は
ガラリと変わりました。
しかし、根本にある性質は
何一つ変わっていません。
情報が溢れ
こうやって生きなければいけない
いい娘として世間的に評価されなくてはいけない
いい嫁、妻、母として
そして会社の中では
頑張り続け評価され続けないといけない「私」として。
こうでなくてはいけない
そうやって思っているのは
実は自分です。
勝手な自己解釈であり
勝手に思い込みです。
私が頑張らないとこの夫は何もしてくれない
本当にそうだろうか?
私はもっと頑張らないと
認めてもらえない
本当にそうだろうか?
もっと頑張れば
愛してもらえるんじゃないだろうか?
誰に?
本当に?
小さい頃からずっと
「いい子」でやってきた女性は
親が望むことを
無意識にやっていきます。
大人になっても。
勉強で頑張る=お母さんが喜ぶ=愛される
こういう構図が
無意識に入っている人も多くいます。
どんどん頑張る
盲目的に会社に尽くす
目標を達成するために
もっと努力する
この性質は男性性そのものですね。
男性性が強くなってくると
相手を受け入れていく
甘えて頼っていく
弱みを見せて相手と繋がっていく
という女性性の性質は入る余地がなくなります。
私のもとにご相談に来られる方は
「私は男性性が強すぎるんです」
「私は女性性が弱いんです」
とおっしゃられる方が多いのですが
どちらがいいとか
どちらが多いとか弱いとか
そういうものでは
ないんですんね。
見た目は「男らしい男!」であっても
中身の性質は「乙女そのもの」
という女性性が強い男性もいます。
見た目は「女らしい女」であっても
中身の性質は「戦士ですか??」というほど
男性性が強い女性もいます。
人間は頭で考えているようで
実は本能レベルで
バランスをとっているんです。
以前も書いたように
女性は50歳前後を境い目に
エネルギーが変わります。
それまで良妻賢母として
我慢してやってきた女性がいきなり
転換するケースは実は非常に多いんです。
え?あの人が?
ということが
起こるんです。
良妻賢母をリセットして
いきなり
恋に生き始める
とか。
良くある話です。
これは
今まで抑圧してきたエネルギーが
もう溜まりに溜まって
どっかんと出ちゃうんですね。
そうなると女性はいきなり
服装からメイクから
雰囲気から話す言葉まで
激変します。
反動です。
今まで抑圧していた
あらゆる欲を
解放すべくエネルギーが動き始めますので
真逆の方向にいっちゃうんですね。
私の長年の生徒さんで
若い頃からずっと大恋愛ばかりしてきた
女性がいました。
彼女はある時
急に私にこう言ったんですね。
「先生、私、嘘みたいに性欲がなくなったんです。
つきものが取れたようにさっぱり(笑)。」と。
私は彼女の仕事やプライベートもよく知っていたので
そのメカニズムはとてもよく理解できました。
今まで彼女は非常に男性的な中で
バリバリ仕事をこなし、優秀だったので
どんどん昇進していたんですね。
独身ですがとても魅力的な女性なので
いつも男性がいました。
ある意味ずっとアドレナリンでっぱなしの状態です。
それがある時期、体調を崩したのがきっかけで
自分の生活を見直すことに。
マンションをリフォームし居心地のいい空間に。
食事や運動もコーチをつけて
健康に良い食生活や運動を取り入れる毎日に。
そこから興味が仕事よりも「生活を楽しむ」や「自分を大事にする」
といった方向に意識が向き始めました。
そのあたりからいつもかっちりスーツを着こなしていた彼女が
シフォンの柔らかいブラウスやスカートに変わりました。
すっかり安心して落ち着いたんですね。
地に足がついて安心しはじめると
女性は性欲が治まってきます。
逆に言えば、刺激と興奮、ドキドキを求め続けている時は
不安状態にあります。
女性が不安な状態にある時は
ある種のフェロモンを醸し出します。
だから、ある意味「モテる」んですね(^^;)。
良いか悪いか別にして。
安心しきった女性は
あまりモテません(笑)。
安心させてくれる相手と
安心できる自分の場があるので
そこで満たされていきます。
刺激や興奮やドキドキを欲しなくなっていくんです。
メカニズムとして
不安だからオスが寄ってくるんです。
不安だから
誰か守ってというフェロモンを
本能レベルで出していきます。
その匂いを本能レベルで察知した男性が
集まってきてしまうんです。
男と女の出会いは
磁石です。
理屈ではなく
本能レベルで惹きあっていきます。
不安な時は不安な匂いに
惹きつけられる男性が
やってきます。
不安と恐怖は男性にとっては
麻薬のように甘い香りなんです。
ダメとわかっていても
惹かれてしまう。
そうやってくっついてしまった
関係は不安で繫がっているので
安心して安定した関係になった途端に
うそのように覚めていきます。
女性は
ドキドキする恋愛をしたいけれど
その相手には
安心を求めるという
矛盾したものを持っています。
ドキドキする相手のことを
自分のものにしてしまいたい
という欲求もあります。
人間は頭でコントロールできるようで
実はそうなっていません。
本能のが強いので
無意識にバランスを取ろう取ろうと
なるんですね。
抑圧されたものは
いつか必ず爆発する
これが原則です。
小さいころから
あまり抑圧もなく育ってきていると
案外、結婚してから
安定した関係を維持する人が
多いです。
抑圧、我慢という袋がいっぱいになる前に
ガス抜きが上手にできてるんです。
抑圧が大きいと
大人になってからの反動が
大きくなります。
人との関係は頭でコントロールしているようで
実はそうではありません。
ほぼ99%、自分の中の潜在意識が
動かしています。
表面的なテクニックで使えるのは
氷山の一角の上の部分だけ。
珍しく30歳の
若い女性がレッスンに申し込んで下さいました。
私のレッスンでは最年少かも??
面接レッスンでは学生さんにお会いすることもありますが
こんな若い女性からご相談を受けるのは
私も心が弾みます。
共感される方も多い内容でしたので
次回ご紹介させて頂きますね。
激動の時代に生きた与謝野晶子の人生を通して
現代に生きる女性達の
モヤモヤの正体を紐解きます。
お楽しみに。
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この7つの法則は
必ず実行できるものばかりなので
ぜひお試しくださいね。
第1の法則 セルフイメージ
第2の法則 聴き方のすごい効果
第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法
第4の法則 人から好かれる声の作り方
第5の法則 伝わる話の組み立て方
第6の法則 あがり症の克服
第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖
あなたが、弱みだと思っていることは
実は「強み」であることはとても多いのです。
あなたの中に眠る強みを引き出し
どんどん世界を広げていって下さいね。
話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。
1、説得力が増します。
2、人に好かれます。
3、笑顔が素敵ですねと言われます。
4、はっきりモノを言える人間になります。
5、断れる人間になります。
6、悩みを相談されやすい人になります。
7、話しかけられやすい雰囲気になります。
8、自信がつきます。
9、信頼してもらえるようになります。
10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。
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