強みを引き出す
話し方コンサルタント池田弘子です。
あなたは
自分の気持ちが考えが
相手に正確に伝わり
相手が「なるほど!!」と思わず
大きくうなずいてくれたらいのにと
思っていませんか?
あの人の話はとてもわかりやすい。
あの人の話にはつい納得してしまう。
そんな風になれたら
いいなと思っていませんか?
私たちは
朝起きた時、家族と話し
仕事に行けば同僚や上司部下と
お客様と話し
仕事以外では恋人や友達と
実は朝から夜まで
ずっと誰かと話をしています。
そして実は
話がうまい下手
言葉の選びの上手い下手
伝え方の上手い下手で
あなたの人生は
大きく違ったものとなっています。
にもかかわらず
「話し方」を体系だてて
学んだ人は日本人はほとんど、いません。
私は話し方、伝え方の専門家として
1000人以上の個人レッスンを
お受けしてきました。
セミナーや講義を含めると
受講して下さった方の数は
1万人を超えます。
その中からわかることは
実は日本人の9割が
ご自分の話し方や伝え方に
劣等感をお持ちです。
自分勝手に話すことは
誰でもできます。
しかし
「話す」ということは
相手に「正確に伝わって」はじめて
成立します。
相手ありき、です。
私がどんなに
正確に
伝えたんだ
話したんだと思っても
相手が
「さっぱりわかりません」
となれば
これは伝わらなかった
ということなのです。
うまく話せない理由
うまく伝えられない理由
その最大の理由は
「相手が察してくれるだろう」
という思い込みです。
これは
日本人独自の「察する」という文化があるがゆえ
です。
私たちは小さいころから
親や先生に「察してもらって」
大きくなってきました。
特に日本の子供は
親にきちんと説明をしなくても
なんとなく理解してくれ
察してくれるという環境で
大きくなってきています。
今の60歳以降の男性などは特に
お茶を欲しいと言わなくても
先にまわりが「察して」
お茶が出てきた世代です。
お茶を欲しいということを
論理的に説明し
相手に理解して
出してもらえるようにする
という訓練など
一切受けてきていないのが現実です。
今
多くの現場で起こっている問題は
「こちらはちゃんと説明しました」
「いいや。聞いてません」
言った言わない
伝えた聞いてない問題です。
医療現場だけでなく
国など行政機関の現場でも
問題があふれ出してきています。
あなたの話が伝わらない原因の
もうひとつは
これから話す内容を
自分自身の頭の中で
整理ができていない
ということです。
自分の引き出しの中の知識を
思いつくままに
出して
相手にボンボンと
ボールを投げ続けているんです。
相手は
「もうお腹いっぱい、無理」
となって当然です。
私のところにレッスンにお越し下さっている方はみな
「自分はちゃんと話しているんです。
説明もしてます。
言われたことにちゃんと答えています。
でも・・・伝わらないんです。
でも・・・なぜか怒ってくるんです。
でも・・・でも・・・」
とおっしゃいます。
相手に伝える
第一歩は
「相手は私の事をまったく知らない」
「相手は私が話すことをまったく知らない」
という大前提を持つ
ということです。
多くの人は
自分の常識
自分のものさしで話しをします。
私たちはひとりひとり
信じているものが、違います。
信じているものが
違う人同士が
何かを正確に伝えあう
これは非常に高度なスキルです。
話し下手の人は
自分のしゃべりたいことだけ
しゃべります。
話し上手な人は
相手が聞きたい話を
しゃべります。
私はすべてのビジネスマンは
話し方、伝え方を
学ぶべきだと思っています。
2021年
ここまできたかというほど
違う価値観の人が溢れ
世代間ギャップだけでは言い尽くせないほど
私たちが生きている現代の人の
価値感は多様です。
20代の人が
60代の人に正確に伝えないといけない時
40代の人が
20代の人を指導する時
60代の人が30代の上司の指示に従う時
30代の人が60代の人を雇って動いてもらう時
10年前には
なかったような
関係が、今はあたりまえです。
話し上手
伝え上手になるためには
リアルでの訓練が必要です。
もちろん基礎は重要です。
こうすれば伝わるという順番を
学ぶことは必須です。
私のレッスンでは
論理的に伝える(男性的感覚)
共感を持って寄り添う(女性的感覚)
男性性
女性性を
統合した母性型コミュニケーションの方法を
伝授しています。
時代は大きく変わりました。
私が正しい
だから私のいう事をきくべき
というコミュニケーションの方法は
もう通用しなくなりました。
いまだに継続している会社のリーダーもいますが
衰退するのは時間の問題です。
この人がそういうなら聞こうかな
この人のいうことなら納得
そんな感情を相手に湧き上がらせる
コミュニケーションの方法が
必要なのです。
大丈夫です。
私たちは
何かができるようになる時
かならずある一定期間
訓練をしたはずです。
しかし
意識してする訓練も
繰り返すことで
無意識でできる状態に
必ず到達します。
そうなれば
あとは自動操縦です。
話し方
伝え方
が上手になり
さらに「相手にずっと好感をもってもらえ続ける」という
共感力まで
オートパイロットシステムで
あなたは誰と話しても
うまく関係性を築いていくことが
できるのです。
いいでしょう?
日本の学校教育に
話す力
相手に伝える力を訓練する授業が
導入されるのはまもなくだと
思います。
日本は
それほど、遅れている。
勉強ができて優秀でも
勉強して得た知識を
多くの人に伝えて理解して受け入れてもらえる
手段を持たなければ
宝の持ち腐れです。
相手に伝わっていく
喜びを知って欲しいと思います。
今月の知ったかぶり講座のご案内です。
2021年9月12日(日)14時~16時
場所は:高松国際ホテル(※先月と会場が変更になっています!)
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