強みを引き出す

話し方コンサルタント池田弘子です。

 

あなたは

ゴルフをされますか?

ダメだしされると萎縮する人の話し方|強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子

私はゴルフはしないのですが

私のまわりには

ゴルフをされる方がとても多く

「ラウンドにいってきたんです」

「なかなかうまくならないんです」

といったお話をお聞きすることが

あります。

 

ゴルフをされる方が

同じようにおっしゃられることが

「誰と一緒に回るか」

で気分やその日のスコアや

終わった後の疲労度

「ゴルフってやっぱり楽しい」と思うか

「もうやめようかな」と思うか

全然違ってくるそうなんですね。

 

先日レッスンにお越し下さった女性は

40代後半の女性。

彼女はゴルフ歴10年。

 

でも、年に1~2回行く程度だったので

本格的に練習しはじめたのは

2年前なんだそうです。

 

彼女はよく

ゴルフがとても上手な

教えたがりの男性と

回っていたそうです。

 

教えてくれるからいいかな

と思って

一緒に行っていたそうです。

 

 

しかし

一緒に回ると必ず

初心者ですから

ミスショットの連発です。

 

ミスショットをした時

間髪入れず

その男性は

「あ~~。強すぎる!!」

「どうしてそうなるわけ!?」

「こないだ教えたこと全然できてないよね」

「何回言わせるわけ?」

「○◯ちゃんは一回言ったらすぐできたよ」

と毎回ダメ出しをされるんだそうです。

よかれと思って

ダメ出しをしてくれているのは

彼女はわかっていたので

我慢して素直に言うことを

聴いていました。

 

でも回数を重ねるごとに

だんだん自分の体が萎縮してくるのが

わかったんだそうです。

「教える」プロというのは

絶対こういうダメ出しは

しないんですね。

 

厳しくダメ出ししても

効果ないってことを

体験から知ってるから。

 

こういうことって

「教える」立場にある人は

やってしまいがち、ですよね。

 

私も彼女のその話を聴いて

なるほど~~と思ったんですね。

 

アドバイスは

100%正しくても

ダメ出しすると

結局、「うまくいく」という方向には

繋がりません。

 

言われてすぐできるなら

もうとっくに直してます。

というのが受け手の本音です。

 

相談を受けて

それに答える

こういう場合も同じです。

 

 

正論は100も承知。

 

 

よく

「悪いところがあったら教えてね」

と言われて

「そう?じゃあ・・・と」

あなたのことを思って

よかれと思って

本当のことを言ってしまうと

まず、反発が起こります。

 

 

自分の弱点や欠点間違いを

面と向かって指摘されて

それでも平常心でいられて

直していけるのはよほど

訓練をしている人だけ、です。

 

あとは

間違いを修正することで

お金を稼ぐことができるといった

明らかに自分に「利益」が

あるといった人だけです。

 

 

私も大学時代の友人に

「ねえねえ、もんちゃん(大学時代のあだ名です)

私の悪いところがあったら全部教えてね。

自分じゃわからないから」

と言われ

そのまま素直に

ここは直した方がいいと指摘したら

次の日から明らかに機嫌が悪くなっていた体験が

あります。

 

 

だから私は

求められていない場合には

絶対に弱点や間違いや欠点を

相手には指摘しません。

 

個人レッスンで

「求められている場合」には

褒める8割、指摘2割です。

その時には

あなたのことを思って言うのよ

とは口にせず

「あなたのことを大事に思っている」部分8割を

相手に伝えるようにしています。

 

先ほどの

ゴルフを教えたがり男性も

決して悪気はないんです。

 

この女性を

なんとかうまくしてやりたい

という思いがあるんです。

 

で、「お前を思うがゆえに

よかれと思って」という気持ちが

8割はあるんです。

 

でも、この8割を

言葉で伝えることを

省略しちゃってる。

 

この部分を

「そんなことはわかってるだろう」

と省略しちゃうと

相手は絶対に聞いてくれません。

 

 

聴かないどころか

嫌いになっちゃう。

 

めんどくさい人とか

一緒にいるとしんどいとか

そっちへ向かってしまう。

 

特に女性はそうなっちゃう。

 

 

あなたが上司で

部下を指導する時も

同じです。

 

 

あなたのためを思って

言ってあげてる

ってこと

いっぱいありますよね。

 

 

でも

「あなたのことを思ってるんだ」

というこの部分を

とにかく言葉にして

伝えないと

相手は誤解します。

 

誤解して辞めちゃうかもしれない。

誤解して嫌われちゃうかもしれない。

 

 

時間で言うと

10分のうち

8分は

「あなたのことを評価してる」

「あなたの努力してる部分は見ている」

と言葉で伝える。

そして

あと2分で

「今日はひとつだけ

ここにチャレンジしてみようか?」

という具合で

修正した方がいいよということを

伝えてみるんです。

 

 

ダメ出しや

指摘というのは

いわば「攻撃」なんです。

 

え?

攻撃?

私は良かれと思っていいってあげてるのに?

 

そう思いますか?

 

 

指摘は攻撃です。

相手はパンチをくらってるんです。

 

助言やアドバイスは

軽いパンチなんです。

 

相手は

「ありがとうございます」と言いつつ

不快感しか残っていない場合は

とても多いです。

 

 

いいことを教えてやった

9割自分がしゃべって

相手にアドバイスした時は

「あなた」はスッキリしたかもしれませんが

「相手」は不快です。

 

 

ダメ出しや

自己主張

相手への指摘は

「攻撃」なんだと

知って下さい。

 

 

これに対して

「聴く」

「ほめる」

「評価する」

は「受け」です。

 

受けが上手な人は

相手を自分の思うように

動かしてしまうことが

とても上手です。

 

 

ダメ出し上手になるのではなく

褒め上手になった方が

相手はずっと「上達」します。

問題も「解決」します。

 

 

力で相手を動かそうと

するのは

反発が起こるんです。

 

気分がよくなれば

相手は勝手に

あなたのいうことを

聞き入れようと

するんです。

 

 

ぜひ、試してみてくださいね。

「私もこんなことありました!」

あなたの近況もぜひ教えて下さいね。

ikeda@boseigata.com

 

追伸 東北へ出かけています。

知ったかぶり講座のネタをたくさん仕込んできますね♪

 

 

知ったかぶり講座は2023年5月14日(日)です。

お楽しみに!

 

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第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

 

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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香川県、愛媛県、徳島県、高知県、兵庫県、愛知県、福岡県、山口県からお越しの方が多いです。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。