強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。

 

60歳を過ぎても、

まだ間に合いますか?

というご相談を頂きました。

 

間に合いますか?

と相談をして下さったということは

間に合うはず。

背中を押して欲しい。

と思っています。

 

 

間に合いますか?

と相談するというアクションを

起こした、ということで

アンテナが既に立ったんです。

 

アンテナが立った人は

間に合います。

 

この女性は

2度ほど私の講座にお越し下さっていました。

 

ただ、その時は、あまりお話もされず

「先生のお話に興味があって

参考までに聴きたいと思った」と

おっしゃっておられました。

 

何もおっしゃらずに、帰られ

その後は、お目にかかっていませんでした。

 

そして2年が過ぎ

ご連絡を頂き、初めて2人でお会いしました。

 

 

年齢は62歳。

短大を卒業後、就職。

その後、飲食、服飾、金融の

業界の会社で

正社員、契約社員として働き

60歳で退職。

 

 

その後、しばらくは習い事や

カルチャー教室に通われていましたが

あまりにも時間を持て余し、

自宅にはご主人がほぼ家にいる状態なので

外に出て何かをしよう、と決め

週に4回、前職の会社の紹介で

事務アルバイトをしています。

 

 

お金を稼ぐというよりは

居場所を作り

やりがいのある時間を持ちたい

ということが目的です。

 

 

彼女には若いころから興味がある

ジャンルがあり、会社員時代からずっと

仕事帰りや休みの日には

勉強をし続けており資格もたくさん

持っています。

 

 

退職したら

自分で何か自己表現をしたい

と思っており

そのための投資だと思い

若い頃から計算したら

2千万円くらいは

つぎ込んでだはず!とのこと。

 

退職したら

自分の自由な時間を

自己表現に使うんだと決めていたど

退職して2年過ぎた今は

また同じように

会社員時代と同じ事務作業を

淡々と続けている。

 

本当はもっと自己表現したかったのに

いざ具体的に動きだそうとすると

急に

自信がない自分が顔を出す

人にどう思われるか気になる

うまくいくわけがないと

心の奥深くで思っている

ちょっとで問題が起こると

やっぱり、無理とやめたくなる

こんな繰り返しを何度も何度もしてきて

「まあ、いいか」

とあきらめる癖が身についてしまっている。

 

62歳になった時、

同世代や自分よりもっと年齢が高い人が

自己表現を上手にやっているのを見たり

実際にその人のサービスを受けたりしたことで

「やっぱり私もあきらめたくない」

という気持ちがむくむくと湧いてきた。

 

せっかくいろんなことを

お金をかけて勉強してきて

資格もいっぱい取ったのに

頭の中は誰よりも知識で詳しいのに

それを自己表現できず

不本意な毎日を送っていることに

悶々としてきたそうです。

 

そのお気持ちは

私にもよく伝わってきました。

 

私は、若い時から

ありがたいことに

インプットしたら即、アウトプットする

という習慣と場と必要性が

ありました。

 

そのため

インプットだけして

アウトプットができないという

脳内便秘(笑)には

なったことが

実はありません。

 

 

自己表現とは

何も難しく考えることはなく

面白い事を見つけた!

ねえ、ねえ、聞いて、聞いて!

こんな面白いことがあるよ!

と声を大きくして発信する

これだけ、です。

 

わあ!面白い

わあ!すごい!

これは、役に立つ!

そうやって

自分の感性がピンときたら

そのまま声高にしゃべる

そのまま文章に書く

そして外に出す。

 

 

発信とは

エネルギーなので

熱伝導と同じです。

 

 

熱があれば

伝わるし

熱が弱いと

伝わらない。

 

 

彼女のお話をずっとうかがっていて

彼女が今までしてきた体験

悶々としならも構築してきた知識

たくさんお金を投資してきた資格

これらをちゃんと棚卸し

自分が知らない「自分の強み」を知り

サービスにすれば

小さくはじめて

継続することで

必ずファンがついてきます。

 

100人いれば

100人違うわけです。

 

Aさんにとっては「?」と思うものでも

Bさんにとっては「お宝」なのです。

 

それは発信してみないと

反応はわからない。

 

今の時代は

ものすごく恵まれています。

 

 

例えば香川県で言えば

県の税金で無料で

ITツールの相談を受けることができたり

電子出版をしたい

ブログでサービスを作りたい

メルマガをはじめたい

主婦だけど起業したい

スマホしか使えないけど

ホームページで発信したい

お金はかけられないけど、起業したい

こんなお悩みを

無料で相談でき

手取り足取り教えてくれる環境は

いくらでも整っています。

 

 

今やどこの県でも

このようなサービスは

受けられます。

 

 

でも、実際は

無料で相談していいんですよ。

 

なんでも助けますよ。

 

と公開していても

実際に申し込んでくる人は

ほとんどいないのが現実だそうです(^^:)。

 

 

これは、本当に面白い現象なのですが

私も、講座の後やレッスンを受けた方には

いつでも連絡していらっしゃいねと

お伝えしていますが

実際に電話をしてくる

メールを下さるという方は

ほんのわずか、です。

 

私がまだアナウンサー時代、

独立する前は

本を読み漁っていた時期がありました。

 

共感する本の著者には

すぐに直接話を聴きたくて

連絡をして

お会いできませんか?と

会いに行っていました。

怖いもの知らずなのと

会いたい人には会えるもんだと

思い込んでいるので

そうなりました。

 

 

実際にお会いすると

みなさんおっしゃるのが

「実際に会いに来る人はほとんどいません」

ということをおっしゃいます。

 

当時のベストセラー作家の先生は

ある講演会の司会をさせて頂いた後

いつでも電話して下さいと連絡先を

頂きました。

 

私だけでなく、他の方にも

同様に連絡先を渡していたそうです。

 

しかし、

電話をしたのは

私だけだったということを

後で知りました。

 

 

実は、世の中には

こういうことが

いっぱいあります。

 

 

どうぞどうぞと

門戸を開けているのに

誰も入ってこない。

 

わざわざ

難しく考え

お金がかかるだろう

嫌わるかもしれない

迷惑かもしれない

 

 

そんな先入観が先に入ってしまい

まずは動くというアクションを

やめてしまう。

 

 

それも全部

思い込みです。

 

 

会えないかもしれないけど

会えるかもしれないんです。

 

通らないかもしれないけど

通るかもしれない。

 

そんなもの

やってみないと

わからない。

 

叩いてみないと

ドアがあくかどうか

分からない。

 

でも、叩いたもの勝ちですよね。

なんでも。

 

叩かずにおいて

誰かが叩いて中にかるがる

入っちゃった。

 

そしてそれを見て

後悔する。

 

それは

嫌ですね。

 

打ち手はいくらでも

あります。

 

自己表現は最高のご馳走です。

そして老けない最大の要素です。

 

 

自己表現を

あきらめるなんて

もったいない。

 

 

62歳で間に合いますか?

と私に聞いて下さるのは

私がうんと年上だから、ですね(笑)。

 

 

人の目が気になる

のもわかります。

 

 

でも、

多くの人は

善意です。

いい人が多いと思っていると

そうなります。

 

 

他人は

悪意を持っており

基本的には悪い人が多い

と思っていると

そうなります。

 

 

私たちは

思い込みの世界で

生きています。

 

 

マイナス思考で

物事を否定的に考えがちだったり

他人に対して

批判的に考えてしまう

のであれば

それは

今までの思い方の「癖」であり

育った環境でしみついた「癖」です。

 

 

だから

新しい「思い方の癖」で

上書きしちゃえばいいですね。

 

 

先日ご紹介した女性のように

思い方の癖に気づき

朝の時間を「私は今日はこう思う」と

意識する時間を変えること。

そして

たくさん会話する相手を

気を付けること。

 

 

不安になった時は

相談すれば

いいんです。

 

不安になった時

ただ不安を抱えてずっと落ち込んでいる人と

すぐに相談する人がいます。

 

相談すれば

作戦が立ちます。

 

作戦は具体です。

不安は抽象的でボヤーっとした中にいます。

 

私は今、形にしたいなと思っていることがあり

さあ、どうしようかな?と困ったので

思いつく限りの人に電話して

相談しました。

するとすぐに解決策が見つかり

いま、具体的な作業にかかってもらっている最中です。

 

これを

私ひとりが

悶々と悩んでいても

私の頭の中にはないので

出てきませんよね。

 

人の頭の中に

入っているものを

教えてもらったら

すぐに方向が見えてきました。

 

相談はすぐにするのが

いいんです。

 

ほとんどの人は

善意です。

 

教えてもらえます。

助けてもらえます。

知識や経験がある人ほど

親切に

これでもかというほど

教えてもらえます。

 

 

もう歳だから

という言葉出てくるのは

感情が老化しているんです。

 

脳の中の感情を司る部分が

老化をはじめるのは

「使わなかったから」です。

 

使わないものは、衰えます。

筋肉も同じ。

 

やろうという気力も

使っているから

湧いてくるんです。

 

使わなかったら

老化します。

 

そう思ってるから

そうなります。

 

1000人いても

「はい、それ下さい」と

手を挙げる人は

1人しかいません。

 

世の中は

そうなってます。

 

次回の知ったかぶり講座

9月4日(日)です。

お楽しみに。

 

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この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

 

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。

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