他人と比較してしまう癖

強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。

今日はちょっと心の傾向性のお話を。

 

誰しも

隣の芝生は青く見えるってこと

あると思うんです。

 

周りの人がうまくいってる話をきいたりすると

「いいなあ、あの人はうまくいってるのに

私はなんだかうまくいかないわ。。。」

 

誰かがパートナーに大切にされている様子を見ると

いいなあ、私も大切にされたい

でも、実際、自分は大切にされてない。。。

 

ついこうやって

他人と自分を比較して

落ち込んでしまう

そんな人は

実はとっても多いです。

 

見た目はとっても華やかで

自信がありそうに見える女性でも

内面は

誰かと比較して

自分はだめだと思い

落ち込んでしまう

という人は

本当に多いんです。

 

 

逆に

私は自信たっぷり

いつも選ばれます

という人も

実は「比較の中」で生きているんです。

 

本人なかなか

気が付きませんが

実は、比較なんです。

 

 

よくあることなのですが

大勢の人が集まった会場で

有名な人や

リーダー的な存在から

「あなた!素晴らしい」と一人

選ばれ壇上に上がったりすることって

よくありますよね。

 

その時、

選ばれた人って

優越感でいっぱいで

嬉しくて

引き上げられた感覚いっぱいで

もう満足って感覚になって

戻ってきます。

 

こういう体験した時

過剰に喜んで

あんなすごい人に選んでもらえたっ

ってなっちゃう人は

その後、どうなると思いますか?

 

 

実はね

あとで、苦しくなるんです。

 

あんなすごい人に

認められている私。

 

こんなすごい人に

選ばれている私。

 

こういうことに価値を置いているので

「もっともっと、すごい人に認めてもらいたい」

「もっともっと、あんなすごい人に選ばれたい」

そうなっちゃうんですね。

 

 

だから

誰かが選ばれた

私は選ばれなかった

ってなっても

うらやましいって

なる必要ないんですね。

 

うらやましい

私だって、本当は選ばれるはずなのに

ってなっちゃってしまう人は

やっぱり「比較の世界」で

生きてしまってるんです。

 

 

もっともっと

もっと愛されたい

もっと選ばれたい

もっともっともっと

あんなすごい人に

もっともっととなっている時の心の状態を除いていると

「今は足りない」

なんです。

 

ない

から

もっと、欲しいんです。

 

 

枯渇してるから

もっともっともっとの

レースから降りれないんです。

 

 

目の前に

立派そうな人や

成功してるような人がいると

いきなり

「この人すごい人」ってなっちゃって

すごい人=自分より上の人

って構図をすぐに作りあげてしまうことも

ひとつの傾向性です。

 

これ、癖ですね。

 

誰かの下に入りたい。

誰かの下でいうことをききたい。

そういう心の癖なんです。

 

 

でも、そうやってると

いつまでたっても

あの人=すごい人

私=あの人の下

のままです。

 

出てくる言葉も

すごい人の下にいる私が

いつもしゃべってるから

なんだか

おかしい。

「こんなすごい人に認めてもらってる私」

「こんなすごい人に愛されてる私」

ってのが

言葉のはしばしに

でちゃうんです。

 

 

無意識のうちに

いつもすごい誰かを探して

その人の下に自分をおいて

いる証拠です。

 

 

これ繰り返してるうちは

ずっと苦しいです。

 

アドレナリンでっぱなしの

緊張状態。

 

戦闘状態ですね。

 

観察していると

目がいつも緊張していたり

顔がこわばって笑顔になってたりします。

 

 

だって

選ばれ続けないと

ダメなんですから。

 

すごい人に。

価値ある人に。

 

 

選ばれないとだめな私であれば

もし選ばれなくなったら

どうしましょう?

 

そのすごい人が

誰か違う人を選んだら

どうしましょう?

 

 

いつもすごい人に

愛されてないとダメな自分なら

もし、そのすごい人が

自分以外の人に目が向いたら

どうしましょう?

 

 

すごい人に認められたい

誰かに選ばれたい

 

それは

結果であり、そこに執着しはじめると

苦しみが始まります。

 

 

目の前で誰かが

選ばれて喜んでいても

「ああ、そうなんだ」

それだけでいいんです。

 

過剰にうらやましがる必要もないし

自分がそこに行きたがる必要もない。

 

 

選ばれ続けたい

そうやって

もっともっととなってしまう

心の中にあるものは

「まだまだ足りない」

です。

 

足りない

枯渇している

だから

欲しいんです。

だからもっともっとなんです。

 

 

私はレッスンやセミナーでは

正しく「欲しがること」は

大事って教えてます。

 

正しく、です。

決して他人と比較して

「ない」ものを探し

欲しがることではないんです。

 

 

あなたは

いつも

選ばれていないと

不安になりますか?

 

 

人の心の中にどんなものが

あるのかは

喋っている言葉に

見事に表現されていきます。

 

自分は無意識にしゃべっています。

でも、それはすべて

心の中で

そう思っているから

そうしゃべっているんです。

 

隠しきれません。

 

 

考え方の方向が

1ミリずれていると

1年後、3年後には

大きなズレとなります。

 

 

華やかな称賛の

落とし穴に気が付いていけるのが

母性型です。

 

 

しなやかに

しぶとく

生き残る

です。

 

 

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またあなたの会話の引き出しをひとつ増やして下さいね。

 

お楽しみに。

 

 

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。

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