香川県高松市の

強みを引き出す

話し方コンサルタント池田弘子です。

 

社員研修のご依頼を頂きました。

最初に申し込んで下さった会社の社長さんがご友人の社長さんを

ご紹介して下さり、その社長さんの奥様が私の個人レッスンを受けて下さり

その奥様の主催されている集まりで「会話術グループレッスン」を

受けて下さることになったんです(^^)

面白いですよね。

 

こういう流れって年に時々あるのですが

感じるのは、人はやはり似たような人と繋がっている

ということなんです。

 

個人レッスンを受けて下さった奥様は

初回のレッスンの時から

まるでスポンジのように話を吸収して下さいました。

 

「そう!そうなんです!

今まで漠然としてたことを

言葉にしてもらってる感じです!」と何度もおっしゃって頂き

あっという間の時間でした。

 

そしてすぐにご紹介下さったその方の主催されている

集まりに来られている女性達もまた

彼女と「似たような雰囲気」の方が多いんですね。

 

長くお付き合いされているということで

姿勢や

表情や

髪型や

話し方

相槌の打ち方まで

本当によく似ていました。

 

とっても居心地のいい方ばかりで

これからしばらくご一緒できて楽しみが増えました。

 

うちの社員どうにかならない?

さて、「うちの社員どうにかならないか?」とご相談に来られる時の

社長さんの気持ちって、想像つかれますか?

 

どうにかして欲しい。

でも、面と向かって社員には言えない。

だから、教育でどうにかならないか?

ということなのですが、

 

その「どうにかならないか」

というのは一体どういう内容なのだと、思いますか?

 

 

どの社長さんにおたずねしても

同じことをおっしゃいます。

 

それは

「常識がない」

なんです。

この「常識」というものが、くせもの、なんですね。

常識は、人によって違います。

 

誰かと一緒に食事している時に

ずっとひじをついて食べているのもその人にとっては「常識」

すぐに友達言葉に崩れるのもその人にとっては「常識」

手紙をもらっても返さないのもその人にとっては「常識」

ゴミが目の前に落ちていて拾わないのもその人にとっては「常識」

お茶を入れてくれて「ありがとう」と言わないのもその人にとっては「常識」

上司がご馳走してくれた時、何も言わずに店を出て知らん顔もその人にとっては「常識」

目上の人との会話にも「うん」と言うのもその人にとっては「常識」

人が話している時にスマホをいじるのもその人にとっては「常識」

 

つまり

すべて「些細なことばかり」

です。

 

しかしその「些細なこと」が

積み重なって

相手の感情を大きく損ねてしまうのです。

これが面接であれば

どんなに満点で

どんなに優秀な経歴で

どんなに理路整然と話をしていても

「なんとなく、嫌」と思われてしまうもの

それがこの「些細なこと」なのです。

 

そしてその「些細なこと」は

すべてその人にとっては「常識」です。

 

つまり、あたりまえ、です。

つまり、日常、です。

そして、無意識レベルでやっていること

なのです。

 

 

人はその「些細なこと」で腹を立て

「些細なこと」で「なんだか嫌この人」と思い

その人を判断します。

社内で起こる問題も

実は「感情」がスタートなんです。

まず、小さな火がついてしまうんです。

その小さな火は

些細なこと、なんです。

 

挨拶を返さなかった

無視をした

御礼がなかった

「ご馳走様でした」がなかった

報告なく勝手にやっちゃった

など、本当に些細なことなのです。

 

そこから

いろんな人の感情が絡まりはじめるんです。

 

「あの人なんだか嫌」から始まり

仕事の内容などどんどん

難癖が付き始めます。

理屈は後からついてきているんです。

 

火はどんどん大きくなる。

大きくなった火をなんとか鎮火しようと

上司は一生懸命「正論」をぶつけますが

ことの発端は「感情」が原因ですので

感情に対して正論は

一切聞き入れてもらえません。

 

頭で考えると

論理や理屈で物事は進みそうですが

実際仕事は

人間関係で進んでいくんです。

 

人間関係をいかに

うまくやれるかがカギです。

 

人間関係をうま~くうま~く円滑にできる人が

仕事を続けていくことができますし

周囲に応援されていくんです。

 

 

人間関係を円滑にできる人がやっているのは

実は特別なことでは、ありません。

 

あの人は特殊な魅力を持っているから

と思いがちですが、違うんです。

 

人間関係を円滑にできる人は

「些細なこと」を徹底してやっているだけ、なんです。

 

相手に好かれようと好かれようと

努力するより

相手を不快にしない

相手の嫌なことをしない

相手の嫌がることを言わない

それを意識するだけで

一気に抜きんでていきます。

 

それは口で言えば

あまりにも当たり前すぎること、なんです。

 

 

人が話をしている時はその人を見てよく聴く

汚い言葉を使わない

姿勢が伸びている

人の前を歩く時には、「失礼します」と頭を下げる

会社であれば

お客様がいらしたら、立ち上がり目を見て挨拶をする

電話が鳴れば2コール以内に受話器を取る

これらすべて「あたりまえ」といえば「あたりまえ」です。

 

しかし

その「あたりまえ」ができている人が

あまりにも少ないがゆえに

「ちょっと意識」して

「些細な行動」をしている人は

それだけで

目立ちます。

選ばれます。

「彼女は(彼は)すごいよね」

応援されます。

 

 

仕事をする上で

本当に大事なことは

あまりにも当たり前すぎて

マニュアルにも、なっていません。

 

家庭で躾けられるものだと

考えられているから、です。

 

人間関係を円滑にし

会社で尊重される存在になっている人は

その「ほんの些細なこと」を

やり続けているんです。

 

もはや習慣になっているんです。

 

大事にされない

仕事がうまくいかない

なぜか「自分が思っていることが他人に伝わっていかない」と感じている人は

誰かの地雷を踏んでいるんです。

その地雷は

自分にとっては「気にもしない些細なこと」です。

しかし誰かにとっては「許せないこと」だったりするのです。

 

そして

決して面と向かっては言ってもらえないのです。

黙って去っていく

だけ、です。

 

 

悪いところがあったら教えてね

嫌な事があったら言ってね

とお願いしても

100%本人の言ってはもらえません。

 

だから、自分で気が付くしか、ないんです。

言ってもらえないから、です。

 

 

私は組織の研修の中で

マナー研修を行っていますが

目的は

「相手の嫌がることに気が付いていけること」

です。

 

こんな人が嫌

こんな態度が不快

こんなことをされて嫌だったというエピソードの数々を

これでもかと、出し合います。

 

そうやって

気が付いていくのです。

 

「あ、私、やってるかも・・・・」

「・・・それって、不快に思う人がいるんだ・・・」

と愕然とします。

 

 

相手の話しを姿勢を正してちゃんと聞く

言葉を崩さない

こんなことって、「些細な事」です。

 

 

しかし

人は、見ています。

 

その「ちょっとしたこと」を見ているんです。

その人が意図して話している自己主張や

話の内容にはまったく興味がありません。

 

そんな「些細なこと」がいい加減な人に

とてもじゃないけれどいい仕事はまかせられない

とてもじゃないけれど引き上げようとは思わない

からです。

 

何か資格を取らなくては

何か特殊な能力を身に付けなくては

と必死になっている人ほど

「ほんの些細なこと」が抜けていることが

多いのです。

 

 

抜けていても「平気」なのが、その人にとっての「常識」です。

常識は人によってさまざまです。

 

社会人としての常識にのっとって

やって下さい、なんている指導は

まったく意味がありません。

 

受け取る側の「常識の基準」が違うんです。

 

自分の常識を他人に押し付けると苦しくなります。

私たちが生きている社会は

自分の常識が通じないのが「あたりまえ」です。

 

実は家族であっても

夫婦であっても

自分の常識が通じないのです。

 

これからは

その会社にとっての「常識の基準」というものを

明文化し、ひとつひとつ

教えていく必要があります。

 

知らないから、できない

のであって

知れば、できる

のです。

「うちの社員は常識がない」

ではなく

新しく「常識の基準」を教えるのです。

 

腹が立ってストレスをためるのではなく

新しく「教える」んです。

 

そうすることで

どんどん社長さんのストレスは消えていきます。

 

 

他人が嫌がる些細なこと

に気が付くには

自分が他人にされて不快だったことに

敏感であればあるほど、いいのです。

 

他人にされて嫌だったこと

他人にされて不快だったこと

他人にされて「縁を切ろう」と思った瞬間

他人にされて「傷ついた」こと

 

自分が感じた「心がチクリ」とした瞬間を見逃さず

「ああ、こういうことされたら嫌なんだな」という体験を

たくさんしている人ほど

他人に対して地雷を踏まずに済むのです。

 

自分の感情の動きに敏感な人は

他人の心を察することにも敏感です。

 

自分の感情の動きに鈍感な人は

他人に対しても平気で地雷を踏んでいます。

 

 

人が離れていくのには

離れていく理由が、あります。

それは理屈ではありません。

感情です。

 

なんとなく嫌

なんとなく腹が立つ

 

言葉にできない感情なのです。

 

その感情を引き起こしているのは

ほんの些細なこと、です。

 

それが

マナー

なんです。

 

 

社会人としてちゃんと学んできたであろう

最低限のマナーがあるか、ないか

そこで容赦なく判断されてしまうのです。

 

社会はそうやって

できています。

 

自由でフランクな社会のように見えて

人は誰しも

そういった「些細なこと」で

人をはじいてしまうのです。

 

 

社会に出る前に

徹底的に基礎を叩きこまれた人は

幸せです。

 

まだまだ通用するんです。

 

人を雇う側が

もっともストレスを感じ

もっとも悩んでいるのが

抱えている社員の問題です。

 

仕事ができないできる以前の

「些細なこと」にイラついているんです。

 

 

逆に言えば

「ほんの些細なできて当たり前のこと」を徹底して

やっていくだけで

あっけなく抜きんでていけるのです。

 

 

 

些細なことを大事にしていくことで、自分が他人に大事にされていく感覚を

掴んでいきましょう。

どんどん目の前の扉が開いていきますよ。

あなたの強みを引き出す「母性型勉強会」(香川高松会場)

日時:2018年1月17日(水曜日)午後6時30分~20時30分

場所:高松国際ホテル

会費:3,000円(食事代込み)

お部屋の関係上お座り頂けるお席の数のご準備がございます。

ご参加下さる方は必ず事前にお申し込みを頂けますようお願い致します。

強みを引き出す話し方 7つの法則【無料メール講座(動画付き)】

cropped-header_950250-のコヒ_ー

ぜひ、ご登録下さいね。

 

この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

強みを引き出す話し方7つの法則【無料メール】

 

Follow me!

The following two tabs change content below.
愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。

最新記事 by 池田弘子 (全て見る)