強みを引き出す

話し方コンサルタント池田弘子です。

 

今年もあとわずかとなりましたね。

今年も話し方レッスン

そして母性型勉強会にたくさんの方に

お越し頂きありがとうございました。

 

お越しくださった方の中には

新しいことをスタートさせた方

古い関係を断ち切り

新しい関係をスタートさせた方

いろいろな方と

濃いやりとりをさせて頂くことができました。

 

今年最後に

今、3ケ月コースを受けて下さっている女性から

メッセージを頂きました。

ご快諾頂きましたのでご紹介致しますね。

彼女は1年前に管理職になり

部下や社外の人の前で

話しをしなくてはいけない立場になりました。

大勢の人前で話すことは大の苦手。

しかも、部下には「言いたいことも10分の1も伝わらず」という

状況。

八方塞がりだった時に

私のところにご連絡を頂いたことがスタートです。

 

先生とのレッスンの中で

私がいかに自己犠牲の塊だったかって

気が付きました。

我慢することは美徳って

もちろん思っていました。

 

先生との会話の中で

「それって、どうしてそう思うのかしら?」

「それって、大事なことかしら?」

とやわらかく聞かれ

「え?」と立ち止まりました。

 

私は厳しい母親に育ちました。

父親は仕事人間でほぼ家には不在でした。

母親は実家が大きな家だったので

世間の目を特に厳しく私に

言い聞かせて育てられました。

 

母親は

私が自分を犠牲にして

何かをしている姿を見ると

ものすごく誉めてくれました。

 

私が何かを我慢していると

「えらいわね」と頭をよく

撫でてくれました。

 

逆に

自分の気持ちを話したり

こうしたい

ああしたい

と自分のやりたいことを

話したり行動すると

激しく怒られました。

 

 

自分勝手に生きて!

わがままばかり!

◯◯ちゃんを見てみなさい!と

いつも

誰かと比較され

育ちました。

 

徹底的に勉強もさせられたので

いい学校に入り

いい会社には入れましたが

50歳近くなった今

「私の人生って何だっただろう?」

わからなくなってきていました。

 

管理職になっても

先は見えているし

この先もこのままいくのかな?

 

あと10年、15年と会社につとめ

機械的に仕事して

60歳過ぎた時

私どうなっているんだろう?

 

ふと漠然とした不安を抱えていた時に

先生に出会いました。

 

先生とのレッスンを重ねていくうちに

私の中に巣くっている

「こうでなくてはいけない」という

強烈な存在を見つけました。

 

自己犠牲=素晴らしいこと

我慢=美徳

 

そして

自分の気持ちを優先させること=悪

って思い込んでいることを

発見しました。

 

そりゃあ、

自信をもって話すなんてこと

どんなにテクニック勉強しても

できないはず、です。

何時間でも話を聞くことは

できるのですが

自分の気持ちを

自分の言葉で話すことが

できない理由がわかりました。

 

 

私が部下に

「普通、こうするよね?おかしいよね?」

と責めたり

「こうあるべきじゃない?」

と自分を犠牲にしない人を見ると

異常に腹が立ったり・・・

そのモヤモヤの理由も

はっきりわかりました。

 

管理職になっても

部下や周囲の人の顔色が

やけに気になり

いつも神経すり減らしていました。

 

上司には

管理職にはなったけど

いつ「やはりお前は使えない」と

いつ思われるか

不安でした。

 

友人関係も同じで

表面的には仲良くできるけど

関係を深めること

苦手です。

 

もっと近づきたい

でも

近づきすぎると

離れたくなる

 

困っていても

悩んでいても

誰かに気軽に相談したり

心うちあけたりといったことが

極端にできません。

 

先生がおっしゃる

「弱みをさらけ出す」ということを

小さい頃からしたことがないので

正直わかりません。

 

周りには

気軽に人に甘えたり

すぐに距離を縮められたりする人がいますが

私はどうしてもその壁が

やぶれずにいます。

 

 

どうしてこんなに気を遣ってばかりになるんだろう?

どうして自分の弱みをさらけ出すことが

こんなにもできないんだろう?

どうしてここでこんな態度をとったら

損するのはわかっていても我が出て素直になれないんだろう?

 

ずっと

悩んでいました。

 

池田先生とのレッスンを繰り返すうちに

私の根っこの部分に

鍵があることがわかりました。

 

わかってもらえたような

安心感がありました。

 

私は努力すれば

なんでも手に入るはず

一人で頑張れば

どうにかなると

思って生きてきました。

 

でも、ここにきて

一人ではどうにもならないということを

体験しています。

 

 

私はずっと不安定なまま

がむしゃらに自分一人で

頑張ってきたんだなと思いました。

 

 

安心感がある時

人ははじめて能力を発揮しはじめる

という先生の言葉

今はよくわかります。

 

 

私はずっと不安でした。

不安で不安定だったので

どうしても

あっちへこっちへ

意識が散漫になり

あれこれ手を出してみては

がっかりするの繰り返し。

 

めいっぱい聞いてもらい

トンネルの中から抜けたような

気がしています。

 

今までさんざん

自分を一番最後に考え

自分を我慢し続けてきました。

そのせいか

他人にまでそれを強要する自分だったことに

気が付けてよかったです。

 

 

もっとはやく知りたかった

と思うと同時に

今がその時とも思います。

 

背中に羽が生えたような気分です。

 

来年のレッスンも引き続き

よろしくお願い致します。

 

3つ子の魂、100まで

と言います。

 

幼児期

まだ心がふわふわに柔らかい時期

子供は親からの言葉のシャワー

浴びて心を形成します。

 

子供は

「無条件で愛してくれる」

「無条件で安全を確保してもらえている」

という心の安全地帯が

必要です。

 

小さなお子さんを育てているお母さんは

お子さんが砂場で

砂遊びに夢中になっている時の

様子を思い出して下さい。

 

ねえねえ、見て見て

お母さん、見て見て

と何度もお母さんの方を見てきます。

 

お母さんがちゃんと見てるのを

確認するとまた

夢中で砂遊びに没頭します。

 

そして何度も「見て見て」を

繰り返します。

 

何度も「見て見て」「見てるわよ」を

繰り返し

もうお腹いっぱい

ってほど抱きしめてもらった体験のある子どもは

心の中に「安全地帯」がしっかり

築かれます

 

一度築かれた安全地帯は

その子の一生にわたって

心の中をあたため続けます。

 

安全地帯がしっかりある子供は

大人になった時

安心して

さまざまなことに挑戦したり

他人と関係を築いていくことが

できるのです。

 

 

心の中に安全地帯がある人は

誰がやってきても

自分の気持ちをまっすぐ表現すること

できます。

それはまっすぐ表現しても

自分は拒否されないことを

知っているから、です。

 

それと同時に

自分が困った時には

「ねえ、助けてお願い」

とSOSを出すことができます。

弱みをさらけ出すことで

自分の身を守ってあげることが

上手にできるようになるのです。

 

今、私のところに

ご相談にお越しになられる方の多くは

人に大変な気を遣って

ものすごく消耗して疲れ果てていたり

本当は自己主張したいのに

アピールできず

いつも出遅れて

チャンスを逃したり

自分の本音を無視して

相手に合せすぎて

自己嫌悪に陥ったり

そしてまた

「頭じゃわかっているけど」

ついつい意地を張りすぎて

相手との良好な関係を破壊してしまったり

という内面を抱えておられます。

 

 

みなさんこうおっしゃいます。

私は

僕は

こんなに努力しているのに。

こんなに相手のことを思っているのに。

どうして

こんなになるんだろう?

私の何が悪いんだろう?

 

そう思ってしまっても

しょうがないですよね。

 

でも、

大丈夫です。

 

自分を必要以上にせめてしまうのも

心の癖なんです。

無意識のうちに

心にインプットされた

考え方のせい、です。

 

だから

新しい考え方を

入れてやればいいんです。

 

大人になってからでも

私たちは

見ていて欲しいし

抱きしめて欲しいし

困った時は助けて欲しいし

自分の気持ちを誰かに打ち明けたいのです。

 

それは

当然の欲求です。

 

心のメカニズムを知り

「ああ、私はこうして欲しかったんだなあ」

と知るだけでも

私たちは

他人に対して

共感し

理解することが

できるようになれます。

 

 

母性型勉強会や

母性型会話術では

共感をキーワードに

安心感のある関係を築ける方法を

お伝えしています。

 

私たちが幸せに生きていくうえで

一番大事なことは

安心感です。

 

これを言ったら壊れる

あれを言ったら壊れる

そんなモロイ関係ではなく

あなただから言える

あなたのことだから真剣に言える

そんな安定した関係が

ここあそこにある人の人生は

豊かです。

 

 

鎧を着て

自分を大きく見せて

誰にも弱みをさらけ出すことができな人生は

一見強そうに見えて

実はもろいんです。

 

 

私たちは不安になると

誰かを疑うようになっているんです。

隣の大事な人を

疑いはじめると

足元が不安でグラグラしはじめます。

 

 

グラグラした足元の上に

何を築いても

大きくすればするほど

崩れる度合も大きいんです。

 

 

言葉は愛情です。

優しい人のところに

人は集まります。

優しい言葉をつかいましょう。

あなたが誰かの安全地帯を作って

あげられる存在になりませんか?

 

 

話す力が人生を変える

というメッセージを伝えたくて

このブログ、そしてメルマガも続けています。

 

また2020年

みなさまにお目にかかれますこと

楽しみにしております。

 

一年間お読み下さって

ありがとうございました。

どうか良いお正月をお迎えくださいね。

 

誰も教えてくれない世の中学校のルールをこっそり教える母性型勉強会へどうぞ☆彡

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どうぞご理解とご協力をお願い致します。当日会場での現金のやり取りをなくしたいと思っております。ご理解ご協力

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あなたの強みを引き出す2020年1月 母性型勉強会(香川県高松市)

日時:2020年1月22日(水)午後6時30分~20時30分

場所:高松国際ホテル

会費:3000円(食事代込み)

ご参加下さる方は必ず事前にお申し込みを頂けますようお願い致します。

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第1の法則  セルフイメージ

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第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

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話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

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7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。