強みを引き出す話し方コンサルタント池田弘子です。

昨日の知ったかぶり講座にお集まり下さった方から

いろいろなメッセージを頂いています。

 

昨日は大人数の方にお集まり下さって

楽しい時間を過ごさせて頂きました。

 

笑ってしまったのは

「先生のメルマガの中に

リアクションがある人は好かれる、ということが

書いてあり、先生に好かれようと思って

メールをしました。下心がわざと透けて見えるように

書いてます」と(笑)。

ユーモアがありますよね。

 

もちろん、シタゴコロ、大歓迎です。

 

昨日は岡本かの子を取り上げました。

岡本太郎を生んだ小説家ですね。

底知れぬ女性

波乱と爆発の人生。

通常の夫婦生活ではなく

かの子の愛人と夫婦は同居、さらに次々と

恋人が現れる。

 

おかっぱ頭に奇抜な服装

濃い化粧。

明治大正に当時の常識を超えた結婚生活で

注目を浴びた女性です。

その息子、岡本太郎。

岡本太郎の言葉が

今の時代、若い人に

響いているそうです。

読まれた方も多いのでは?

どのページを開いても

とてつもない熱量の言葉が

読んでいるものに

飛びかかってきます。

 

本の中からです。

 

仮に親の顔色をうかがって就職し

安定を選ぶとしようか。

が、それが青年自身の人生なんだろうか?

俺は生きた!と言える人生だろうか?

 

もちろん変化は怖い

だがその時の決意するのだ。

よし、駄目になってやろう。

そうすると

もりもりと力が湧いてくる。

 

喰えなきゃ食えなくても、と覚悟すればいい。

それが第一歩だ。

その方が面白い。

やってみもしないで

最初から引っ込んでしまう。

 

そういう迷いを心の底に

圧し殺してる人が

ほとんどだ。

 

そう決意したという情熱が

自分を尽き動かしてくる。

どの章を開いても

ズドーンズドーンと

言葉が刺さってくるのです。

 

 

アツイ言葉には

熱量があります。

その熱量が人の心を動かします。

 

岡本太郎の母

岡本かの子のその人生を知り

ご参加下さった方々の心の中に

ムクムクと、何かが湧き上がって下さったようで

よかったです。

 

 

さあ、そして

早速ご参加下さった方が

急ぎでお願いしたいということで

ご連絡を下さったことがあります。

 

ハッとして

ぱっと動く、その行動力が

もうすごい。

 

それは

どうすれば目の前の人を

自分の方に関心を持ってもらえるようになるのか?

もっと言えば、

どうすれば私の言葉が

相手に刺さるのか?

その方法を教えて欲しい

ということです。

 

つまり

一転語(いってんご)を

使えるようになりたい

ということですね。

 

 

一転語とは

相手の心を

たった一言でバシッと掴み

自分の方に向けさせてしまう

強い言葉の事を言います。

 

あなたは

それを知りたいと

思いませんか?

 

私は、いつも

そんな言葉を使いたいと

思っています。

 

そのためには

人間がもつ5つの本能的欲望を

知らなくてはいけません。

 

人間はどんな時に

動くのか?

 

正論では人は動きません。

善意だけでは動かないことは

昨日の講座を受けて下さった方は

知ったはずです。

 

では一体

どうすれば

目の前の人が

あなたの思うように

あなたの望むように

動いてくれるのでしょう?

 

 

人間の本能的欲望とは

5つ、あります。

①生存本能

②群居衝動

③自己重要感

④性欲

⑤好奇心

これを満たしてくれる人に

人は惹きつけられます。

逆に言えば

これを満たすことができていれば

人はあなたから

離れようと思っても

離れることができない。

 

それほど強いもの。

それが

本能です。

 

本能の欲求は

理性をはるかに超えます。

おすもうさんと赤ちゃんほどの

力の差です。

本能の圧勝です。

 

 

ひとつづつ

お話します。

 

①生存本能とは

生きていたい、死にたくはない

という根本的な本当です。

 

飢えや貧しさはここにあたります。

飢えや貧しさ?私には無縁だわと思いますか?

 

実はそうではないんです。

 

例えば、会社勤めをしている女性が

上司に嫌な人がきてしまいいじめられるとします。

 

彼女は会社を辞めさせられそうな勢いです。

 

そうなった時、彼女の頭の中には

こんなことが渦巻きます。

 

会社をクビになるかも

仕事が次、ないかも

仕事がなくなると

食べていけなくなるかも

貧乏になってしまうかも

食べるものが買えないかも

飢えで死ぬかも

 

極端だと思いますか?

 

でも、人間というのは不安になった時は

自分を冷静に俯瞰することができなくなります。

 

職を失う=飢え

まで最悪の連想をしてしまうのが

「不安」という脳の状態です。

 

老後不安をなぜ考えてしまうのか?

と言えば

原因はひとつです。

 

それは「不安」という脳の状態になると

人間は冷静ではいられなくなるという性質があるからです。

 

不安な時ほど、詐欺にひっかかるのは

そういう理由です。

 

不安な時は、何かにすがりたい。

だから、甘い言葉、自分にとって都合のいい言葉が

すっと入ってしまうんです。

 

不安は俯瞰することでクリアになります。

その方法は簡単ですので

ぜひ体得して下さい。

 

 

②の群居衝動です。

これは人は一人では生きていけません。

孤独を恐れ、仲間を作ろうとする欲望です。

 

私は人に嫌われても平気。

一人でも大丈夫と口で言っていても

本気で独りぼっち、誰からも誘われない。

 

疎外された状態になると恐怖になってしまうのです。

だから人は何かに属していたいと

思うのです。

嫌でも属していたい。これが本能の力です。

 

そして③自己重要感

これは「私は重要な人間なんだ」

と思いたいという欲望です。

もっと言えば、私は人より優れていると思いたい

というプライドです。

見え透いたお世辞でも、言われると嬉しいのは

ここがあるから、です。

逆に、自己重要感を引き下げられた相手のことは

強く憎みます。

 

水面下で恨みを引き起すのです。

取扱いに注意が必要です。

 

④性欲です。

性欲とは単に「セックスがしたい」とい欲望だけではありません。

理性のある人間にとっては

セックスに至るまでの過程が

重要なのです。そこには

男として強く見られたい

女として熱く見つめられたい

という欲望があります。

それは50代からどんどん強くなっていきます。

女として見られたくない

 

 

⑤好奇心

これは「もっと知りたい」新しい情報を

知りたいという欲望です。

そこには人が知らない情報を

自分だけが知りたいという欲望もあります。

 

世の中に

いわゆる悪徳商法というものが

なぜなくならないのか?

 

新興宗教がなぜなくならないのか?

それはこの5つの人間の欲望を

知り尽くし

巧に操縦しているから、です。

 

 

昨日の講座でもお伝えした

人間の性(さが)というものがあります。

 

 

どんな人でも

心の奥には悩みがあります。

そして恐怖があるんです。

 

 

うわっつらの会話しかできない人は

何回会っても

目の前の人の心の奥の本音部分にまで

辿り着くことは

できません。

 

 

相手の本音を引き出すには

相手が心底、願っていることを

知るには

相手がいつも気になって眠れないほど

恐怖していることの正体を知るには

自分がどう話すか?

 

どうすれば相手は

それを私に見せてくれるのか?

 

 

そのカギは

自分の話し方に、あります。

 

多くの人は

うわっつらの会話しか、していません。

 

その場を合わせて適当に

会話しているだけ、です。

 

その後に、どんなに

あなたが伝えたいことを

相手に伝えたとしても

その話の内容は相手の心を動かすところまでは

到底辿り着くことは

できません。

 

 

テクニックだけを知って

やっている人は

ここからはもう通用しない時代に

突入しています。

 

 

人間の本能を知り

人間の「性(さが)」を勉強していない人は

同じ場にいても

話しが通じていかない環境に

なってきています。

 

 

人間の悩みはつきつめれば

3つです。

保身

見栄

この3つが自分の中にも相手の中にもあるんだ

ということを知り、自覚することです。

 

きれいごとばかり

並べている人は

人間を知らない人です。

 

人間は修羅場になった時に

その人間の本性が明らかになります。

日常は隠されています。

 

きれいごとで

ぼんやりぼやけています。

日常はそれで通用するんです。

 

しかし

人間には必ず修羅場というものが

やってきます。

それは年齢を重ねた時に

密な関係になればなるほど

お金もからみ

欲や愛憎がからみ

こながらがった状態の時に

「あれ?この人、こんな人だったの?」

ということが起こります。

 

その時に

私は知らなかった

私はいい人なのに

みんなはひどすぎる

とか

私はお人よしだから・・・

では通用しません。

 

 

人間というものは

時に残酷な面を持っているんです。

それは

自分が生きるか死ぬか

我が子の一大事

そんな時には

きれいごとでは

処理しきれない。

 

 

訓練しましょう。

私は話す力を教えています。

話す力を鍛えるには

人間を知っていなければ

話し言葉は自由自在には

でてこないんです。

 

 

訓練を重ねていく人は

確実にレベルアップしていってます。

 

次回知ったかぶり講座

10月9日(日)です。

リクエストを頂いた

毛沢東の妻「江青(こうせい)」を取り上げます。

毛沢東、最後の妻。

江東25歳、毛沢東45歳の時に出会い、不倫関係から

ファーストレディまでのぼりつめた人生を語ります。

お楽しみに。

 

 

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この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

 

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。

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