母性型会話術の

池田弘子です。

 

講演が終わった後

懇親会がありました。

 

参加して下さった方々と話をしていた時のことです。

 

ある男性が女性とのトラブルを

話題に出していました。

 

「捨てられた、許せない」とわあわあ騒ぐ女性を見ると

興ざめしてしまうんだ、という話でした。

 

お酒も入ると舌もずいぶん滑らかです(^^:)

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男性達は、「わかるわかる」

「なんでそんな女だと見破れなかったかなあ・・って思いますよね」

と。

 

口々に、男性達が

「そうそう」と共感をしはじめるんですね。

 

すると

一緒にいた一人の女性が男性達にこう言いました。

 

「あら、そうはいっても、いい女でも

相手のことがものすごく好きになったらそうなってしまうんじゃない?」

 

すると

話題を提供した張本人の男性が

間髪入れず、こう言ったんです。

 

「いや、ないね。

いい女は、捨てられないから

 

なるほど。

 

私は、その言葉に妙に納得したんです。

 

 

「捨てられた」

という言葉を使う時

私たちは、どんな心模様なのでしょうか?

 

 

捨てた

捨てられる

ということは

現実的な問題ではなく

気持ちの問題です。

 

美人であっても

男性と別れることは、あります。

 

 

捨てたれた

と言って泣いている

つまりこれは

「被害者意識」を持っている

ということです。

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捨てられた

という言葉が出てくる「おおもと」は

被害者意識にあります。

 

 

被害者意識は

どこから生まれるか?

 

 

それは

自分の心の中のコップの中に

「自己重要感」が多大に不足していることから

起こります。

 

 

自らの中に

自己重要感が溢れている時

私たちは決して

相手と別れたとしても

「捨てられた」という言葉は出てこないのです。

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「捨てられた」という意識を微塵ももっていないので

そんな言葉がでてこないのです。

 

 

彼女たちは

彼らに共通することは

「自分が捨てられる立場にあるとは思ってもいない」

というところです。

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これは

会話をしていると

すぐにわかります。

 

「捨てた、捨てられた」

という言葉は

その人の心の中を表しているに過ぎません。

 

被害者意識を持っている人は

いつも

自分以外の他人に対して

怒っています。

 

美容院で「自分の思ったようなイメージにならなかった、ひどい!」

病院で「私の診察を丁寧にしてくれなかった。許せない」

上司に「私ばっかり、こんな仕事させて、許せない」

 

彼ら彼女らの発想は

常に

相手が加害者であり

私は、被害者、なんです。

 

被害者意識を自らの中に持っている限り

加害者ばかりが、現れます。

 

面白いほど、現れます。

毎日、です。

 

理由は

自らが被害者なので

関わる人すべてが加害者という立場になってしまうのです。

 

私、かわいそうな人

あなた、悪い人

という構図が習慣になってしまうのです。

 

 

自分がその現実をわざわざ

作っているんです。

 

 

ある店でのクレーマーは

どこの店でもクレーマーです。

 

ここで怒っている人は

あそこでも

むこうでも

怒っているんです。

 

 

先ほどの

「捨てられた」と言って泣いている女性は

男性に「捨てられる」以前から、

自らの心の中に劣等感を抱いていたのかもしれません。

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捨てられるのではないか

と思っていたのかもしれません。

 

「捨てられた」という被害者意識は

他人への依存心が強いことから

起こります。

 

 

他人に依存したい

他人に好かれていたい

という意識です。

 

そうではなく

誰と付き合おうと

誰がなんといおうと

私は私で素晴らしい

私は私を十分誇りに思っている

という自尊感情があれば

余裕が生まれます。

 

 

余裕がある人を

いい男

いい女

と人は、感じるのです。

 

 

相手に執着してしまう時

自分側に余裕は、ありません。

 

 

余裕がなくなると

どんなに容姿が美しい女性でも

どんなに見た目がかっこいい男性でも

魅力を失うのです。

 

 

余裕がある人に接した時

私たちは、「なんて魅力的なんだろう」と感じます。

 

 

余裕がない人に接した時

私たちは、「見た目は悪くないのに、なんだか魅力のない人だなあ」と感じてしまうのです。

 

 

身近な人への悪口や

不満や批判が口からよく出てくる場合は

要注意です。

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理由は

今、うまくいっている人は

環境や人に文句を言いません。

 

今、うまくいっていない人は

環境や人に文句をいい続けます。

 

言葉は見られています。

 

自分が思っているよりもずっと、見られています。

 

自分は自分のことをわかりません。

 

しかし他人が自分を見定めるのは一瞬です。

 

しゃべっていることを

聞いていたら

どんな人かは、すぐにわかるんです。

 

 

あなたも

わかりますよね?

 

上司がどんな人か

部下がどんな人か

夫がどんな人か

妻がどんな人か

あの友人がどんな人か

あの先生がどんな人か

ちゃんと

見えているはず、です。

 

私たちは、見られているんです。

 

 

話していることは

聞かれているのではなく

見られて、いるんです。

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言葉を見張りましょう。

 

自分がしゃべる言葉を見張りましょう。

 

自分が無意識にしゃべっている言葉通りの未来がやってきます。

 

自分次第です。

 

意識が、大事です。

 

 

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愛媛県今治市生まれ。共立女子大学劇芸術学科卒。母性型経営@提唱。母性のものさしを学ぶ母性型勉強会を主宰。あなたから買いたい、あなたにまた会いたいと思ってもらえる話す力を個人指導。話し方を指導して40年。研修、講演回数は1500回を超える。

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